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2006年01月24日

フォトログ

以前Photohighway Japanに自分の写真をアップするコーナーを作りましたが、あまりにも使い勝手が悪いのと(Nikonのアルバムも悪かったが…)、世界中に見せることができるようなものも少ないので(爆・フィルムカメラで撮ると、人様にお見せできない失敗も多い)、フォトログ形式にしました。
興味のある人はこちらのサイトへいらっしゃいませ~。リンクにも入れておきます。

2006年01月19日

コニカミノルタよ、お前もか

今日も慌ただしかったな、とパソコンのブラウザを開いた夕方「コニカミノルタ、カメラ事業から撤退」と言うニュースが目に飛び込んできた。思わず「えっ」と声を出してしまった私。昨年11月に事業縮小を発表してから、いつかはこの日が来るんじゃないかとは思っていたが、こんなに早く来るとは。

去年のCONTAX、今年のコニミノとカメラ界から去っていくメーカーが相次ぐ昨今、店頭に並ぶデジタルカメラはPanasonic, Casio, Sonyなど「あんたらカメラメーカーじゃないやろが」とつっこみを入れたくなるメーカーが連なっている。私は「カメラの良し悪し(&好きずき)はレンズである」と思っているので、いくら高性能でもまったく萌えないのだが、世の中はそうじゃないんだよなぁ、たぶん。
しかもフィルム→デジタルの移行は加速する一方で、1週間前にはあのNikonがフィルムカメラ事業の縮小(事実上撤退)を発表している。ちなみに私が昨年末買おうかどうしようか迷ったNikonのFM3Aは購入者が殺到し、新品・中古とも現在世の中から消え去っているようである。うーん、買っておいてヤフオクで売れば良かった(うそ)。
デジタルは作品はともかく、カメラは消耗品である。パソコンと同じで、何年かすれば買い換えることになるし、故障しても修理できなくなる可能性が高い。しかし古い形式のフィルムカメラは違う。いまだに手入れさえすれば1950年代のものも使えるし、レンズも然りである。しかもデジタルものの開発は日進月歩。利益率は低いんだろうし、とにかく「売れるもの」を作らないといけないわけで。とにかく、日本は電気製品の移り変わりが激しすぎる。アメリカで電気屋を覗いたら、60年代の映画に出てくるような白物家電製品ばかりである。音も大きく、重いし、デザインはダサい。でもみんなこんなもんだと思っている。華やかなデジタルもの売り場にあるのは、当然のように日本のメーカーばかり。
minolta.jpg
↑19年目のα-7000。私が持っているものの中で、紺のブレザーの次に古い(爆)

ちなみにαシステムの譲渡先はSONY。まさかαマウントのツァイスレンズ(バッタモノ)が発売されたりして・・・なんてあるわけないわな(涙) SONYが一眼レフ関係のものを発売するとは、どうやっても思えない。がっくり。

2006年01月15日

TVS Digitalは気難しい

年末に喜々として購入したContax TVS digitalであるが、i4R以上に曲者であることが判明。あらよっとシャッターを押すだけで撮れる某C社やN社のカメラとは違うじゃねーか。というか、自分があれこれといじりすぎかもしれないのだが(^^;;;

年末に撮ったもの。この日は天気がいいぶん放射冷却現象で、駐車場はスケート場化しておりやした。左はホワイトバランスを太陽光にしたもので、色温度高すぎ。実際の目で見えるのは右のような色合い。ちなみに写っているのは私の愛車・パジェロミニたん。今冬はパジェロミニたんの威力を思い知らされますた。


雪ばかりだから露出をちょっとプラスにしたんだけどね…まだ足りないのか(号泣)

なんという困ったちゃんなんだ、と思うかもしれないが、まともに撮れるとこんな写真になるので、やはりやめられんのぉ。惚れたオトコ(=TVS digital)に、切々と私の愛を伝えていくしかないでしょう(笑)


