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2009年01月31日

Makro-Planar購入

ついに買っちゃったぜ、憧れのMakro-Planar。しかも100mmですよ、奥さん(←意味無し)。

CONTAX Ariaを購入したとき、私はこうblogに書いた。「今後はDistagon 28mm or 35mm、 Planar 85mm 、Makro-Planar 60mmあたりを手に入れることをここに宣誓します」。そう、ずっとMakro-Planarは「欲しいレンズリスト」に載っていたのだが、ミノルタの50mmマクロを持っていることもあって「涎が出るほど欲しい」カテゴリーに入ることはなかった。
そんな私が金沢でMakro-Planarの中古を見つけたのが昨年12月のこと。しかも100mmである。中古といえどもそれなりのお値段なので「ま、いいか」と横目で眺めていたのだが、ある日「30%オフ」の札が貼られているのに遭遇してしまった。これは買いでしょう。つーか、この値段で買わなかったら、絶対に後悔するよ・・・というわけで、カードを飛ばしてしまいました。ああ新年早々、物欲まみれの私(ww 物欲の神様、もうそろそろ私を解放してください(爆)

愛機Ariaを片手に再び店へ行き現物を見せてもらったが、とにかく重い。Ariaにつけてみると、不安倍増。「どうですか?」という某カメラチェーン店の店長氏に対し「重いですね・・・」と言ったところ、「それを言っちゃいけません。反則です(w」と返されてしまった。
Makro-Planarの100mmは重いに決まっている。それが嫌なら60mmCなどを探すべきなのだ。しかし60mmだと手持ちのPlanar 50mmと重なってしまう。どうせなら中望遠も兼ねたレンズがいいなあ・・・どうしても重かったら、また下取りに出して60mmを探せばいいや、と自分に言い聞かせて購入。稼働率の下がっているカメラを1台下取りに出したら、新品では198,000円で発売されていたMakro-Planar 100mm F2.8 T*を、約1/6の値段で手に入れることになってしまった。いいのか、これで(いいんでしょう、きっと)。


Ariaにつけると、こんな感じ。しかし1:1まで近づくには、こんなに鏡筒を伸ばさなければならない。もうバランスが悪いのなんのって。おまけにAriaにデフォルトで付いているスプリットスクリーンでは、ピント合わせが全然できない。いや、私の持ち方が悪くて安定しないのか。それともファインダーをまっすぐ見ていないからか。
我が家のCONTAXレンズを集合させたのが、右の写真。左からDistagon 28mm F2.8、Planar 50mm F1.4、Makro-Planar 100mm F2.8。Makro-Planarの大きさがよくわかりますな。
ちなみにZEISSレンズはDistagonやPlanar、Sonnarという名称で呼ばれるが、これはレンズ構成の違いである。同じ85mmでもPlanarとSonnarがあるが、やはり写りが違うらしい。私のコンデジはTessarとVario-Sonnarだが、Tessarはカミソリのようなキレがある写り、Vario-Sonnarは温かみがある写り・・・という感じがする。まあ単焦点とズームレンズを比べること自体間違っているのだが(w


左からPlanar 50mm、Makro-Planar 100mm、RICHO GR DIGITAL II(マクロモード)
リバーサルフィルムではもっとキレがあるのだが、スキャニングするとちょっとボケてしまった(涙) 色ももうちょっとシアンよりが正しい色。しかしデジタルだと紫はお粗末・・・というより、ほんとに同じ被写体か?と言いたくなる。
これを撮るとき、Makro-Planarではなかなかピントを合わせることができずしゃがんでいたら、通りすがりのおばさんに「気分でも悪いのですか?」と聞かれてしまった。あまりにもじっとしゃがんでいるので、不審人物に見えたらしい。「いや、写真を撮っているんです(ニガワラ)」と言ったら、「まあ、そうなの~」とちょっと世間話。こんなご時世だが、オバはカメラを持ってウロウロしていても警察に通報されることはないようだ(爆)


こちらは左からPlanar 50mm、Makro-Planar 100mm、GR DIGITAL II、GR DIGITAL II(マクロモード)。
やっぱりボケの入り方が違いますわね。コンデジと比べること自体どうかと思うけど。
しかしMakro-Planarで写したものは、恥ずかしくて世間に出せないような出来である(出しているけど)。ピントがまるで合っていない。かろうじて後ろの枝に合っていると言うべきか・・・情けなや。

