サルミアッキ

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サルミアッキ...それは某TV番組で「世界一不味い飴」と紹介されたこともある、北欧ではメジャーな菓子のこと。うーん、どんな味なんだろ?と探してみたところ、どうやらフィンランドから取り寄せられるらしい。
サルミアッキ1箱は1ユーロちょっと。日本円で120円くらいだ。もうひとつ頼んでみるか、と魚型の袋入りサルミアッキも注文した。2つで3ユーロ、送料が11ユーロw
バッカじゃねえの、という声が聞こえそうだが、ここらへんがオトナの遊びゴコロといったところである(爆)

で注文して10日後に、サルミアッキはマイナス25℃のフィンランドからやってきた。
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おお、本当にフィンランドからだ。全然読めんぞw アメリカ・イギリス以外から何かを買ったのは、初めてではないだろうか。

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で、これがそのサルミアッキ。紙箱のが一番メジャーなものらしい。中はいきなり怪しげな黒い菱形の飴が...。

で、口に入れてみた。しょっぱいなあ。でも別にそんな騒ぎ立てる程のものか?と思っていたら、そいつはいきなりやってきた。アンモニアと薬草が混じった、何とも表現しがたい味。日本人の考える「不味い」のカテゴリーに無い味だ。ぐえ、確かに美味しくないわ。でも「不味い〜」などと考えながら舐めることができるのだ。飴といっても硬めのグミのような感じなので、もうダメ、と思ったら飲み込むこともできる。

家に届いた翌日はバレンタインデーだったので「バレンタインデー特別プレゼント」と称して、あちこちに配った。といっても「世界一不味い飴があるんだけど、食べてみない?」と言って、配ったのである。予告無しでいきなり食べさせると、一生恨まれそうだからね(爆)
ちなみに私が今まで食べた中で一番不味かった加工食品は、アメリカのキッズ用冷凍TVディナーである。あれは最後まで食べられなかった。まあシュールストレミングやふな寿しに手を出していないからなあ。ちなみにチーズはブルーかウォッシュでないと食べた気がしないのだが、納豆汁はNG。アレを食べたときには泣きそうになった(顧問先だったので断ることも残すこともできなかった)。レバーペーストもダメっす。それに比べれば、サルミアッキなんて可愛いものよ。

もう一つ、不味いもののお話。
サルミアッキと同時期に、オートミールを買った。オートミールのポリッジといえば、これまた好き嫌いが分かれる一品である。冷たい牛乳をかければどうということはないが、牛乳で煮るのが正しいポリッジのあり方。一度食べてみようと思って作ってみた...激マズ。さらに砂糖やシナモンを入れると、もう耐え難い食べ物?と化してしまった。ほんとにMTTって、毎日これ食べてるの?(正確に言うと「カーシャ」だし、砂糖はいれていないと思うが)
原因は「べったりと糊状になったオーツ麦」である。あまり煮込まずにかつお節と醤油で味をつけ、溶き卵を落とすと結構イケる。雑炊の代わりに使えるぞ、これは。

しかしオートミールの一番美味しい食べ方は、やはりクッキーだと思う。
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見てくれは悪いが、食べだすとやめられない止まらない。自分で作ったからバターと砂糖の量にドン引きしてしまうが、それでもあっという間にたいらげてしまった。イカンですよ、これはw

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コメント(2)

こんにちは。
「遊びごころ」というより「物好き」なのではないかと思いますけどね。失礼ながら。
絵柄もなんだか「サルモネラ」を連想させるしね。。
「サルモネラ」でなければ「コマ」??

どもども。
センセ、サルモネラってこんな形してるんですか?w
こういうのって、別の意味での「大人買い」だと思うのよ。コドモの頃はわざわざお金を出して、不味いと判っているものを買おうという気も起こらないしねえ。

サルミアッキを配って観察の結果、男性は耐性があまり無いですな(だいたい吐き出す)。つーか、最初から引いて手を出さない人間多数w
女性は食べて「うーん、確かに不味いですねえ」と冷静に語る傾向アリ。これは主婦業をやっているときに「どうしようもなく不味い物」を作ってしまい、仕方なく自分で食べて処分する、と言うことを経験しているからだと思うわ(←もちろん自分も経験ありだよーん)。

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このページは、しづが2012年2月19日 22:20に書いたブログ記事です。

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