雪かきdays

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今年は暖冬だなあと思っていたが、やはり冬は冬だった。
今朝目が覚めて「あ、金曜日じゃなかったっけ...orz」なんて思ったのは、今週に入ってから毎日事務所の雪かきをやっているので、その疲れが出てきたからだろう。
今朝は金沢にしてはかなり寒かった。通勤時に表示されている気温を見ると、-4℃。ここは金沢市でも山のほうだから、アメダスデータよりは少し気温が低い。ちなみにアメダスでは午前8時の気温が-1.1℃。いや、今の気象台は海に近いから、気温はもちろん積雪深に至っては全然違うんだってば...と昔からの金沢人は少なからず思っているに違いない。

これくらいが冬の気温としては、大変心地よい。道路が凍って車の運転に神経を使うのが難点だけど、シャーベット状の雪をさながらパリダカかモーグルか、といった感じで運転するよりはよっぽどマシだ(金沢市街地の裏通りに入ったら、もうそこはモーグル会場。そういうところにも顧問先があるので、裏通りに突撃しなければならないのだよ)。
今朝は新しく積もった雪が数cmしかなかったこともあって、車の上に積もった雪を落とすのも手袋をした手でパッと払えばすぐに落ちる。それに比べ、昨日は大変だった。夜中に5℃くらいまで上がり、その後また0℃近くまで下がり、朝9時には3~4℃。こうなると雪は水分を含み「雪じゃなくて鉛かよ、これ」という感じ。雪かきをしていても、降ってくるのは雨とみぞれが混じった大粒の物体。その物体はあっという間に雪かき用手袋や帽子、上着に染み込みだし、手袋の役目はあっという間に消滅する。
これが氷点下だと降ってくる雪は軽いパラパラな状態なので、衣類や手袋にほとんどくっつかないのだ。したがって、−2〜3℃が意外と雪かきに適した気温ではなかろうか。ただし風が吹くと体感温度がぐっと下がるので、それはそれで辛いものがあるのだが...。

ただ、積雪深がメートル単位になってしまったところは、大変だなあと思う。毎日雪かきどころか屋根雪下ろしまで加わり、体と心が休まる暇がないだろう。少し気温が上がると屋根雪が落ちてくるし(これは殺人兵器となりうる)、雪も半端じゃない重さになるし。

20120202.jpg
現在の状況。夕方からまた雪が降りだした。
写真を撮るためにベランダに出たが、やっぱり冬の夜っていいな。真っ白で、静かで。これは日本海側でないと味わえない気分。こんな夜にはシベリウスの音楽がよく合う。
というわけで、先日亡くなったベルグルンド指揮のシベリウスの交響曲でも聴きますか。雪の夜には、3・4・6番あたりがぴったりかと。明日の雪かきのことは、あまり考えないことにして...。


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このページは、しづが2012年2月 2日 22:03に書いたブログ記事です。

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