満開

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先週末は所属アマチュアオーケストラの合宿で、白山ろくの旧尾口村へ行ってきた。オケの合宿にフル参加するのは、10年ぶりだ。この10年近くは、オケに力を入れる気にならなかったってことね。失われた10年ってやつかなあ。
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金沢ではもう桜がすっかり散ったのだが、旧吉野谷村あたりでは満開。これは帰り道で撮ったものだけど、この日は天気もまあまあで撮影日和といったところか。

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CONTAX Planar 50mm f1.4+E-420で。相変わらずいいボケ味しているね。

ところで久しぶりに合宿に参加したのは、仕事の激忙期&試験勉強しなければならない時期と重ならなかったから。いや、勉強はしなければいけないのだが。仕事もそれなりにあるんだがw
あとは所属オケを替わったというのが、大きな要因かな。定期演奏会の時期と激忙期が重なるというのもあったけど、「激忙期なんかどうにでもなる、練習+演奏会に出たい」というほどの魅力がなかったということか。「魅力」なんて優しい言葉を使っているけど、本当は箇条書きにできるくらいいろいろありますのよ。音楽的な方向性とか、温度差とか。

で、1月に今のオケに見学に行ったのだが、1度の練習で入ることを決めてしまった。難点はVnの人数が少ないことか。いつも2~3人、ひどいときにはパートが私一人ということがあって、逃げ帰りたくなったのはいうまでも無い。ちなみにこのときには、穴があったら入りたいくらいの大ボケをかましてしまった...。ネタが無くなったら、そのうち書くかもw

それにしても、メタモルフォーゼンはむずい。音程以前に「自分の現在の立ち位置」を意識しないとダメダメである。"p"なので薄い音で弾いていたら実はそこが主旋律だったとか、あまりに調性がわからないから適当にごまかしたら(おいおい)すごく重要な箇所だとか、さすが「23の独奏楽器のための」というだけあるなあと思っちゃうのだ。
シューマンだってあまり高い音や難易度の高いフレーズは無いけど、シンコペーションと付点だらけの中で、縦の線を合わせるのがむずいことこの上無し。

アンサンブルって何だろう?というオーケストラの基本の基本を考えさせられる、今日この頃である。

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このページは、しづが2010年4月21日 21:57に書いたブログ記事です。

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