ラ・フォル・ジュルネ金沢 2013(その2)

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ラ・フォル・ジュルネ金沢の2日目。アートホールでは12時から18時までピアノのリサイタルがズラッと並び、しかもドビュッシー、ラヴェルのソロやデュオ、と鼻血がでそうなプログラムである。
でもねえ、色々と忙しいんですよ...と言い訳をしてみる。ほんとに聴く気があれば、行くだろうよ(汗)

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交流ホールでもいろいろと催し物あり。今プログラムを見返して思ったんだが、フラメンコは見ておけばよかった(TдT)
通路にはこの数日の写真がズラッと貼られている。

で、今日買ったチケットは1枚だけ。
大阪フィル(井上道義指揮)のサン=サーンス・交響曲第3番「オルガン付き」。
これの前のプログラムは同じく大フィルでベルリオーズの「幻想交響曲」だったが、こっちは一昨年パリ管のすんごいのを聴いちゃったので、もういいかと。
私はどっちかっつーと2管編成のあまり大きくない曲が好きなのだが、なぜかサン=サーンスの「オルガン付き」とベルリオーズの「幻想交響曲」は大好き。サン=サーンスの「オルガン付き」は第2部後半のオルガンが出てくるところが、ジョン・ウィリアムズの映画音楽ちっくだわあ。おまけにこの曲は循環形式なんで、くどくどと主題が出てくるところがこれまた映画音楽っぽい(謎)。だからといって、ジョン・ウィリアムズが好きなわけじゃないんだが...。

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コンサートが始まる前、この後このオルガンが炸裂w しかしデカいな>コントラファゴット
今回気がついたんだが、オルガン脇にモニターがついているんだね。じゃないと指揮者が見えんがな。この写真にも豆粒のように写っております。

で、演奏。わりとオーソドックスというか、スタンダードというか。ま、安心して聴けたわね。やっぱり生オルガンはド迫力〜w
ラ・フォル・ジュルネのコンサートホールでのプログラムは観客がザワザワした感じで嫌なんだが(お祭りだから仕方ないかもしれんが、シロウト率多し)、今回はかつて無いくらいの観客の緊張感だった。普通のOEK定期演奏会レベルじゃん。
というわけで、今までコンサートホールで聴いたプログラムの1位となりました。演奏もいいけど、さらに観客の集中力がよろしかったかと(おいおい)。
今秋のパリ管のプログラムは、このサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。京都へ行くか福井へ行くか迷っているんだけど(なんと福井!なぜハーモニーホールふくい?)、どちらもこの曲がメインなので、楽しみやー( ´∀`)

さてタパスに一杯ひっかけるか〜と邦楽ホール前に行ったけど、前に書いたとおり座る場所が少なくて挫折。せめてカウンターくらい置いてくれよ...。

こんな感じでラ・フォル・ジュルネ金沢はお終い。テーマのせいか本公演が1日短縮になったからか、いつも以上に人が溢れていたような気がする。金沢ではハイレベルの室内楽を聴ける機会が少ないので、できれば来年も続けてほしいなあ(株価も上がってきたことだし)。

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このページは、しづが2013年5月12日 23:07に書いたブログ記事です。

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