ミュージアム・ウィーク

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三連休はずっと気にかかっていた家の掃除やメンテナンスをやる、ということでさくさく実行。しかし最終日の朝から抜けるような青空を眺めていると、ちょっと自転車で出かけてみようか、という気にもなるもので。
なんでも市街地で「ミュージアム・ウィーク」と称して色々な催し物をやっているそうなので、行ってみることにする。
といっても開催期間は8日まで。つまり気がついたのが、最終日だったわけですなw

中でもお目当ては、OEKメンバーによるミニコンサート。場所は石川四高記念文化交流館とのこと。
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これが四高記念文化交流館。今日は自転車にもかかわらず、E-420にCONTAXレンズ3台と久々に気合たっぷり...アンタ、コケたらどーすんのよ。いくらカメラ用のザックとはいえ、ねえ...。
久しぶりのCONTAXは相変わらずこってり系だった。で、金沢市民歴数十年、初めてこの建物の中に入りましたとさ。てか地元民は機会が無いと、こういう施設に入館しないよねえ。

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今日は30分の無料コンサート、一応定員は30人...だが、30人どころかその2倍弱は入っていたのではないだろうか。
プログラムを見るとアイネ・クライネ・ナハトムジークの第1楽章とか、ドヴォルザークのアメリカの第1楽章といった、超有名曲が並んでいる。ところが突然プログラム変更、30分のコンサートはドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」全楽章、となってしまった。
楽章の間にチェロの大澤さんのコメントが入る(3~4楽章間は無し)という謎のコンサートwだったが、なんかすごく中途半端。このザワザワした残響ゼロの場所で聴くのだから、お気楽名曲シリーズでやって欲しかったよ...。まあ、弾く方は「アメリカ」全楽章でも、お気楽にやっていたんだろうけどね(仕事だし)。
よく駅構内のコンサートとかあるけど、あれを聴いている人はどういう気持ちで聴いているんだろう(謎)。

県立美術館で鴨居玲展をやっているようだったが、行くのが面倒になり、香林坊界隈をウロウロ。その辺に置いてあるチラシを見ていたが、やはり泉鏡花モノのイベントが多いですねえ。てか、ソレしか無いのか>金沢
久しぶりに香林坊大和へ行ってみると、紀伊國屋書店が改装されて、小洒落た文房具も置いてあった。偉いぞ、紀伊國屋書店!去年「富山大和の紀伊國屋書店は広いのに...」とここで書いたのが効いたか?(んな訳ない)

ところで「アメリカ」の第1楽章の冒頭の有名な旋律、ヴィオラが弾いていると知ってちょっと驚きw ずっとチェロだと思っていたのよ。しかしよくよく聴いたら、チェロはヴィオラの1小節前で入っているんですねえ。今日の最大の収穫はこれを知ったことかな(爆)

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こんちは。

もう5年前くらいになるかな?
ラ・フォル・ジュルネか何かの関連行事だったと思うけど、四高記念文化交流館で宮田さんの演奏をききましたよ。
演奏者との距離がチョー近くて、聴いているほうが緊張するくらいだったから、とても60人も入るような部屋じゃなかったと思うけれど。

それ以外ではこれまでに一度も入ったことがないかも。。。

どもー。
調べてみたら、あの建物の中に多目的利用室ってのがいくつかあるようです。さすがに昔の教室(だよね?)だけあって、小学校の教室と同じくらいの広さみたい。

あはは、2倍弱という書き方が悪かったな。定員が30人とのことで、それくらい椅子が並んでいましたとさ。で、立ち見がざっと20人はいたな…ということで、60人はいないと思う。
「演奏者が通りますので、道を空けてくださーい」と主催者が人をよけたり、、大澤さんが「何なら、僕らの真ん前に座ってもいいですよ」なんて言っていましたから、結構立ち見はいたと思います。さすがにカルテットの真ん前で体育座りをする人はいませんでしたけどw

あの建物、旧制第四高等学校が閉校してからは金沢大理学部や金沢地裁として使われていた時代があったそうで、ちょっと驚きました(今日2番目の収穫)。

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このページは、しづが2012年10月 8日 21:33に書いたブログ記事です。

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