自宅の6畳間をフローリングにリフォームした。表替えの必要が出てきたり、去年は猛暑のあまりダニが発生したり...と発狂しそうになったからだw
そう、私は畳の部屋が嫌いなのだ。というわけで、こたつ無し生活も20年になる。ついでにいうと柑橘類も好きではないので(加工品は好きだ)、「こたつにミカン」という日本の冬に欠かせない風物詩も、私にとっては全く意味のないことだ。
フローリングへの貼替えは1日で終わるという。工事は先週の土曜日。
改装前。さらば、畳よ。
畳を撤去すると、なんと土台との間に隙間(というレベルではないが)があいているではないか。工事をした建築屋さんに言わせると、マンションは見えるところだけに気を使ってあるらしい。外から見えないところは、まあこんなものだろう、と。一戸建てとは建てる方の気合がぜんぜん違うそうな。
...ま、そりゃそうだろう。
工事途中。畳を撤去したあと木枠を組み、その上に板を貼っていく。右の写真は、さらにフローリング材を乗せたところ。
で、日が暮れた頃に完成。ちなみにこのフローリング材はちょっとお高めですのよ。一枚一枚表情が違いますのよ。日焼けで色も変わっていきますのよ。おほほ。
しかし今までどおりにパソコンを置き、マットを敷いたら(フローリングはおしりが冷える)...雰囲気があまり変わらないんですけど。うーん、とりあえずラグだな。
つーか、フローリングの上に座っているところで、すでに畳状態なんですけど。いかん、安物でもいいからソファを買わなければ。座椅子は粗大ゴミ行きってことで。
これでダニも発生しなくなるし、掃除も簡単だし、いいことづくめ...と思っていたのだが、嬉しいことがもう一つ。ここで楽器を弾くと、うまい具合に残響が残るんですねえ。今までうちの部屋はじゅうたん、クッションフロア、畳という床素材だったので、音が残らなかったわけですよ(いわゆる「デッド」な状態)。特に電子ピアノを置いてある部屋はじゅうたん敷なので、ここでヴァイオリンを弾くと3割減くらいの腕前に聴こえるのだ。
今回リフォームを依頼した建築屋さんと雑談をしていたら、彼がトロンボーン吹きだと判明し、一気に音楽話が加速。防音室(ヤマハのとかではなく、一から作るオリジナルのもの)もいくつか手掛けたことがあるらしいが、音が吸収されるように作るので、金管の人には辛いらしい。弦楽器はそこまで残響が必要ないけど、やはりある程度残るとぜんぜん違うということがわかった。
これでバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタなぞサラッと弾ければ、言うこと無いんだけど。ははは(力無い笑い)。
コメントする