立山、雷鳥沢(その2)

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一昨日デジュー・ラーンキのリサイタルに行って、興奮覚めやらぬワタクシでございます。さっさと山ネタを終わらせてラーンキ様のことを書かないと(爆)
ラーンキのリサイタルは、このあとソロとエディット・クルコン(ラーンキの奥様)とのデュオが東京、京都、札幌などであるので、ぜひ聴いてくださいませ。本当にいいですよ。

立山2日目は快晴。朝4時に目が覚めたが、テントの外は満天の星で、今度は冬の大三角形が光り輝いている。うーん、ここに望遠鏡とは言わないから双眼鏡を持ってきて、星を見るとたのしいだろうなあ...次回はE-1を持たずに双眼鏡を持ってくるか。

今日もアルファ米で簡単な朝食をとり、5時20分にテント場を出て一の越へ。雷鳥沢~一ノ越は観光客であふれる室堂と違い、静かなもの。時々道があっているか不安になるくらいである。

準備運動も兼ねてのんびり歩き、7時に一ノ越到着。この時間に一ノ越にいるのは前夜からの宿泊組だけなので、まだ人が少ない。といっても、そこに見えるのはツアーで来たと思われる関西弁の団体...w
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一ノ越で見かけたイワヒバリさん(たぶん)。ピルピルと気持ちよさげに鳴いておりました。

一ノ越からはいきなり岩だらけ・急傾斜の登山道となる。ここで何も知らずに来た室堂からの観光客はビビって引き返すのがお決まりであり、20数年前の私もそうだったw
どれくらい急傾斜かというと、登りはじめて10分後、一の越山荘を見るとこんな感じ。
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途中で傾斜は緩くなったりするが、ずっと岩場が続くので、ナメてはいけない。ストックは邪魔なので、手を使って岩を登ったりすることに。でも富山県の小学生、ここを登るんだよねー。しかも一ノ越からは稜線上となるので、風が強い。ここを登るのは落石に注意さえすればまあなんとか、という感じだが、下りはかなり怖い。自分が落石を起こしそうで、だ。

1時間弱で雄山に到着。そこは遮るものが何もない、視界360度の世界。
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左:五色ヶ原から薬師岳方面。真ん中にぽつんと見える建物が、五色ヶ原山荘。いつかは五色ヶ原に行かなくては。
中:真ん中のとんがりが笠ヶ岳、手前は水晶岳から赤牛岳。黒部源流方面ですね。
右:遠くに槍ヶ岳から穂高連峰。

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で、富士山キター!はっきりと見える富士山。

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朝早い(と言ってもすでに8時)ので、雄山神社に行く人もまばら。ここでお祓いを受けなければ、雄山山頂には行けないらしいw 面倒なので雄山山頂は踏まずに、先へ行くことにする。

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雄山からは別山に続く縦走路へ。縦走路からは雷鳥沢キャンプ場、室堂、さらには富山市街や富山湾まで見える。さて、これからこの風景を見ながら、雲ひとつ無い空の下をプチ縦走。来てよかった...と思ったのは言うまでもない。
(まだ続く)

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このページは、しづが2012年9月24日 21:47に書いたブログ記事です。

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