とにかくピントを合わせられないーーーというわけで、とりあえずスクリーンを全面マットに交換することにした。しかしですね、もうCONTAXのアクセサリが店頭にあるわけがない。某CONTAX専門店のサイトを覗いてみると、なんと2,200円のスクリーンが8,000円で売られている。レンズの暴落に対して、アクセサリ類の暴騰とは・・・。仕方なくヤフオクを数日眺めた結果、送料込み3,000円以下で手に入れることができた。これはラッキーといえるのだろう。

そんなこんなで我が家の一員となったMakro-Planar。使いこなせるように、日々修行あるのみ。

2009年01月18日

本日、開店

野鳥用にお食事コーナーを開店してみました。とりあえず植木鉢用のプラスチック皿に、水とえさを入れてみた。


えさはラブバード用のもの。ホームセンターのものではなく、某所から通販で購入しているのをおすそわけ。うちは集合住宅なのであまりおおっぴらなこともできず、隠れ家レストラン的に開店しております。ただでさえも飼い鳥たちの鳴き声がうるさいからねえ。あまり派手に開店すると、近所迷惑だっつーの。

さて、どなたがやって来てくれるやら。ちなみに本日の来客者数、ゼロ(爆)

2009年01月16日

ジンジャービア

ある日、仕事の帰りに某スーパーに立ち寄った私。そこで見慣れないボトルを発見した。

その名は「ジンジャービア」。「生姜ビール」って何だべ?と裏をひっくり返すと、そこに書いてある原材料には、わけのわからない呪文のようなものが・・・。

クワガタ草?杜松??西洋ノコギリ草???
字だけ見ていると、ハリーポッターの世界に迷い込んだかのようである(しかもイギリスだし)。どうやらアルコールは含まれず、炭酸飲料らしい。ジンジャーの入った飲み物ではジンジャーエールが有名だが、こちらは120年ほど前にカナダで発売されたのが始まり。ジンジャービアはその前からイギリスにあったらしい。
エールといえば上面発酵のビールのことをさすが、ジンジャー何とかに関しては、ビールとは関係ないようだ。
(私はビールが好きではないので、この辺の知識は曖昧です。すいません)

とりあえず、飲んでみる。美味いじゃない! 強烈な生姜味だが、ウイルキンソンのジンジャエールをこよなく愛する私にとっては、大したレベルではない。しかしウイルキンソンよりもハーブらしき味が効いている。うひゃ~癖になりそうだよ、この味。 
しかし「ハーブの入った飲み物」が苦手な大多数の日本人の皆さまにとっては、そうとうつらいのではないか。というわけで、あまりお勧めはしない。しかも、ちょっとお高いし(300円くらい)。あたしは「寿司・ウナギが嫌いな日本人」だからいいのよ、ふん。・・・ますます「前世はイギリス人だったんじゃね?」という思い込みが強くなってしまうじゃないのよ(ww

仕事始めあたりから風邪気味だったのだが、ジンジャービアとホットコーラ+生姜すりおろしで、無事に回復。ちなみにホットコーラ+生姜すりおろしとは、読んで字のとおり。コーラをマグカップに入れ、それにすりおろした生姜を入れ、レンジで暖めるというもの。かき混ぜて飲むと、あーらびっくり、飲めるじゃないの・・・という味に変身。というより、炭酸が少なくなるので、ただの甘い飲料と化すのだ。まあ騙されたと思って飲んでみてください・・・と書いても、誰も飲まないだろうな(w

ところで、上のジンジャービアの写真の横に写っているのは、一緒にスーパーで購入した酢である。これを作っているのは、うちから歩いて10分くらいのところにある今川酢造。近所のスーパーでも売っていたのだが、量産品の安い酢に押されて売り上げが良くなかったのか、ある日店頭から姿を消してしまった。そう、決して安くは無いけど(某有名どころの3倍以上のお値段)、ツンとしたいやな香りが無くて、非常にまろやか。こういう地元のメーカーにがんばっていただきたいものですなあ・・・といいながら、大野の醤油は甘くて苦手です。またまたすいません。


2009年01月12日

GR DIGITAL II

このたび、GR DIGITAL IIが我が家に里子としてやってきた。持ち主から当分の間預かってくれ、と頼まれたこの私、「はい、喜んで」と嬉々として里子に迎え入れたのは言うまでもない。

GR DIGITAL IIはコンパクトだが28mm F2.4レンズを搭載する、玄人好みのカメラである。大体において、コンデジに単焦点レンズを載せるところが「その筋の人」(=カメラオタク)向きである。普通はズームレンズだよね? 
というわけで、昨日は鳥を探して普正寺・河北潟とさまよったのだが、GRD-IIの練習がてら何枚か撮ってきた。


