モンベル・アウトドア義援隊

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アウトドアグッズメーカーのモンベルでは「アウトドア義援隊」と称した地震の支援活動を行っている。遅ればせながら、私も家にあるものを持っていった。
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私が持っていったのはタオル類。もちろん新品だが、実は9年前にアメリカで購入した物なのだ。アメリカから去るときに「ぎゃー、このタオル類ステキすぎ。買わなきゃー」と家の向かいにあったインテリア関係チェーン店(ニトリみたいなもんだ)で数枚購入...しかし全く使わず。
アメリカものって、大きいんだよねえ。洗濯機や物干しのスペースをとるし。アメリカで全く気にならなかった(いや、大きくて厚いのが気に入ってた)サイズと厚さが、日本では全然萌えず。だいたい私みたいなミニサイズの人間が、こんな巨大なバスタオルを使ってどうするのか。ほとんどタオルケット状態であるw
普通のタオルもそう。こんなに厚くてはタオルを絞れないではないか。アメリカ人って、絞ることがないのだろうか。まー、やはり文化の違いは大きいわねw
あとはウィリアムズソノマのキッチンタオル。これもアメリカものですね。やっぱり使い勝手がイマイチですね。日本人はやっぱり白雪ふきんですね。

ブツを手渡したあとモンベルの店内をぶらぶらしたのだが、やはり食物関係は全くない。シュラフも殆ど無し。まあモンベルが向こうへ送ったのかなーと好意的に考えたのだが、その後に行った好日山荘でも、アルファ米は全くなし。
カップ麺の買いだめも然り、こういうのってどの段階を想定して買い込むのだろう? 電気もガスも水も使える、自宅籠城状態を想定しているのだろうか?? 地震が起きたら「電気、水、ガス、何それ?」になるのだから、水を使わなければ全く食べられないものを備蓄しても、サバイバル出来ないと思うんだが。
阪神大震災の経験者に言わせると「まず生きて避難所までたどり着く(もしくは助けだされる)のが第一段階」とのことだが、だとしたら必要なのはホイッスル(救助の人たちに自分の存在を知らせるため)や水がなくても食べられてカロリーのあるもの...ということになる。それ、登山の時の非常用食料&持ち物じゃん。

そんなわけで常備してあるカロリーメイトやソイジョイ、オールレーズン(山登り時の行動食)の賞味期限をチェックし買い足したりしたが、ここで直下型地震が起きたら、うちの建物なんて潰れちゃう可能性大ですねえ。というのも、自宅の数百メートル先に有名な活断層があるからして。
そんなことを考えたら、非常持出ザックなんて無駄かも。いや、そんなこたあない!とザックを担いで家の中をうろうろしているワタシだったりする(←擬似山登り状態...になっていないな)。

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追記:
スーパーへ行ったら、先週は豊富だった食品関係が続々と消えていますた。カップ麺やパスタソース、即席みそ汁など…東北地方に回っているんだろう、きっと。こういう棚の状態を見て「買っておかなきゃ」という気持ちが増幅される仕組みになっているのね。
しかしコーヒー豆が無くなってきたのには、顔が青くなるおいら。しゃーねーな、スーパーで調達は諦めて、専門店に100g500円の豆を買いに行くかw

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このページは、しづが2011年4月 2日 21:54に書いたブログ記事です。

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