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2008年01月26日

金花糖

えー、まだ風邪と戦っています。一旦は回復したものの、一昨日からの寒さで再び呼吸器がダウン。鼻づまりがひどくて、口呼吸しています。ぱくぱく。

「金花糖」とは金沢の雛祭り用菓子の一種のことだが、今日書いているのは市内にある甘味処のことである。
小雪のちらつく中、市内中心部にある甘味処「金花糖」へ行ってきた。

  
これが金花糖の看板と入り口。この鯛のイラストが店のマークらしい。
この暖簾をくぐるとその先は甘味処。たい焼きは手前のスペースで焼いている。たい焼きを焼いていたおばさんに注文すると、「もう少し時間がかかるから、中で待っていてください」と言われ、店の中へ行く。
たい焼きは電話予約してから買いに行ったほうがよさそうだ。でも2匹だけ、ってのを予約するのもねえ・・・


店のお品書き。クリームあんみつなんてカロリーが恐怖だけど、食べてみたい。
こういうものを食べて喜ぶのは中年おばさん、というイメージがあったのだが、ついに私も中年オバの仲間入りらしい(爆)
お店からは小さな庭が見える。少し雪をかぶった庭の木々が、とてもきれいである。しかしお店の人によると、これ以上降ると屋根雪が落ちてきたりして、庭も見苦しくなってくるらしい。さらに、雪かきをしても雪を捨てる場所が無い云々・・・と雪に対する愚痴になってしまうのは、誰もが同じ。私も「雪なんてこれくらいでいいですねえ」に同意。


再び、お店の入り口。知らないと入りづらい店構えかも。場所柄もあり、観光客が多いんだろうな。今日は武家屋敷界隈もひっそりとしていて、観光客らしき姿は見えない。というわけでか、お店にもお客さんはいなかった。

  
さっそくたい焼きを食べてみる。焼きたては柔らかくふにゃふにゃ。こちらでのたい焼きは柔らかいものが多いような気がする。あんこフェチとしては餡を味わわねば・・・とパクリ。
餡はさっぱり系・・・というのは、塩味がちょっとするからだろうか。もちろん「塩!」とわかるほどではないのだが、スーパーの店先で売っているたい焼きよりも、はるかに隠し味的塩がきいている。
当然しっぽまで餡入りですね。昔はあんこの偉大さがわからずに、「たい焼きは皮が好きだから、餡はしっぽまで無くていい」などという暴言を繰り返していたこの私。バカか、自分は。 
たい焼きの美味さって餡に決まっているじゃないか。いや、餡と皮のハーモニーか。

家へ帰ってストーブの上でパリッとさせ、食べてみる。私はパリッとした皮のほうが好きなのだが、この餡に合うのは柔らかい皮ですなあ。

ところで、たい焼きについてネットサーフしていたら、「ジャーマンポテト入りたい焼き」だとか「カレーたい焼き」の存在を目にしてしまった。
それはちょっと違うんじゃないか。そんなことをしたら、たい焼きの中身のバリエーションなんて無限大に作れるだろう。そこを餡だけに抑えておくというのが、控えめな日本人の美徳ってもんだ。
・・・でも「おやつ村」のカマンベールチーズ味たい焼き、結構いけるんだよね(w

2008年01月16日

ちりめん山椒

風邪をひきますた。熱は下がりつつあるけど、呼吸器系がパーになっています。げほげほ。なので、今日は短くあっさり。

先日兄が帰省したのだが、手土産のひとつがこの「とり市」のちりめん山椒。

今日やっとご飯を食べる気力が出てきたので、あつあつご飯とともに食す。ウマー。ちなみに主菜は小鯛の煮付け。小鯛の煮つけがマイブームなのだ(w

私は「ご飯命」ではないので、こういう「ご飯の友」のたぐいの美味しさがまったくわからなかった。しかーし、最近はわかりすぎるほどわかる、その美味さ。いや、まだ修行不足だとは思うけど(爆)
やっぱり歳を取ったってことでしょうかねえ。

2008年01月08日

初買い

職場近くの本屋が閉店するという。その本屋にはCD・DVD売り場も併設されているのだが、そのCD・DVDが50%オフと聞いたので、早速仕事の帰りに寄ってみた。

元々小さな本屋の小さなCD売り場なので、何も期待せずに行ってみる。案の定、私の好きなものは無い・・・。なぜかキング・クリムゾンのコーナーにブラックホールの如くスペースができている。この地方都市のさらなる郊外に、キング・クリムゾンを買いあさるような人間がいるのか? 
かろうじて残っているのは、The Collectors' King CrimsonのVol.7とShoganaiだけ。The Collectors'・・・のほうは、DISC 2だけ欲しいのだが(1972年・Zoomクラブのライブ)、他のはいらないということで購入見送り。

