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2008/11/15 -WINE会@NYC-②

定例ワイン会に2回目の参加。今回はスペイン特集で主役はウニコ。

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ただし他のワインも主役級。これだけのワインをどこから調達するのやら。

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最初は差し入れのカヴァでウェルカムドリンク。そこからひたすら試飲。

◇2006 Pazo Senorans Albarino Rias Baixas
白ワインの代表的な産地。
白い花、パッションフルーツの香り。ミネラル感はあるが酸は不足。
後口に苦味が走る。これこそがスペイン白の特徴との説明を得。

◇2006 Guitian "Sobre Lias" Godello Valdeorras
ゴデーリョは初めて飲む品種。近年、人気が高まっているとの由。
白い花、柑橘系のさわやかな香り。苦味はあるがあまり癖がない。

◇2005 Belondrade y Lurton Verdejo Rueda
白の代表的品種ヴェルデホ。粘性が高く脚はねっとり落ちていく。
ハチミツ、熟した果実に樽香。凝縮感が口唇にまとわりつく感じ。

◆2006 Avanthia Mencia Valdeorras
これまた初試飲のメンシア。スペインのピノ・ノワールと言われているらしい。
樽香、スパイシーな印象だが、味わいは単調で後口が伸びないタイプ。

◆1995 Alvaro Palacios "L'Ermita" Garnacha Priorato
エルミタはもちろん初試飲。エッジが若く、チョコ、煙草、アルコール感強し。
酸も強く、タンニンもしみつく感じ。香りが頗るよいが複雑さは少ないかな。

◆2002 Benjamin Romeo "Contador" Tempranillo Rioja
今日のイチオシ。ベンジャミンでなくベンハミン。アルタディにいたらしい。
赤黒ベリーに煙草、土の香り。上品で重層的な香りが漂う。
2002年ながら、これは気に入りました。早速、Winebidで落札。

◆1989 Vaga Sicilia "Unico" Tinto del Pais Ribera del Duero
ウニコ!赤ベリー、土、スーボワの香り。やや沈み込む印象。
酸も活きているが、もう少しずっしり重いものを想像してました。

◆2003 Termes "Termanthia" Tinta de Toro Toro
まだ若く黒ベリー、チョコの香りが優勢。凝縮感あるも喉越しはっきり。
まとまりはあるけど、もう少し置かないと真価は問えないとみた。

微妙な色合いの違いをご体感ください。

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コンタドール。

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レルミタ。

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ウニコ!

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