オペラ座の怪人 again
1週間空けずに「オペラ座の怪人」を見てきました。ロードショー中に2回見に行くのは初めて。今回はストーリーがわかっているせいで、途中から涙腺うるうる。
おまけにサントラまで買ってしまった。先日おすすめしたモノではなく(なら、薦めるなよ)、今回の映画のサウンドトラック、2枚組です。ちなみにUS版。
上映時間は2時間20分くらいなのですが、このCDは2枚で2時間。セリフもたっぷり入っていて、映画を見てからファントムの世界に浸るにはおすすめ。映画の世界がそのまま甦ってきますぜ。
-以下、またまたネタばれあり-
今回じっくり見たのは、1度目で見逃した細かい所やクリスティーヌの心境など。先日のblogでは「ファントムの哀しさ、孤独がよく出ていて…云々」と書いたが、実はこのあと重い荷物を背負って生きていったのは、ファントムじゃないんだな。というのは、「The point of no return」のデュエットでファントムとクリスの強い結びつきをまざまざと見せられたから。ラウルはクリスを手に入れてハッピーエンド、じゃないんだ、と思ったのは私だけ?。ファントムと別れた後も、彼らは音楽を通じてずっと繋がっている。それをわかっていてクリスと一緒に生きたラウル…ああ、三者三様で辛いねぇ。
しかもプロローグのオークションで落札したオルゴールを手にしたとき、「彼女は細かいところまで話してくれた…」とラウルが歌うのだけど、よく映画を見てたらこのオルゴールとラウルとの接点は事件の時には無いのですな。ファントムとの思い出のオルゴールのことをラウルに話すって、どうよ>クリス
クリスティーヌの最後のキスが「??」って感じだったんだけど、あれでファントムは心の闇から解放されたんだろうね。ファントムのクリスへの愛はかなわなかったけど、誰からも拒絶されている存在じゃないことがわかったから(You are not alone!)。それに比べて、かわいそうな金持ちボンボンのラウル…ロープにつながれて2人の世界を見ているだけ(^^;
それにしても、ファントム萌え。「The point of no return」でのエロい手つきにも萌え萌え。歌はやっぱりロック調でミュージカルっぽくないけど、演技が上手いので許す。
ラウル役のパトリック・ウィルソンは正当派ミュージカル調の声。安心して聴けます。
エミー・ロッサムは口半開きの演技しかできないのか。DVDを買ったら、ずっとこの口半開きを見なければいけないのかと思うと、すごく鬱。でも発売されたら当然買うぜ。
さすがにもう1回見に行く時間もないよ、と「オペラ座の怪人パーフェクトガイド」も買って、そのおまけDVDでお茶を濁していまふ。おまけDVDといっても、見ごたえありありですが(ジェラルド・バトラーの英語が一番わかりやすい。スコティッシュだから? ちなみに一番聞き取れないのはALW。立派なブリティッシュ・イングリッシュでございます)。でも、もう1回行こうかな。2度あることは3度ある(笑)