医王山界隈歩き(その2)

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いやー、11月1日・2日の天気はすごかったですね。1日の金沢の最高気温は25.5度。2日の帰宅時の気温は山側環状沿いの温度計によると4度。2日は事務所内で凍死するかと思った(おおげさ)。車の窓から見える医王山にも、どうやら雪が降ったようだ。
で、10月24日、医王山歩きの2回目。
今回はルートを変えて、二俣の方から入ってみる。先週のルートは子どもの頃からなじみがあったが(見上峠までだけど)、こちらの方はよくわからない。
若松近辺から二俣へ行く道は昔からあるのだが、とにかく狭くて通る車もほとんど無いので、途中で挫折して戻った大学生の頃のワタクシ。だって原付バイクだったもん。
ところが金沢大学が移転してから、道が広くなったこと。途中の細い区間も広い道になっていて、あっという間に二俣である。しかしここからは林道なので、道幅が狭くなる。これでもうちょっと道幅が広ければギアチェンジをしながらのカーブ曲がりを楽しめるのだが、車が来るかもしれない、と思うとあまり精神衛生上よろしくない。

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いいかげんにせい!と言いたくなる頃(たった十数分)に、医王山ビジターセンター到着。非常に立派な建物だし、周りの紅葉も程よいが、広い駐車場に停まっている車は5台だけ。やっぱりこの細い道がネックだよなあ...。

先日も行った鳶岩を目指す。今日は登ってやるぜ(w
鳶岩の下にある大沼までは、スタートから40分くらい。ハイキング程度の道である。
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大沼から見た鳶岩。大沼水面から岩までは126mあるそうな。この写真を見ると、やはり崖の斜度は45度くらいだ。

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場所を変えて、大沼2枚。今日は曇り空だったのでWBを曇りにしたのだが、なんだか赤っぽいなあ。少しは修正したけど、これ以上はねえ。E-420のWBって、なんだかいまイチ。鳶岩登りのためにカメラは軽くて小さい方にしたが、やはりE-1を持ってくるべきだったか。

ほいほいと鳶岩の付け根まで登ると、そこには20才台前半〜半ばと思われる、一組のカップルが。女性の方はボーゼンとして座り込んでいる。男性が「下りもこれですか?」と聞いてきたので、下りの道を教えてからいろいろ話をしたら、「こいつ、今日が初めての登山なんですよ」とのこと。...初心者に鳶岩は止めた方がよかろうよ。女性の方はタイツにハーフパンツというかわいい格好だったが(ザックはミレー)、まさかこんなところを登らされるとは思わなかったろうに。男性は山慣れしている様子だったが、医王山は初めてだとのこと。デートなら下調べしてから来んかい!とオバは思ったのだった(爆)

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鳶岩からはこちらをお通りくださ〜い、のヤセ尾根。ほんとに歩けるんか?と思うかもしれないけど、歩けます。ちなみに右はすっぱり切れた崖。右側に落ちたら100mは転落すること、確実。ヤセ尾根から大沼を見ると、こんな感じ。紅葉がきれいでつい見入ってしまうが、注意一秒ケガ一生。いや、ケガで済まないな...。

鳶岩からは先日通った覗休憩所経由で地蔵峠へ。地蔵峠でガスバーナーを出して一休み。
今日のおやつは鳩サブレとソイジョイ(ストロベリー味)。鳩サブレはウマー。ストロベリー味のソイジョイはいまイチなので、もう買わない。
地蔵峠にある説明文を読むと、医王山へのクラシックルートは若松−角間−二俣−医王山だそうで、今日私がやってきた道そのものである。室生犀星もこの道を通って登山したそうだ。

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地蔵峠からは箱屋谷山へ。といっても標高を見てわかるように、山というより小さなピークという感じ。標高は覗休憩所の方が高いくらいだからね。ここには三角点があったので、つい記念撮影。私は三角点ハンターか(w
三等三角点であり、点名は箱屋谷だそうな。

箱屋谷山からは医王山ビジターセンターに戻るだけ。結構急な坂をひたすら下る。また膝に来そう...(涙)1時間弱の下りで、ビジターセンター到着。相変わらず車は少ない(w
今日も3時間程度の山歩きだが、崖登りのおかげで結構満足感はある。
再び林道を通って、小さな集落を富山側に抜けると、ぬく森の郷に到着。ここは単なる温泉施設かと思いきや、地元の交流センターであるらしい。研修室がいくつかあり、イベントも開催されているらしい。どうでもいいことだけど、ここの露天風呂は妙に大きかったっす。

見上峠側、二俣側ときて、あと残っているのは奥医王山と富山側だな。富山側から入ると、「カニのヨコバイ」という名の難所があるらしい。剱岳かよ(w
雪が降る前にチャレンジしておかなければ、と燃える私は、翌週もまたまた医王山へ...(まだ続く)



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このページは、しづが2009年11月 4日 22:32に書いたブログ記事です。

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