定期演奏会終了

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今年はこのネタのことは書かずにスルーしようかとも思ったのだが、来年に向けての備忘録として残しておくことにする。
なぜスルーしようかと思ったかというと、あまりに自分の出来が酷かったからですよ。「ここヤバス、落ちる可能性50%」とか「ボウイング間違えそう」とかいう地雷はあちこちに存在していたのだけど、その地雷を確実に踏んだ上に、今までやったことのないような大ボケをかましてしまった...1小節だけで終わったのが、不幸中のなんとか。GPで音を出してしまった、とかいう致命的なものではないんだけどね。

1プルは実力の無い自分にとっては地獄の場所で、2プル以下で使う「えーい、霞んでごまかしちゃえ(てへっ)」という技が一切使えない。アマチュアといえども1プルはすべての音をきちんと出してナンボである。過去に何度も書いたが、うちのオケの弦楽器人材不足は深刻なので、私ごときがそういう所で弾く羽目になっているのだ。おいらって普通のオケなら3プル裏(一番楽で目立たない)、もしくは折り返して中に入ったプルトのレベルなんだけどなあ。ちなみに4プル以下はコンマスの音が聴こえないし指揮もよく見えないので、それ相応の臨機応変実力がないと大変な場所だったりする。
ただコンマス横席で「いいじゃん、ここ!」と思うのは、合わせるのが楽なこと。トリルのタイミング、スピード、音程など、ありとあらゆる事を楽にコンマスに合わせることができる。でも落ちたり音程が悪いと恐ろしく目立つので、差し引きするとやはり後ろのほうがいいに決まっている。
あとは練習時に1stVnが一人という状況が何度かあった、というのがかなり苦痛だった。今回のプログラムはほとんど1stVnが旋律を弾きっぱなしなので、自分が落ちると旋律が消滅するというのは、いくら練習といえども「穴があったら入りたい」状態である。いや、よっぽどだったら歌ってやろうかとも思ったんだけどね...。

そんな訳で当分ヴァイオリンなんか見たくも触りたくもない!と思っていたのだが、今週末にレッスンの予約を入れてあるので、楽器には触らなければw ふう...。

しかし魔弾の射手序曲とベートーヴェンの交響曲第2番は完全なトラウマと化してしまったので、未来永劫iPodはもちろん、脳内からも抹殺する可能性大。
誰かカルロス・クライバー指揮ドレスデン・シュターツカペレの「魔弾の射手」全曲CD要りませんか?(本気)

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このページは、しづが2012年6月10日 11:45に書いたブログ記事です。

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