金沢は週末の雨から、かなり涼しくなった。昼間はまだむっとした暑さが残っているが、夜は涼しくてビールを飲む気分にならないくらい。もう秋ですなあ。
今年は「休みになると雨が降る」日々だったので、山へは行かずじまい。体力的に怪しいので北アルプスはともかくとして、徳沢あたりでテントを張ってゴロゴロしたかったのだが。
なんだか中途半端な夏の終わりである。
夏とは関係なしに、仕事で奥能登へ。途中の別所岳SAに「奥能登山海市場」なる建物を発見。何すか、これ?
要は土産物や野菜を売っている、道の駅みたいなものですな。その奥には「能登ゆめてらす」なる展望台が。これは以前からあって、上まで行ったことがある。調べたところ、平成22年にできたらしい。
ちなみに奥能登山海市場はSAの下り線にあり、上り線からは徒歩で行かなければならない...というのは間違いで、なんと車両で通行できる連絡通路が完成していた。以前は展望台に徒歩でしか行けなかったので、今回もたらたらと歩いた自分...他に歩行者がいなかったのは、そういう訳かw
中には奥能登の名産や野菜などが販売されており、軽食コーナーも。まさしくサービスエリア売店ですね。今まで別所岳SAには店舗がなかったので、一息つくのによろしいかと。
そういえばのと里山海道の他のSAやPAには売店があるのに、このSAだけには無く、あったのは自販機のみ。高松PAも能登有料道路無料化と同時に改装されてきれいになったが、私の一押しは西山PA。産直モノがたくさんあるし(魚もある)、他のSAのような小洒落たキレイさとは無縁なことが買い物心をくすぐる。
ソフトクリーム好きとしては、つい「ソフトクリーム」の文字が目に入ると財布を出してしまう。というわけで、ブルーベリーソフト、350円。
このソフトはフツーのソフトクリームを超越しており、滑らかさよりもブルーベリーを重視しました、と言わんばかりの味と食感だった。非常にオススメ。さっき西山PAの事を褒め称えたが、ソフトクリームに関しては「?」という疑問符が残る。高松SAも同じ。道の駅桜峠にもブルーベリーソフトはあるが、別所岳SAのを食べた後では「それ、違うやろ...」と言ってみる。
この手の場所のお決まりとして、市町村のPRコーナー。対象は奥能登4市町村。しかしカフェ・ローエルって何やねん、と思ったら、天文学者のパーシヴァル・ローウェルから来てるんですねー。
ローウェルが「冥王星の存在を予想した人」だというのは子どもの頃天文学の本を読んで知っていたが、「火星には運河がある」なんて主張していたとは(今頃知った)。私が数十年間持っていたローウェルの像が、ガッシーャンと音をたてて壊れたじゃないですかw
そのローウェルが明治時代に穴水に来たということで、穴水町では昭和58年から「ローエル祭」が開催されているとのこと。しかし合唱やフラダンスやベリーダンスって、ローウェルと関係あるの? てか、このイベントだけ見ていたら、ただのローカル(ローエルではない)夏祭りという感じなのだが。いいのかねえ、これで(;´д`)
いま気がついたのだが、冥王星って「アンタ今日から太陽系の星じゃないし」と会議で仲間はずれ(爆)にされたんでしたね。"dwarf planet"かあ...。
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