なんとなくクラシックの棚を眺めていると、ぽつぽつと目に留まる物があったので購入してきた。今年のCD初買いはクラシックですか。今年は久々にオケの定期演奏会にも出よう、と正月から楽器をさらったりしていることだし、タイムリーかもね。で、購入したのは以下の3枚。単なる備忘録です。

Janacek.jpg
ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番、第2番/スメタナ四重奏団
私はこれらの曲(特に第2番)がめちゃくちゃ好きで、将来弾けたらいいなあ、とずっと思っている。しかし、難易度も超ハイレベルらすい・・・♭6つなんて、アマ弦楽器奏者には地獄ですぜ。久々に違うカルテットの演奏を聴きたいな、とHMVのサイトでこのCDをカートに入れたところで50%オフに遭遇した。ナイスタイミング。

dvorak.jpg
ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」&チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番「アンダンテ・カンタービレ」/スメタナ四重奏団
ヤナーチェクの隣にあったので、つい手が出た。チャイコフスキーって「くるみ割り人形」以外、苦手なんだけどね。ドヴォルザークもどっちかっつーと好きじゃない。いや、今年は嫌いなものも食べれるようになろうと思って・・・(ww

Beethoven.jpg
ベートーヴェン ピアノソナタ第22番、第23番、第24番、第27番/マウリツィオ・ポリーニ
恐ろしく久しぶりにベートーヴェンのピアノソナタを買ってしまった。私は「ベートーヴェンのピアノソナタはグルダが一番よ~ん」と思っている人間なので、拒否反応(←ピアノの場合、こういうことがある)が起きずに聴けるか心配。まあ好みなんて時と場合によって変わるものだし。20年前はアシュケナージの弾くベートーヴェンが好きだったアタシだったんですけどね。
しかし22番と27番って、どういう曲か全く思い出せない・・・ということで楽譜を見たけど、まったく音楽が浮かばない。影が薄い?それとも私がボケた??

他に目に付いたのは、ノリントン指揮のモーツァルトのレクイエム。久々にレクイエムもいいなと思ってレジ前まで持っていったのだが、版も違うし~と適当な理由をつけて棚に返してしまった。明日の帰りに立ち寄ってまだあったら、買うかもしれない(ww

2008年01月04日

鳥ワイン

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2008年の幕開けは毎年続いた夜遊び(爆)にも別れを告げ、家でゴロゴロだった。ここ数年では一番天候が悪くて寒かったしねえ。

元旦は朝から東日本ニューイヤー駅伝を見る。駅伝のお供はおせちとワイン。なんて正しい日本の元旦のあり方だろう(w
で、お供のワインがこれ↓

近所の酒屋に「おすすめ!」と書かれてあったし、ラベルが鳥だったのでつい買ってしまった。オーストラリアのメルローである。
はっきり言って、美味かったっす。つまみ無しでもぐいぐい飲めます・・・というのは正しい赤ワインの飲み方ではないような気がするのだけれど、たまにはこんなワインもいいじゃん(メルローだし軽い)。
ボルドーやブルゴーニュの渋めのだとチーズやら料理を考えなければいけないのだが、このLogan Weemalaはお気楽に飲めてよろすい。ただ、ブルーやウォッシュのチーズを食べたいときには、物足りないだろうなあ。
なぜかコルクではなくスクリューキャップであるところが、ちょっと興ざめ。ここまでお気楽にする必要があるのかと。
注意事項としては(爆)、あまり空気に触れさせないほうがいいような気がする。空気に触れると、ちょっと渋めになります。それがよいワインもあるけど、このワインは栓を開けてさっさと飲んだほうがいいと思う。

昔アメリカ在住時にRabbit Ridgeという、ラベルにウサギの絵が描いてあるワインをよく飲んでいたのだが、面倒なので「うさワイン」と呼んでいた。というわけで、このLogan Weemalaは「鳥ワイン」。鳥ワインには今回飲んだメルローだけでなく、ピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンもあるらしい。
飲んでみたいけど、わざわざお取り寄せするのもなあ・・・ぜひ他の種類のも仕入れてください>もりの里の「みの川」さん