JWのポップスなんて、果てしなくポップそう。そんなもん聴いてられるかよ...という訳でずっと避けていたこのアルバムだが、ついに聴いちゃったよ。
ストレートな8ビートにしてもっとシンプルなアレンジにすれば、ビートルズの出来上がり。JWって、バッハ、ビートルズ、ビーチボーイズな人だからなあ。
右に行くか左に行くかは、アレンジ次第ってことなのね>JWの曲
2曲目Baby come backのキーボードは思いっきりジェフ・ダウンズ風。というわけで、この曲はモロにエイジアだなあ...と思ったら、なんとキーボード担当は全てJW。
えー、ドラムスはサイモン・カークっすか? なら、もうちょっと面白みがあってもよろしいかと思うんだが。
どれもこれもポップスと言ってしまえばそれまでだが、意外と飽きがこない。アレンジもめちゃくちゃ凝っている訳でもないのだが...いや、そこらへんのポップスに比べれば凝りすぎだけどw
UKからエイジアへの過渡期に位置するこのアルバムだが、聴けばその必然性みたいなものがわかります。JWって器用だからプログレもできるけど、彼の本質はポップスにーちゃん(おじさん)なんだよな。だから、クリムゾンでやったようなプログレを求めること自体が間違っている、ってことがよーくわかる1枚。これじゃあエディ・ジョブソンとも決別するわな。
JW好きには必聴の一枚。それ以外の人にとっては「ただのポップス」に聴こえる可能性大なので、特にはおススメしません(爆)
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