チケット争奪戦

| コメント(2) | トラックバック(0)
先日マウリツィオ・ポリーニのチケットを買ったばかりなのに、またしてもチケット購入。さすがに今度は東京でなく、金沢でございます。しかし久々の「電話がつながらない!」状態を体験。誰のチケットかというと...
...OEK+五嶋みどりである。五嶋みどりが独奏するのは、チャイコフスキーのVn協奏曲。他にはチャイコフスキーのバレエ組曲から。ごめん、チャイコってダメダメなんだわ。しかしヴァイオリン弾きたるもの、ヴァイオリン演奏ヒエラルヒーの頂点にいる人間の演奏を一度は聴いておくべきだろう、と思い直した。現在はモチベーションがほとんどピアノに向いているのだが、リサイタルの頃になったらどうなるかわからない。ま、買っておくか。

そんな軽い気持ちで発売と同時にチケットボックスに電話をかけたのだが...つながらない。何度掛け直してもつながらない。10分経っても、20分経ってもつながらない。ちなみに発売は今日の10時。仕事中にトイレに行くふりを何度したことかw 
結局電話がつながったのが、40分後。久々のチケット争奪戦である。大昔はチケットを買うのに電話をかけ続けたり、はたまた某デパートの前に(金沢ではそこで初日の販売が多かった)朝早くから並んだり、と苦労したものだが、今はインターネットがあるのでそんな苦労はどこへ?という感じだ。先日のポリーニもあっという間にインターネットで購入完了。
しかし今回はインターネットでの販売量が少ないことと、電話受付の一時間後に販売開始、ということだったので昔ながらの電話に頼ったのだ。

あれだけ電話がつながらなかったにもかかわらず、今見るとまだチケットは残っているようだ。何だったんだ、あれは。先日のアシュケナージ+辻井伸行+OEKは、発売翌日には売り切れていたんだけど。買いに行ったら、もう完売だったんですよ、ええ。
そのリサイタルは噂によると「楽章ごとに拍手が起こった」そうで(絶句)、ミーハーな私としてはアシュケナージのお姿を一度拝見したかったのだが(彼の指揮にはあまり興味が無い)、行かなくて良かったというべきか。11月の五嶋みどり+OEKはそうなりませんように...。みんな、ちゃんと予習して来なさい(厳命)。おいらもチャイコは苦手だけど、これからVn協奏曲聴きます(T_T)

夕方になって、キース・エマーソンとグレッグ・レイクが10月に来日というニュースが飛び込んできた。マジっすか...。私にこれから更なるビンボー生活を送れってかw、と思ったら、ライヴは全てウィークディだった。
ああよかった。これが週末だったら10月に2回東京行きで、ビンボー生活まっしぐらになるところだわ。ま、キースはともかく、声が出ないわマシュマロマンだわのグレッグ・レイクを見ても仕方ないよなあ、と自分を慰めるのだった。
しかし「追加公演の可能性あり」の文字、気になるなあ...。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ns.concordia.to/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/311

コメント(2)

こんちは。

最近続いていますね。
五嶋みどりは、いつ聴いても、緊張感のある非常に高いレベルの演奏を聞かせてくれますよね。
チャイコってのは確かに考えてしまいますが、金沢でアルバン・ベルクとかショスタコとかありえないし。
仕方のないところでは。
メン・チャイのうちどちらか選べといわれれば、チャイコをとる私ですから、金沢にいれば私も聴きに行ったところです。

できれば、オケと一緒ではなくて、ブラームスとかフランクあたりのソナタを聴きたいものですが。

どもども。
普段クラシックを聴く方に関してはあまり熱心でないのですが、ちょっと情報網を張ってみたら興味のあるものがひっかかった、という感じです。五嶋みどりは先日のOEK定期でチラシをもらって、リサイタルのことを知ったのでした(ありがと!)。

私は協奏曲なら、シベリウスをやってほしかったなあ。Vnはソロも協奏曲も興味が無いのですが(←おまえは本当にVn弾きか?!)、シベリウスは好きなのだ〜。
そーねえ、テクニックが派手な曲もいいけど、フランクでじっくり聴かせる…というのもアリですな。

コメントする

このブログ記事について

このページは、しづが2010年7月 1日 22:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「大人買い」です。

次のブログ記事は「収穫」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。