大日三山縦走(その2)

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翌朝も快晴。外は0℃くらいかと思うくらいに寒いが、山々のあいだから昇る朝日を見に外へ。

シルエットもナイスな剱岳。
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寒いけれども、ナイスガイ(=剱岳)を見ながら朝食の準備。朝ご飯はインスタントラーメンだけど、沸点が低いせいか、麺の茹で方がいまイチ...美味しくない(泣)
カップ無しカップヌードルの方がいいのだろうか。でもお湯の温度が低いからなあ...。

たくさんいた小屋の宿泊客が次々と出発していったが、私はのんびり談話室でお茶を飲む。今日は別山乗越にある山小屋まで行けばよく、予想行動時間は6時間。8時に出ても14時には到着するだろう。しかし早くから行動するに越したことは無いので、7時に出発する。もうすでに日差しは強く、歩いてすぐに長袖の上着を脱ぐこととなった。

奥大日岳までは、多少アップダウンのある縦走路。適度に鎖場や梯子があり、ちょっとスリルもある。しかし多少の鎖場や梯子、尾根歩きでは動じなくなった私。高所恐怖症はいったいどこへ(爆)
剱岳を目前にしながら、2時間ちょっとで奥大日岳に到着。ピーク前はちょっと登りがしんどかった。
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頂上からは富山湾や能登半島も一望。ちなみに縦走の途中でも、富山湾がよく見える。
反対側には薬師岳、その奥には槍ヶ岳、穂高連峰、笠が岳なども見える。薬師岳ってほんとに大きいんだ。そのうち登らなくては。
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二等三角点のある、奥大日岳頂上。実はこの二等三角点を探して数分、あったのは自分の目の前だった(w これも設置者は柴崎芳太郎。
奥大日岳は室堂方面からピストンするのにお手軽なので、山頂ではいきなり人が多くなる。ここで20分くらい休憩してチョコレートを食べ、室堂乗越へ。

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室堂乗越への縦走路はピークを巻くようになっているので、アップダウンが少ない。つーか、奥大日岳からはほとんど下り。室堂乗越のあとは別山乗越へのきつい登り返しがあるのだから、こんなに下らせないでくれーーと思っても無駄である。
左の写真には、称名川を挟んで対岸の弥陀が原とアルペンルートが写っている。この坂の傾斜はたいしたこと無いように見えて、結構急だ。したがって、転んだらそのまま称名川まで転落の危険性有り。それにしても、この辺の地形は面白いね。
右の写真は、雷鳥沢キャンプ場と立山三山方面。ぼちぼち紅葉しつつあります。

室堂乗越からは推定1時間ちょっとの登り。室堂乗越の標高が2,362m、山小屋のある別山乗越が2,750mということで、400mの登りである。しかしここは目標となる山小屋が下から見えているので、気持ちは少し楽。だが12時を過ぎた頃から、午後のお約束のようにガスが上がってくる。涼しくて歩きやすくなったが、前が見えなくなるのは困ったもんだ。

別山乗越にある剣御前小舎についたのは、13時20分。さらにナイスな裏からの剱が見れるかと思いきや、ガスがかかったり晴れたり。小屋の受付をすませて荷物を部屋に置いてから、外で剱岳を見つつコーヒーをいれ、ソイジョイをかじる。なんだかバーナーがちゃんと点火しない。買ったばかりなのに、なぜ?? 
それよりも驚いたのは、そこに掲げられていた注意書きだった...(まだ続く)。




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このページは、しづが2009年9月27日 21:25に書いたブログ記事です。

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