涸沢へ行ってきた(その2)

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涸沢でテントを張るつもりが、気がつけば手前の横尾でステイする羽目に。
仕方ない、山ではよくあることさ...こんな間抜けな道間違い、そんなに無いって!
よたよたと横尾に戻ってきて、早速テント場の申し込みをする。テントは一張り500円、いや1人500円だったかな?とにかく私が払ったのは、500円ポッキリだったことは確かだ。
それに缶ビールを一缶買って、合計1,000円。缶ビールは下界の2.5倍だが、これも致し方ないことよ。

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テントを張り終わったのが15時くらい。日が当たるところはかなり暑いが、木陰にテントを張ったため、梓川からは気持ちのいい風が吹いてくる。登山靴を脱いでみると、左足の親指の爪が割れていた。そりゃ痛いよな。登山靴が大きいので、横尾(1回目)でもう一枚薄い靴下を重ねたのが失敗だったようだ。
指に絆創膏を巻き、音楽を聴きながらビールを飲んでいると、眠たくなってきた。気持ちのよい青空、川から吹く風、これ以上の夏があるだろうか。テント内でゴロゴロしていると、あっという間に17時過ぎ。ちなみに上の写真のうち、一番右はGALAXY Tabで撮ったもの。横尾はdocomoの圏外なので、GALAXY Tabが稼動したのはこの写真1枚を撮ったときだけだった(なぜ撮った?)。

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テントも増えてきて、かなりの盛況である。ぼんやりと周りのテントを眺めていたら、少し離れたテントの女性が話しかけてきた。なんでも20kgのザックを担いで、10日近くこの辺りを歩き回るらしい。「標準コースタイムの2倍くらいかかるんですよねー。病み上がりでコルセットしているし」とのことだが、それは病み上がりとは言わんだろうw 
「少しでも荷物を減らしていかないと」と彼女がおすそわけしてくれたのは、なんとワイン。まさか上高地の奥でワインを飲むことができるとは思わなかった。
ワイン片手に話をしていると、彼女が「とんがり派ですか、お花派ですか?」。とんがり派はとにかく頂上を目指すタイプ、お花派は花がきれいとかいった別の価値を持って山へいくタイプだそうな。
うーん、私はどっちだろう。とんがり派ではないことは確かだが、お花派にあてはまるのだろうか。いや、お花派の亜種「テントでゴロゴロ派」だな、きっと。

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今日の私の夕食。ワタシ的には結構豪華。アルファ米カレーピラフはかなり美味い。ジャスコで買ったイオンPBの春雨スープも美味しい。いろいろと自炊メニューを工夫してきたが、夕飯はこの辺で落ち着きそうな予感。
史上最強(凶?)の雨女を自認する私だが、この日は雨の心配が全く無く、最高のテン泊日和。残念ながらこの日は満月で降るような星空には遠かったが、それでもかなりの星空に満足。廻りのテントではまだ話し声が聞こえたが、20時過ぎには爆睡。雨の音も雷の音も聞こえないって、なんと幸せなテン泊だろうか(まだ続く)。

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このページは、しづが2011年8月21日 22:44に書いたブログ記事です。

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