京都コンサートホールClub

で、京都コンサートホールの会員になって、何かいい事あるの？思うだろうが、最大のメリットは京都コンサートホールでの公演を先行予約＆割引購入できるということだ。昨年のパリ管弦楽団のチケット購入の際は、一般発売開始になると同時にパソコンの前でボーゼン。ほとんど席が無いではないか。要はコンサートホールClubや京響友の会の会員の先行予約で、ほとんど席が消滅していたのである。

今年始めにそのころ判明していた来日オケのスケジュールを見ていたら、11月にヤンソンス／バイエルン放送交響楽団があるではないか。しかも休日だ。これを買うのに1,000円余計に出すのだったら、まあいいか（チケットは1割引だから、結局のところお得）...と考えて入会した次第。

で新年度の会員スタートということで、今日ポストに京都コンサートホールClubからの会員証やチラシが入っていた。どれどれ、他にどんなコンサートがあるんだろ？とチラシを眺めて「ふぎゃっ」と声を上げてしまった。ふぎゃ〜なスケジュールとはこのとおり。

10/21　ティーレマン／シュターツカペレ・ドレスデン

11/10　ブロムシュテット／バンベルク交響楽団

11/23　ヤンソンス／バイエルン放送交響楽団

ど、どれに行けばいいんだ...。ビンボーだから、交通費を使って1万円以上の総ナメなんて不可能。

ヤンソンス／バイエルン放送交響楽団はベートーヴェンばっかりという話を耳にしていたが、このプログラムによると、交響曲第1番、第8番、第5番だという。ひー。ベートーヴェンにしては軽めの曲ばかりだけど、３つですか。帰りの高速バスの中で、気を失いそうw

ブロムシュテット／バンベルク交響楽団もベートーヴェンだが、こちらは3番と7番。3番ねー。これ、疲れるんだよなw　自分が演奏したときは、第2楽章で寝そうになったわ（半分本当）。

うーん、ロイヤル・コンセルトヘボウだったら、悩む間もなくヤンソンスなんだけどな。シュターツカペレ・ドレスデン？ティーレマン好きじゃないんだって。曲もブルックナーだったっけ？とチラシをよくよく見ると、ブラームスの交響曲第3番と第1番。またしても、ふぎゃっ。こ、これは聴きたい。ティーレマン？許す！中の人に言わせると、ティーレマンとSKDの相性はおそろしくいいらしいし。しかし3番も1番も演奏したことがあるけど、ぜっっっっっんぜん別次元なんだろうな。パリ管を聴いた後の帰りのバスの中で思ったみたいに「あー、もう下手なヴァイオリンやらオケやらやっているのが馬鹿らしくなってきた。音楽やめよ。聴くだけの方に廻ろう」と思うのだろうか。...といいつつ、今でもじたばたとやっているのだが（爆）

10月にはヴェンゲーロフのヴァイオリンリサイタルもあるのだが、これはウィークディなので最初から対象外。あれ、ヴェンゲーロフってプレーヤーに復活したんだっけ？曲目は超絶技巧モノではなくオーソドックスな曲ばかりだから、リハビリがてらかしらん。しかしヘンデルのソナタって...おいらもレッスンで弾いた曲だw  同じ曲なんて聴いた日には、こちらも「...下手っぴなヴァイオリンなんてもう辞めよう」と思う可能性150%（爆）

あと注目しているのがマイケル・ティルソン・トーマス／サンフランシスコ交響楽団なんだけど、こちらは京都は無いみたい。うーん、東京ですか。しかしこれは曲目によるな...。

来年2月にはサロネン／フィルハーモニアが控えているのだけど、兵庫県立芸術文化センターで日曜日に公演があると知り、こちらにほぼ決定。ソリストはアンスネスだし。おいらの誕生にも東京で公演があるのだが、ソリストが某ヴァイオリニストの為、却下。サロネン様もベートーヴェンですのよ。今、フィルハーモニアでベートーヴェンシリーズをやっていますのよ。流行りなのか？

こうやって書き散らかしていると、すごーく軍資金が要りそうな気がしてきた。いや、要るんです。iPadという高価なおもちゃも手に入れた事だし、今年残り9ヶ月は物欲を抑えなくては...。