卯辰山工芸工房祭

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金沢市には金沢卯辰山工芸工房という施設があり、工芸に携わる人材を育成している。先週の日曜日、そこで開催される「卯辰山工芸工房祭」に工芸体験コーナーがあるというので、行ってみた。
体験コーナーはガラス・漆・陶芸・染・金工の5種類。まずは「沈金のマイ箸を作ろう」というテーマの漆芸コーナーへ。ちなみにお代は500円。

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用意された漆の箸にニードルで模様や絵を描き、それに金粉を埋め込む。
この模様描きが結構難しい。細いし丸いしねえ。

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黙々と模様を描く友人...と言いたいところだが、他に誰もいないのをいいことにワイワイしゃべりながら描く、アラフォー2人。なぜかBGMは栗コーダーカルテット(w

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見えるかな? 一応ト音記号。ニードルで描いたところ。
これを係の人に渡して何かやってもらったあと(←どういう処理をしたか覚えていない)、金粉を摺り込む。いや、ピンクや緑の粉もあったから、何なんだろ?
粉を摺り込んだら、再び係の人に渡して「漆風呂」に入れてもらう。漆風呂とは何ぞや?と思ったら、漆を乾燥させる空間のことを指すらしい。埃が入らないような空間が必要なのだとか。なぜに風呂??

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マイ箸が風呂につかっている間(1時間)、ぶらぶらする。写真は、研修生の皆さんが作った作品が並べられている即売所。なかなか素敵なものも多し。
模擬店ではサンドイッチ(La Nature製)やどら焼き(たろう製)が。メンチカツサンドとコーヒー、持ち帰り用に五郎島芋のどら焼きを購入する。メンチカツサンドなんて普段はまず食べないのだが(カツサンド系が好きではない)、食べてみたら美味しかった! La Natureでパンを買ったことが無いのだが、おいしいのかな。今度行ってみよう。
写真のどら焼きは友人が購入したものとのツーショット。ちゃんと「卯」「辰」の焼き印入り。

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1時間後、できあがり。さっきのト音記号はこんな感じになった。美的センス、欠如ですな。工芸モノは得意技だったのに、ついでにいうと学生時代には美術部にいたこともあるのに(←黒歴史...まではいかないが、それに近い。センスも技術もゼロで辛かった)、これはないだろーと言いたい出来である。

さあ次だ!と吹きガラスコーナーへ行ってみるが、なんと3時間近い待ち時間。友人は染(フェルト)をするというが、私は昔フェルトモノをいろいろ作ったのでパス。お茶席で抹茶をいただいた後、友人はフェルト体験コーナーへ、私は仕事ネタが待つ自宅へ。

ちなみに卯辰山工芸工房ではいろいろな市民向け工芸教室を開催しているようなので、そういうのに参加するのも面白いかも。

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コメント(2)

アラフォーの友人です(笑)。先日はありがとうございました。
工作(?)って、実は好きなんですが、準備や後かたづけが面倒なので(笑)、こういう体験教室は、ただ楽しめば良いところがGOODでした!
ちなみに、私のお箸は頭の部分に漆を塗ってもらったはずなのに色が定着してなくて、のせた金粉が手に付くわ、顔に付くわ。
ふき取ったら真っ黒な地に戻って悲し~状態でした。

フェルトは、写メしたとおりです。
美しい薔薇をつくるつもりが、モケモケの葉ボタンになってしまった・・・。

また行きましょうね~!

ほほほ、アラフォーは余計だったかしらね(爆)

例のお箸は大事に温存してあったのですが、書き込みを読んで早速いじってみると…やはり頭の部分の緑が思いっきり取れました。で、やっぱり黒い地に戻りました(涙)
フェルトは花びらをいくつか作って、ニードルでくっつけたのでしょうか? 色がクールなのが、いいよね。葉ボタン?ちゃんと花に見えたよ(w

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このページは、しづが2009年10月27日 21:12に書いたブログ記事です。

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