David Fray, Leif Ove Andsnes

| コメント(4) | トラックバック(0)
11月に来日するパリ管弦楽団のチケットを購入した。
東京を始めとして全国で8公演あるのだが、私が購入したのは京都コンサートホールでのもの。
プログラムは6種類あって、東京の3公演はそれぞれ曲目が違う。最初は東京へ行こうと思っていたのだが、どうも「帯に短し襷に長し」状態である。横浜もしかり。
そんな中京都公演を見たら、おお!これならいいじゃん、というプログラム。というわけで、激混みが予想される秋の京都へ行くことにしたのだ。

ちなみにこの日のプログラムは
メシアン:忘れられた捧げもの
ラヴェル:ピアノ協奏曲(ピアノ:ダヴィッド・フレイ)
ベルリオーズ:幻想交響曲 である。
プログラムのバリエーションにシューマンのピアノ協奏曲だとか、オープニングにビゼーの交響曲なんかがあり、それはそれで聴きたいなあと思ったのだが、組み合わせとしてはこれが自分なりの一番だろうと。メシアンはこれから聴かなくちゃ。

で、ピアニストのダヴィッド・フレイって誰だ?とググったら、ジャニーズばりのイケメン兄ちゃんが出てきましたよ。いやーん、格好良すぎ。なんでもグールドの再来だとかなんとか言われているらしいけど、これを見ると確かにグールドちっくだわな...猫背なところがw 
グールド好きの皆さん、いかがですか? ありー、この人バッハでしょっちゅうダンパーペダルを踏んでるよ。私は踏まない派ですが、皆さんはさあどっち?

チケットのことだが、友の会の先行予約のあとなのでどれくらい残っているだろうか?と思っていたら、やはり「ちょ、ちょっと...」という席ばかりだった。「前から2番目の列の端」とか「シューボックス型のサイドの2階・しかもオケの真上」という音響的にどうよ、というところばかり。どうしようもないのなら、ここにしちゃるわー!とパイプオルガンの真下の席を買った。というわけで、音響は極悪だけど音は二の次、パーヴォ・ヤルヴィの指揮をじっくり見てきますわよw

ピアニストネタということで、もう一つ。最近気に入っているのが、レイフ・オヴェ・アンスネス。先日ストリーミング配信でパリ管弦楽団の定期演奏会を見たのだが、この人がパーヴォ・ヤルヴィの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第2番を弾いていた。地味といえばかなり地味なんだけど、ワタシ的には非常に好感の持てる演奏だったというのが感想。
で、ちょっと演奏を聴いてみたのだが、ヤンソンス&ベルリン・フィルとやったシューマンのピアノ協奏曲が大ヒット。いやー、いいっすよ、これ。ブラームスの時はかなり抑えめのテンポだったけど、シューマンではちょっと速め。でも、ドタバタせずに落ち着いているのよ。どっちかっつーと第3楽章のオケの方が跳ねまくってるw
この人も秋には日本でリサイタルを開くみたいけど、曲目を見るとずらっとショパンが並んでいたので、聴きに行く気が失せた。ごめんね(爆)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ns.concordia.to/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/746

コメント(4)

こんちは。
私なら「幻想」は遠慮したいところ。
......Bプロでしょうか。
ラヴェルにペトルーシュカでは、まるで「のだめ」ですが、私にとっては結構グッときますね。

まいどー。

こればっかりは、人の好きずきですなw
ちなみに私の周囲のプロ数名に聞いたところ、みな「パリ管でその2曲だったら、幻想だねー」という返事が返ってきました。母集団少なすぎですな(^_^;)

私のベストは「ビゼー、シューマン、ベルリオーズ」ですが、この組み合わせのプログラムは無いんだなあ。残念。

パリ管はやはりミュンシュ時代がベストで、ビシュコフ時代が一番ひどかったように、「わたしは」思っています。
とにかく、あの「たらこ」を見るのもイヤ。
バレンボイムならベルリオーズもいいかもしれませんね。いわんやミュンシュなら文句なし。
逆にこの二人のストラヴィンスキーは聞きたくない、という思いもどこかにあるのも正直なところですが.....

た、たらこ…(^^; いや、そのとおりだけどw
そんなこと言ったら、パリ管はクリュイタンスでしょう…って、ちょっと違うがな、あんた(パリ管じゃないでしょうが)。

わたしゃ金管鳴りまくりの曲はダメダメなので、ストラヴィンスキーは誰がやろうがちょっとねー、ですわ。

8日にあったパリ管定期のストリーミング配信を見ながらこれを書いているのだけど、ダヴィッド・フレイ君がラヴェルのピアノ協奏曲弾いてます。意外と第2楽章が良かったりして。しかし、食堂の椅子みたいなピアノ椅子には笑える…。
指揮はエサ=ペッカ・サロネンだけど、この人団員にも観客にも人気あるんだねえ。コンマスのドガレイユさん、相変わらず穏やかな笑顔がステキ(はあと)。

コメントする

このブログ記事について

このページは、しづが2011年6月18日 21:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「定期演奏会終了」です。

次のブログ記事は「アルフォンス・ミュシャ展」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。