プラチナ万年筆「プレジール」

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私は手帳やらノートといった紙類がやたら好きなのだが、そんな人間が避けて通れない道が「万年筆」。ヤバい、ハマったら抜けられなくなることは目に見えている...と思って避けていたのだが、やっぱりというか何というか、この道にハマりつつある今日この頃。
タイトルにあるプラチナの「プレジール」は5月20日に発売となった激安万年筆である。1本5万円なんてモノが当然のように存在するこの世界だが、1,000円以下のモノだってちゃんとあるのだ。プレジールは1,050円だけど、消費税を抜いたら立派な1,000円以下万年筆。
おまけに「1年使わなくても、インクがちゃんと出る」のが売りらしい。1年に1回しか使わないのに、なぜ万年筆?と思ったら、年賀状の宛名書き用にする人が多いのだとか。
その筋の人間wの間では噂になっていたプレジールだが、世間ではまだそんなに出回っていないみたい。そんな中、北陸の片隅に住む私がゲットしましたぜ。万年筆オタのみなさんのために、インプレッションじゃー。

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私が買ったのは、イエロー。イエローというよりお上品なゴールドという感じで、なかなかよろすい。私が行った文房具店では7色×2種類ニブがずらーっと並んでいたが、どの色も好感が持てる色だった。バイオレットやピンクもかわいいかも。
右の写真は、私の持っているセーラー「プロフィット」と並べたもの。プロフィットよりは大きく、キャップをはめて書くと、バランスがいまイチ。ちなみにワタクシ、プロフィットはキャップを後ろにはめて使っております。

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ペン先はこんな感じ。同じプラチナのプレピーと似ているわね...つーか、一緒か。プレピーはペン先のカラーメッキがあっという間にはがれたが、こちらは今のところ無事。まあはがれてもいいんですけど。
書き味はプレピーと大差無し。つーか、一緒(爆)
プロフィットと比較するために右の写真を写したのだけど、思いっきり絞りを開いてしまった。何のために撮ったのかとw
こちらは14金だしね。高級感はそれなりにありますがな。 

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試し書きしてみた。この写真は斜め下から写しているため(真上から写すと自分の影に入ってしまう)、どれも同じ太さの字に見えるが、実は上→下の順で細字になっているのだ。
ペリカンのペリカーノはこれまた激安なのだが、おっそろしくインクの出が良くて、力を入れなくてもほいほいとペンが進む。難点は字が太いこと。まあローマ字書き用に作られているからねえ...。極細でも国産のFよりも太いとの噂があるので、他のを買うのを躊躇している。ちなみにインクはペリカン純正のブルーブラック。黒っぽいので、あまり好きではない...がビンで買ってしまった(泣)
一番細いのが、セーラーのプロフィット。こちらはFですから。さすが国産、細いのにすらすら書けて、私を万年筆ラヴにさせた1本である。しかし定価の半額で投げ売りされていたのを何となく買っただけなので、あまり偉そうなことは言えない(爆)
プレジールはこの2本のちょうど中間で、ほどよい太さと言うべきか。当然、手帳には太すぎ。ちなみに0.3の細タイプである。インクはプラチナ純正のブルーブラック。こちらはどちらかというと青みが強く、私好みである。ペリカンならロイヤルブルーの方がよかったな〜。ペリカンもプラチナも古典的ブルーブラックなのでこんな鉄ペンに入れておいてええんかいな、と思ったりもするが、使用頻度が高いのでまあ許されるだろう。

こないだまで新しい万年筆が欲しい病に取り憑かれていたのだが、プレジールのおかげであっさりと欲しくなくなってしまった。だって書きやすいんだもん。これで十分だわw
1,050円の万年筆で満足してしまうところが、まだまだオタの領域に達していないと言うことかな。達しなくてもいいけど(爆)


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このページは、しづが2010年6月 6日 22:30に書いたブログ記事です。

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