ブラームスはお好き?(定演覚え書き)

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世の中、ブラームスが好きな人は多いと思う。特に交響曲。私もそのうちの一人だが、4つの交響曲に順番を付けるとしたら、4>1>2>>>>>3という感じだ。3番は何がいいのかさっぱりわからない。
しかし、8月ももう終わろうかというある日、一通のメールが来た。私が所属するアマチュアオーケストラからで、次回の定期演奏会のメインはブラームスの3番だという。3番?よくわからない3番??
...と言っていても仕方が無いので、CDを聴き、ミニスコアを買ってきた。これって、かなり難しいんじゃね?と私がさらりと聴いただけでもそんな感じがする。別に超絶フレーズが並んでいるわけじゃないのだが。ネットサーフしてみると「アマチュアには難しい曲」というような言葉がずらりと並んでいる。えーっ、こんな曲を弾くの?と昨日こわごわ最初の練習に出てきた。

ええ、特A級の難しさでしたとも。特に第1楽章。フレーズ自体は第4楽章の方が「要練習」だが、第1楽章のアンサンブルの難しさといったら、縦の線を合わすとかいう以前の問題。ブラームス特有の、ひねった構造がいっぱい散りばめられているw
ただCDを聴いていると本当に何でも無い箇所が、弾いている方にはトラップの嵐。昨日はおいら同じ所を3回ミスって、思いっきり目立ちましただ。だって、実際に弾くのは初めてだも〜ん(と言い訳)。1stVn, 2ndVn, Vlaがバラバラに弾いているものが繋がって、一つのフレーズになる...というのはよくあるパターンだが、なぜ2ndVnだけ4+2+4になるのかと(泣)で、一見5+2+4に見えるものだから、カウントを何度も取りまちがったわけで。ええ、ソルフェージュは苦手です。プログレかよw  ちなみにここは6/4拍子なので、もう表拍も裏拍もあったもんじゃない。休符を数えるのに必死でございます(爆)もう覚えるしか無いな...。
ただ、地道にレッスンに通っている成果はあるかもーと思ってしまった。転調がわりと読めるようになったのと、初見でもアルペジオを弾くのが楽になった(音程が合っているかどうかは別として)。地道に音階練習やエチュードをやってみるものですなあ。

それにしても、昨日の2ndVnは2人だけ。私と、もう一人は初めて見学に来た人なので、必然的に私がトップ席に座ってじたばたするという、恐ろしい状態だった。今年度もこの調子で疲労困憊するのかな...困った。

ちなみにサブメインの曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番。この曲、大好きやー。いかにもモーツァルトという雰囲気で、明るくて。A-durという調性が、こういう明るさの一因かもね。無料楽譜をダウンロードしてみたけど、いかにもモーツァルトの2ndVnだなあ、という感じ。この曲を演奏できるのが、すごく楽しみ。
ブラームスもさらわなくちゃね。はあ...(いまだに1楽章の良さがわからん)

20100906-2.jpg
楽譜を見ているだけでは、何がむずいのかわかりませんな。この難しさを実感できるのは「中の人」の特権かもしれない(爆) あ、私はシンコペーションも苦手です。これくらい続くと、だんだん数えるのが面倒になり、気がつくと拍の頭がわからなくなります。で、こういうときに迂闊にも主旋律に気を取られると、さらに自分の位置がわからなくなります。ここはどこ?w

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このページは、しづが2010年9月 6日 22:29に書いたブログ記事です。

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