ポリーニを聴きに東京へ(その3)

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ちょっと時間が経ってしまったけど、東京へ行った時のお店めぐり記録の続きなど。
ところでポリーニのリサイタルだが、ネットで拾った情報によると、私の座った席はやはり音響が悪いらしい。でも32番は同じ席でも、音響が気にならなくなるくらい良かったんだけどなあ。第2楽章のラストは「神降臨や...」と思ったもん。
そうそう、ピアニストのクリスチャン・ツィメルマンを見かけますた。2階の最前列におりました。この人、昔は白馬に乗った王子様のようだったんだけど、今はね...(以下略)

・YAMAHA銀座店
以前来た時には改装中だったのでいまイチだったのだが...。いやあ、きれいになりましたね。しかも以前よりは管・弦楽器売り場に力を入れているような。ここで楽譜を見ていると、何時間あっても足りない。丸善とYAMAHA銀座店に住みつきたいくらいだ(爆)
そういえばヴァイオリンの肩当てを替えようかと思っていたんだよなあ、と弦楽器売り場を眺めていると、店員さんに声をかけられた。まあ楽器も持っていないし、今日は見るだけです、と答えたところ、試しにつけられる楽器があるという。肩当てはさすがにネットの通信販売で買うのが怖いので(合わなかったらただのガラクタと化す)、楽器を借りて肩当てを何個か試させてもらう。その結果良さげなのがあったのだが、木の材質が2種類あり、音色がかなり変わるという。「うーん、どっちにするかは賭けですねw」と言ったところ、なんと試奏室でその2つをつけて試し弾きできるという。やるなあ、YAMAHA。
数十分待った後(楽譜売り場をウロウロしていると、数十分なんてあっという間だ)、試奏用の楽器と弓を借りて弾いてみる。ひゃあ、全然違うわ。というわけで、YAMAHAにて肩当てをお買い上げ。思っていたよりも高くて予算オーバーしたけど、まあいいや。
ピアノ売り場ではハイブリッドピアノ各種が置いてあったので、いろいろ触ってみる。最近の電子ピアノのタッチは格段に向上しているけど、ペダルをなんとかして欲しいですな。実は数年後に○才記念としてピアノを買うべく、今夏から積立預金を始めたのだ。住居の関係もあり、また電子ピアノの高性能なヤツでも...と思ったりもしたのだが、やっぱりアコースティックだな。お金貯めよう。

なぜに川崎か? それはル・クルーゼの鍋についている黒ゴムキャップを購入するためだ。この黒ゴムキャップが1つ減り、2つ減り...という状態になってきたので、どこかで購入できないか調べたところ、ラゾーナ川崎にある直営店にあることが判明したからである。
ふーん、川崎ですか。あの地に降りるのは、一体何年ぶりだろう。13〜4年ぶりか? しかもあの時には、川崎駅南口のいまにも崩れ落ちそうな焼き鳥屋で飲みまくり、帰りの品川駅あたりで駅名の看板の字が3重に見えだし、家にたどり着いてからは...思い出したくない(爆)とにかくひどい二日酔いになり、私がその後日本酒を断つきっかけとなった(いまでも厳守している)。
そんな思い出のある、川崎駅。ラゾーナ川崎は北口らしい。JR川崎駅のコンコースは、ものすごい人であふれかえっている。川崎って、休日にこんな人がいるところなのか?と思ったら、みな北口のラゾーナ川崎に吸い込まれていく。私も入って驚きました。なんじゃ、こりゃあ〜〜!の巨大ショッピングセンターである。
さっさとル・クルーゼへ行って、黒ゴムキャップを買ってミッション終了...なのだが、一通りは見てみるか。しかし17cmのココット・オーバルが12月31日まで1万円かあ(←これ以上鍋を増やしてどうする)。

ラゾーナ川崎で行きたかったのは、島村楽器。あのローランドの電子チェンバロC-30が置いてあるらしい。電子ピアノでピアノ曲を弾くには限界がありすぎるので、もうピアノをやめて電子チェンバロを買い、バロックものばかり弾こうかとも考えていたのだ。で、弾いたんだけど...やっぱピアノの方がええな。お金貯めようw
ここではヘンレ版楽譜もどきミニノートを購入。噂では知っていたけど、現物は初めて見た。この面白さを誰かと共有したい、と「これ、知ってます?」Vnのセンセにお土産として渡した。そしたらセンセは知っていたのだが、なんと同じパターンのポストイットをお返しに、とくれた。なんでもウィーンに行った時に買ったそうだ。ポストイットの方が高いのだが...わらしべ長者か?
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左:左からほんまもんの楽譜、ミニノート、ポストイット
右:左は現在のヘンレ版のデザイン。右は昔のもの。どちらも老後の楽しみにとってある。

新宿で中古CDやカメラを見たりしたかったのに、山手線の西側へは全く行く時間がなし。川崎から急いで羽田へ。
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羽田第2ターミナルでございます。相変わらず小松便の搭乗口は、隅っこでございますw
帰りは雨の中だったせいもあり、ちょっと飛行機が揺れて半泣きの私。小松空港近辺の真っ暗ぶりに驚きながら、金沢へ。羽田ー小松と小松ー金沢が同じ時間って、どうよ。

今回は人に会ったりリサイタルへ行ったりしていたら、全然時間が足りなかった。これは1年に1回くらい、何かの理由を付けて行かねばなりませんなあ。いや、理由なんて要らないと思うんだけど。

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このページは、しづが2010年11月 2日 23:25に書いたブログ記事です。

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