2009年にパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルがベートーヴェンの交響曲全曲を演奏したときのDVDを購入した。モノを増やすのは自粛と日々思っているのだが、音楽関係は別腹ってことで。
おまけに「まあ何だ、今月は誕生月だから"自分への誕生日プレゼント"なんだよ、これは」などと言い訳してみたりする。
話は昨年末にさかのぼる。何の気無しに金曜の夜TVをつけたら、NHK音楽祭のダイジェストをやっていた。そこではヤルヴィがベートーヴェンの5番を演奏していたのだが、解説者・アナウンサー共々歯切れの悪い話し方である。何ですか?と思ったら、いやー速いのなんのって。第4楽章なんて「そこまでやらなくても...」という感じである。
しかし、だ。私はヤルヴィの指揮に釘付けになった。そう、一目惚れ。チャーミングで軽やかな指揮を見つめること十数分。お次ぎはパソコンに張り付いて、DVDを探したってわけだ。
その時には全集は既に売り切れていたが(日本盤はあったが、ちと高い)、どうやらバラ売りもあるようだ。5番〜8番の発売が1月下旬とのことだったので、予約までやっちゃったよ。
DVDは手に入れたけど激忙シーズン突入と同時だったので、まだ3,4,6番しか見ていない。要は好きな曲から見ているわけだなw それにしても、カンマーフィルってアクション大きいなあ。あれくらいやったら、ヒンシュクものだろうか。ヤルヴィの指揮は「うわ、ここどーやって入るねん」という箇所もちょこちょこあるが、まあオケとはツーカーの仲だろうし、だいたい指揮者なんて半分くらいしか見ていないのだから、コンマスと指揮者のコンセンサスができていればどうということは無いのだろう。あ、「半分くらいしか見ていない」というのはVn奏者の場合です。私は半分以下だなー。
余談だがオケの弦楽器奏者の場合、コンマスとトップ奏者を見る比重の方が高いのではないだろうか。音符の長さ、弾き方などはコンマスによるところが多いので、特に「切る、止める」ときには、ほとんどコンマスを見ている。指揮者は目の端に入れているだけ。一人で弾く時には楽譜だけ見ていればいいけど、オケだと楽譜プラス指揮者・コンマス・トップ奏者を見なければならないし、他のパートの音や同じパートの音も耳に入れなければならないし、なかなか大変なんですよ。
ところで、ヤルヴィって「ダンディでチャーミングなおっさんやなー(はあと)」と思っていたら、私とほとんど歳が変わらないではないか。最初見た時には、フィル・コリンズが振っているのかと思った。すまん(爆)
プログレ系の皆さんへの業務連絡:
4月15日・16日にJWとエディがUKとしてクラブチッタでライヴやります。何がなんでも行かなくてはー!と思っていたのだが、なんと16日はオケの合宿。いつもなら、オケの合宿くらい都合悪いと言って川崎へレッツゴーなのだが、ちょっと今年はいろいろあってねえ。合宿参加ですよ(号泣)。
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