前高尾山

| コメント(0) | トラックバック(0)
晴天に恵まれた今年のGW。予定に入れていたオケの練習が無くなったので、さっそく山歩きをしてきた。
この季節ではまだ残雪があるので、近場の低山にしようとガイドブックを眺める。奥獅子吼山へ行こうかと思ったが、往復で5〜6時間程度かかるらしい。もっとお気楽なところは、と見つけたのが前高尾山と奥高尾山。東京ではございませんw

20100505-1.jpg 20100505-2.jpg
湯涌温泉から林道を上がって行くと、そこは高尾山の登山口。前高尾山から奥高尾山、さらには順尾山もしくは吉次山へ縦走できるのだが、今日の予定は奥高尾山まで。コースタイムは奥高尾山まで行っても1時間40分なので、往復しても午前中に戻って来れる。

20100505-3.jpg
時あたかも山菜採りの季節。歩き始めると、道の両側にはぜんまいやわらびが...。子どもの頃はいやというほど里山歩きと山菜採りをやったので、もういいです。食べるのも採るのも。

20100505-4.jpg
順調に歩いていたが、標高が高くなると雪があちこちに残っている。あともう少しで前高尾山の頂上、というところでプチ雪渓が目の前に。ここは奥高尾山との分岐で、奥高尾山方向はずっと雪が続いている。マジっすか...。一気にやる気が失せ、前高尾山で折り返すことに。ここまで所要時間、1時間5分。短い山登りだのうw

20100505-5.jpg 20100505-6.jpg
前高尾山の頂上には、三角点があった。後で調べたところによると、点名は「大高尾山」で、三等三角点らしい。「大」ってのは何なのよ、と思ったりもするが、頂上からはかなりいい眺めである。秋の澄んだ空なら、金沢市内も見えるかな。ちなみに真ん中よりちょっと左下に見える赤白の鉄塔が、私が車を停めたところ。400mくらいは登っております。

20100505-7.jpg
バーナーでお湯を沸かして、キャラメルマキアートでまったり。登山の時は、甘い飲み物の方がよろしいかと。糖分の補給にもなるし。さすがに登り始めて1時間ちょっとなので、おやつは自粛。ここまでは登っている最中も頂上でも、誰にも会わず。誰も山菜採りに来ないのかね?

さて帰るか、とふとあたりを見回すと「奥高尾山へのショートパス」と書かれた札が下がっている。おお、ここから行けるのか、と歩いて行くと、さっきのプチ雪渓を通り過ぎたようなところに出た。
ラッキー!とそのまま歩くと、目の前には下り坂&一面の雪&雪の無いところは泥状態...というとんでもない風景が。えー、ここ歩くの?と少し下ってみたが、かなり面倒くさい。だいたい雪があるとか足元がドロドロとか、まったく想定外だ。だってそれまでも数日いい天気が続いていたし...とふもとの事を言っても仕方ない。奥高尾山へ向かって10分で、あっさり撤退決定。雪はかなり柔らかくなっているものの、ちゃんとキックステップで降りないと滑ります。注意しましょう(←実体験済み)。

20100505-8.jpg
登山口近くなると、美しい新緑。上の方はまだ芽がぽつぽつ。こういうのを眺めながらぶらぶら歩くのも楽しい。下りではこれから登る人たち何人かとすれ違った。鳥のさえずりも聴こえるけど、ウグイスとシジュウカラしか現認できず。今日はカメラもコンパクト一つで来たんだよねえ。

20100505-9.jpg 20100505-10.jpg
ふもとの湯涌温泉。こいのぼりが泳いでおります。GWなのに、人が少ないなあ。
で、湯涌温泉総湯の「白鷺の湯」に入ってきた。当初の計画通り、温泉から出てもまだ11時。しかし暑いぞ。

本日の教訓:GWだと低山でもまだ雪有り。スパッツを持参すべし。やっぱり秋の方が、雪の心配なく歩けるからいいのかな。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ns.concordia.to/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/265

コメントする

このブログ記事について

このページは、しづが2010年5月 8日 23:31に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ラ・フォル・ジュルネ金沢2010」です。

次のブログ記事は「Planar 85mm F1.4」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。