副管理人をしているコミュのオフ会を開催(オフ会じゃないね、もう)。
場所はのみ山@三軒茶屋。料理のマリアージュは店主にお任せ。
☆1997 Soter Beacon Hill Blanc de Blancs (差し入れ)
著名コンサルタント・ワインメーカー、Tony Soterのオレゴン州ワイン。
1988年に植えられたDijon cloneからのシャルドネ100%。
経年の割にはすっきりしたドライな印象。レモン、ミネラル。
◇2005 Zepaltas CH Russian River Valley
Siduriのアシスタント・ワインメーカーだったRyan Zepaltas。
情報がないので、詳しくはコチラへ。シャルドネは最近造り始めた様子です。
濁りがあり、レモン、白桃の香り。アフターはナッティー。
Winebidで$40ほどで入手しましたが、美味しいです。
◇1994 Kistler CH Sonoma (上の写真グラス左)
◇1997 Kistler CH Carneros (同右)
いわずと知れたKistlerとBixlerのワイナリー。
このCarnerosのシャルドネはもう造っていないそうです。
Sonomaは酸が強めでレモン、リンゴ、後口がキャラメル。
Carnerosは"flinty"(火打石)との評も出たミネラル系。
◆2005 Zepaltas PN Sonoma Coast Suacci Vineyard
前述Zepaltasのピノノワール。70ケース強の生産量。
Suacci畑はFreeman等でも使われているようです。
赤系果実の香りがチャーミングで、少し甘さも感じます。
イチゴ系の味わいで、酸がしっかりあり印象は悪くない。
◆1993 Dehlinger PN Russian River Valley
◆2003 Dehlinger PN Russian River Valley
◆1997 Dehlinger PN Russian River Valley Octagon
ほぼ2,500名限定のmailing listでしか買えないデリンジャー。
この方の好物ということで登場させてみました。
中ではやっぱりOctagon!赤ベリーに出汁、小梅系の香り。
熟れたチェリー?の風合いもあり、余韻も断然長い。
Octagonはもう造られていないそうで、残念です。
1993年と2003年は10年の差が果実の香りに。
◆2000 Newton PN (差し入れ)
Sonomaの葡萄90%、Napa10%。Newtonのピノももう造られていないらしい。
黒ベリー系で土、獣の香りも。ジュヴレ風の香りと言ってもよいか。
◆1991 Etude PN Carneros
前述のTony SoterがNapa時代に造ったピノ。
熟成感もあり、複雑な香りもするが、いまひとつ心に響かず。
既に酩酊状態だったわけでもあるまいに(だったりして)。
料理とのマリアージュもこの日の主役。さすがの仕業でした。
私のベストマッチは、
・柑橘vs柑橘で、スモークチキンのオレンジマヨネーズとZapaltasのCH
・シャラン産鴨のソースとDehlinger(覚えてないが1993?) でした。
■3点盛り~その1~
フォアグラテリーヌのかりんジャム添え、沢庵のスモーク、
スモークチキン、オレンジ風味のマヨネーズ、栗甘露煮
■鱈とジャガイモのガレット仕立て、サフラン風味のリゾットと舞茸のポタージュ
■3点盛り~その2~
モアーク有機栽培とちおとめ、お豆さん、愛ちゃん(にんにく)
■ビュルゴー家シャラン産バトー・カナール、野菜添え、タプナードソース