ラ・フォル・ジュルネ金沢 2013(その1)

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すっかりGWのイベントとして定着したラ・フォル・ジュルネ金沢。今年は「パリ、至福の時」というサブタイトルで、フランス・スペインの音楽がテーマでございます。
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今まで3日間だった本公演が2日に短縮されたからか、はたまたフランス音楽がツボにはまったのか、今までにないような「完売」のオンパレード。私が確保したのは1日目のドビュッシー、ラヴェルの弦楽四重奏とクラシックギター。そして2日目のサン=サーンス「交響曲第3番オルガン付き」。

で、邦楽ホールでの弦楽四重奏曲。やっぱり、もっと残響があったほうがいいと思われ。今回演奏したのはモディリアーニ弦楽四重奏団で、若いお兄ちゃんたち。隣にいた友人が「わ、イケメン...」とつぶやいたのを聞き逃さなかったぜ、おいらはw
曲はドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲だが、はっきり言ってドビュッシーはよくわからん。曲がよくわからんので、演奏の良し悪しもよくわからん。私が家で聴いているのはアルバン・ベルクSQのものだが、よくわからないので、比較もできない。てか、おいらドビュッシーってあんまり好みじゃないんだよ、きっと、と今頃気がついた。初・中級のピアノ曲はどれもこれもステキなのになあ。
反対にラヴェルの弦楽四重奏曲はステキ過ぎる。作曲家の西村朗センセがこの曲を大絶賛しているのだが、いやー仰るとおり、スコアの1ページ目だけで恐れ入るわ。生で聴く第1楽章は、クラクラします。特に1stVnとVlaが2オクターブユニゾンで出てくる第2主題を聴いたときには、脳みそが溶けるかと思ったw

カルテット自体はこんなもんかと。イザイSQやライプツィヒSQを聴いたときの「すっげー」は無かったっす。ラヴェルの曲でとろけてたけど、それは曲のせいだと思う。やっぱりイザイやライプツィヒってすごいね。
そういえば、フォーレは? どうせならフォーレの室内楽をこってりやってくれれば...(アンケートに書けばよかった)。

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こんな感じで、邦楽ホール前はバルと化しておりました。右の写真は「金沢ふうタパス」。しかしここ、椅子が少ないのよ!タパスとワインを買っても、立ち食いになってしまう。左と真ん中の写真はまだタパス販売前なので、あまり人がいない。2日目は終了が17:00頃なので、一杯飲んで帰るか〜(・∀・)と思っていたのに、食べる場所がなかった...(泣)

その後ギターを聴きにアートホールへ。曲はスペイン系のもの、アルベニスの「アストゥリアス」やタレガの「アルハンブラの想い出」などである。曲のせいか、淡々と進む...。あれっ、ロドリーゴの「祈りと踊り」って、こんな曲だっけ?なんか淡々としているなあ。ラストに演奏したヒメネスの「<ルイス・アロンソの結婚式>より間奏曲」は盛り上がったけどね。
実は私が一番エエなぁと思ったのは、アンコールで弾いたディアンスの「タンゴ・アン・スカイ」であることは内緒である...って、書いているやんw

長くなったので、2日目はまた次回〜。

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このページは、しづが2013年5月 6日 20:47に書いたブログ記事です。

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