2006年01月08日

Mr. & Mrs. スミス

映画鑑賞強化月間?第3弾は現在ロードショーもの。予告したとおり「Mr. & Mrs. スミス」を見てきました。ブラピのアクションコメディということで、期待度100%。
しかーし途中で飽きたぞ、おい。後半のアクションシーンの連続で飽きるって、どういうことよ? 前半はすごく良かったんだけど。特にお互いの正体がわかってしまった後のディナーシーンから台所バトルまでが最高だったので、このあと2人が家ごと吹っ飛ばされてThe Endで良かったのではないかと思うんだが。それじゃ1時間足らずの映画になってしまうか(笑)
ブラピの観賞用にもちと不満だし(ブラピの短髪は猿みたいで好きじゃない)、アンジェリーナ・ジョリーの太めのウエストも気になるし。ときどきクスッと笑わせるような会話もあるけど、もうちょっとセリフにも気を配っていただきたい。でも始めの「結婚5~6年の倦怠期の夫婦の会話」は笑えたというか、思わず頷いたというか。あそこまでバトルをしないと、倦怠期って乗り越えられないもの…ではないはずです、きっと>世の中の夫婦の皆さん

2006年01月05日

ジョーブラックをよろしく

現在「Mr. & Mrs. スミス」が公開中だし、「トロイ」も見たし、ということで脳内はプチブラピ祭り中。正月休みのうちに見ておかなければ、とレンタルしてきたのが「ジョーブラックをよろしく」。この映画は長すぎるだの(3時間だからね)、ベタなラブストーリーだの、ブラピの観賞用映画だのとさんざん言われているので「3時間?いいじゃないの~、ブラピ鑑賞用?最高やね」と意気込んで見たのでした。

、ところがですね、全然意気込む必要はなかったのですよ。いい映画でした、はい。確かに長い。それというのも、とにかくテンポが遅いから。セリフは少ないけど「目でする演技」みたいのが多くて、その分長いんですね。最初は「だるいぞー、おい」と思ったりするのですが、なぜか1時間弱程度経過した頃から、全く気にならなくなる。それどころか、このテンポが心地よくなってきたりするものだから、人間って不思議。
こんなに長いのに、台本や脚色には細かく気を配ってあるなぁと感心しきり(「ギルバート・グレイプ」もそうだった)。人生や愛について含蓄のある言葉がポンポン出てきますが、アンソニー・ホプキンス演じるパリッシュ氏がそのようなことをお話になると(レクター博士ぢゃありませんぜ)、「はぁ、そうですか」と素直に考えさせられます。特に最後の花火を見ながら語るシーン、いいっすね。ジーンとしてしまいます。

個人的には中学生の頃からロバート・レッドフォード愛好家なので「リバー・ランズ・スルー・イット」を見たとき「ロバートの後継者キターー!」と思ったのですが、ブラピはそれ以降クセ役ばかり演じ、「ジョーブラック…」が久々の正当派美青年役なんですな。彼、いかにもアメリカンな明るい青年と死神の二役をなかなか巧く演じています。アンソニー・ホプキンスの存在感がすごいのですが、ブラピも食われずにがんばっていますぜ(だからレクター博士ぢゃないって)。「スパイ・ゲーム」じゃロバート・レッドフォードに食われまくっていたけどね。

ということで、私の「DVDを購入して、もう一度見たい映画リスト」にめでたくランクインでございます。めでたしめでたし。

2006年01月04日

トロイ

あけましておめでとうございます。今年もぼちぼちと書いていきますので、よろしくお願いします。
さて、今年の初映画は「トロイ」。ブラッド・ピットとオーランド・ブルームが共演したという、それだけでウマーと思わせる映画でございます。

し、しかしだ。ギリシャ神話の知識がゼロに近い人間(=私)にとっては、はぁ?という感じ。いや、これはすべてそういう西洋人にとっては常識に近い知識を欠いた私が悪いんです。トロイの木馬って、トロイ軍が木馬に入ったんだっけ?なんていうことをまじめに考えている人間が、どうしてこの映画を理解できる??(いつもにも増してバカを露呈しているようで、恥ずかしい…)
ブラピとオーリーの共演とはいうものの、ブラピが主人公だよね、これ。オーリーはスケベヘタレ野郎のパリスかよ、ヘクトルの方が良かったんじゃないの(線が細いけど)、と思ったら、弓でアキレスを射るというオチがあったんですね。これのためにパリス役だったとは…レゴラスのイメージが付いてまわるヤツよのぉ(笑) それにしてもブラピのコスプレはイマイチですね。やはりコスプレと言えばオーリーの得意技?

映画全体にメリハリが薄いので、それなりに長いけど淡々としています。これを見ながらレッド・ツェッペリンの「Achilles last stand(アキレス最後の戦い)」を聴きたくなったのは、私だけだろうか?この映画は最後アキレスが死ぬところで終わるので、まさしく「アキレス最後の戦い」なのだけど、ツェッペリンの曲のようなハードでドラマティックさはないです。ちっ。