金沢港いきいき魚市にて。よく写るのだけど、やはり28mmを持て余して、トリミングしてしまった・・・。
香箱ガニはもう終わりだそうです。


こちらはマクロモードで。トリミング・色修正なし。


河北潟で。私の設定が悪いのか、外で写すとなぜか露出がオーバー気味になる。私はアンダー気味が好きなので、-0.3に設定。右の写真は-0.3で写したもの。
単焦点レンズだからといって、露出オーバーになりやすいことはないよなあ・・・CONTAX i4Rもオーバー気味なんだよね。ちなみにi4Rのテッサーはパキパキ写りすぎで、侘び・さびに欠けると思う今日この頃(こちらもやはり28mm)。


意外だったのは、GRD-IIだとくりさんがカメラを意識しないこと。一眼レフでもTVS-Dでもレンズに向かって突進してくる彼女が、まったりと落ち着いて被写体になっている。しかしこのあと興味津々状態になってレンズに向かってきたから、今後はどうなるかわからない。
ちなみに後ろに転がっている空袋は、ポップコーンの袋です(w


ちょっと写し比べ。左はTVS-D、右はGRD-II。どちらもWBはオート、TVS-Dは-0.5、GRD-IIは-0.3に露出補正してある。違いますねえ。どちらが好きかは、人それぞれということで。


こちらはGRD-IIで写したものではないけど、今日の収穫物。α-Sweet Dと300mmのレンズで、つぐみを撮影。もっと豆粒状態だったので、トリミングしますた。

やっぱり双眼鏡が要るねえ、と話していたのだが、この日の夕方、双眼鏡代はあるレンズに化けてしまった。そのレンズとは・・・まだフィルムを撮り終わっていないので、またそのうちに。

2009年01月04日

普正寺の森

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年の初ネタは、実は昨年末のもの。今週末の接待に備え、普正寺の森の実地踏査に行ってきた、というお話。

普正寺の森は金石海岸の近くにあるが、地元民には「健民プールの横」のほうが話が早いだろう。
確か隣には野鳥園があったのだが、今でもあるのだろうか?? 昔インコを見に来た記憶が・・・。


とにかく人がいない。歩いても歩いても人がいない。「痴漢に注意」という立看板がリアリティありすぎである。こちらは三脚やカメラバッグ(カメラ&レンズ3個入り)といった武器を持ってはいるのだが、注意するに越したことはない。まあ、人がいないほうが野鳥を見ることができるのだけど。

奥のほうに「ササゴイの池観察舎」というのがあるらしいので行ってみたが、池は干上がり、ササゴイどころか誰もいなかった。いや、途中でコゲラ(アカゲラ?)っぽい鳥を見かけたのだが、カメラを構えているうちに去ってしまう。大体において私の持っているレンズでは非力きわまりないので、カメラはあきらめ、そのうちちゃんとした双眼鏡を買おうと決心する。

 
あきらめた先は、カモ類のみなさん。しかしカルガモしかいない・・・。一羽だけマガモらしき鳥もいたが。
右の白い鳥は、ずっとあられもないお姿でまったりしていた。というわけで、何の鳥かは不明。アヒルだったりして(w

 
池をぼんやりと眺めていると、野良猫がやってきた。野良猫らしくなく人懐こい猫なのだが(だからこんなアップも撮れた)、この辺で餌を捕獲できる場所はあるのだろうか?まさか池の中の魚を取っているとか?? まあ人家も周囲に無いわけではないし、企業もぽつぽつとあるので、その辺で餌を調達しているのだろう。お世辞にもやせているとは言えなかったし。


哀愁ただよう、猫の後ろ姿。

 
こちらはお世辞にも慣れているとはいえない、ワイルドな猫たち。しかし共通点は、痩せていないというところ。今年も今のところは暖冬気味だし、猫もその辺で餌を調達して冬越しできるのかな。

実は今日も卯辰山へ行ってきたのだが、ろくな写真が撮れなかった。道具のせいにはしたくないが、やはり野鳥を撮るには非力すぎるシステムである。さすがに望遠レンズにそんなにお金をかける気は無いので(今のところは・・・。ちなみに今私が欲しいものは、Makro-Planar T* 100mm F2.8である)、やはりいい双眼鏡が必要だねえ・・・。