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2009/3/21-WINE会@NYC-⑥

定例ワイン会場提供者の日本帰国を惜しみつつワイン会。今日のワインは凄い。
ドーヴネ、シュバル・ブラン、オーゾンヌ。そしてアンリ・ジャイエの90エシェゾー。

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☆N/V Andre Clouet Champagne Brut Nature
ブージー村のレコルタン・マニュピュラン。ピノ・ノワールが得意らしい。

◇1991 Meursault Les Narvaux Domaine d'Auvenay
主宰がブルゴーニュ1の白と言うドーヴネ。ルロワさんの個人ドメーヌ。
キノコ、胡麻の香り。白トリュフという声も。清らか。分厚いムルソーではない。

◇1998 Puligny Montrachet 1er Cru Folatieres Domaine d'Auvenay
同じくドーヴネ。フォラティエールは好きな畑。リンゴ、ハチミツ、栗のニュアンス。
ミネラル感があり熟した果実がよく伸び凝縮感もある。不良作年1998とは思えず。

◆1998 Savigny les Beaune 1er Cru les Narbantons Domaine Leroy
こちらは高島屋も所有するドメーヌルロワ。赤ベリー、チェリーなどピュアな果実主体。
酸も感じられるが雑味のない果実とのバランス良好。除梗なしという感じがしない。

◆2002 Benjamin Romeo Contador Rioja
主役の求めに応じて供出。以前のスペイン会で人気だった銘柄をWinebidで落札。
赤黒ベリー、プラムの香り。スパイシー。上品だが最後に粗さが残るとの声も。

◆1990 Echezeaux Henri Jayer
まさに一期一会。こいつに出会えるとは。。。アンリ・ジャイエは2006年没。
獣、腐葉土、小梅の香り。存在感はあまりないがテクスチャが複雑に出没。
主宰曰く、これがジャイエ節。わからん。飲むのは2回目だし(最初はブル魂)。

◆2001 Chateau Cheval Blanc
某インポーターの方が白馬の王子様と崇めるワイン。砂利の土壌からの産物。
黒ベリー系でシルキーなタンニン。滑らかでクールな印象。ケンタとは合わない。

◆1976 Chateau Ausone
若い色調。杉、土、キノコの香り主体。タンニンはベルベッティーで上品。
香りが引き立つタイプじゃないが抑制美あり。Petrusの息子醸造との由。

◆1994 St. Francis Zinfandel Pagani Sonoma
雰囲気は普通の飲み会状態。カリフォルニア・ジンの真骨頂(異論出そう)。
黒ベリー、プラム、プルーンの香り。粗野にあらず品なり。いいね。熟成も。

◆2000 Raphael Merlot First Label Long Island, NY
NY州なら赤はメルロー。特にここはポール・ポンタリエが醸造コンサル。
赤黒ベリー、やや薄い果実味が歯茎に残る。無理せずクールな印象。

◆2006 David Hill PN Black Jack Willamette Valley
オレゴンのデヴィッド・ヒル。業界関係参加者の持ち込み。
黒ベリー、カシス。焦がした樽。ブロック21という1965年に植えられた区画から。

◇2004 NuBberg Alte Reben Austria
オーストリーのグリューナー・フェルトリーナ。洋梨の果実味が心地よく。
ニュスベルグはウィーンの街中にある畑だそうです。秀逸な白ですね。

◆2005 Grover Vineyards CS/Shiraz Handi Hills India
1970年にKanwal Groverが創設したグローバー。バンガロールの北にある模様。
赤黒ベリー主体で果実味は抑制的。若干、青臭さが残るのは醸造方法か?

◇2004 Dry Creek Fume Blanc DCV3 Sonoma
1972年創業のドライ・クリーク。多種多様なワインを造ります。
フレッシュで草木系が香るソーヴィニオン・ブラン。果実の強さが特徴的。

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一期一会のアンリ・ジャイエ。

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上品なオーゾンヌちゃん。

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