ROCKSHOW / WINGS

| コメント(0) | トラックバック(0)
WINGSのDVD "ROCK SHOW"が発売されたとあっては、ポール・マッカートニーファンなら当然買うっしょ!ということで、もちろん購入。
このDVDは、1976年のウィングスのアメリカツアーのライヴステージである。音源としては"Wings over America"という3枚組のLPが同年に発売されている。ビートルズに関しては2枚組のホワイト・アルバムも当然のように購入したが、さすがに中学生の財力ではウィングスまで手が出ず、兄が買ったものを聴いたにすぎない。しかしWings over Americaを手に入れたのは世の中の音源がCDとなり、就職して財力もそれなりになってからだった。

そんな思い出のWings over America。今でもたまに聴いていたが、これが映像で、しかもリマスターされて発売となっては、買う以外に考えられないっしょ。

LP盤とこの映像とは、録音(録画)した場所が違うようで、最初の"Vinus and Mars〜Rock show"から「あれ?」という感じである。映像の方はVinus and Marsでポールの音程がブレブレ。いやーん、これは...w
他にも"Time to Hide"のラストでデニー・レーンが「Happy Birthday, America!」と言っているのだけどそれが入ってないとか、"Richard Cory"でこれまたデニー・レーンが"I wish to be...John Dennver"と替え歌で歌っているのが普通の歌詞だとか、そんな違いはある。まあ長いアメリカツアーのいろんな音源を合わせたのだろうけど、永年"Wings over America"に慣れている身としては、なにか変な感じがした。

この映像を見てわかったことは、ポールとデニー・レーンがマルチプレーヤーであるということ。いや、わかってはいたんですが。中間部ではポールが長時間ピアノに向かうのだけど、その間ベースを弾くのはデニーだし、その反対でデニーがピアノを弾くこともある。
あとわかったのは、リンダ・マッカートニー、あなたは何をしてるんですか?ということ(爆)ま、ポール様がよければ、すべて良しなのか...。

それにしてもポールって、やっぱりロケンローラー。1993年の東京ドームへは聴きに行ったけど、この映像の時代よりもはるかにロック度は落ちていた。1975年あたりはまさしく絶頂期ですね。1980年〜84年発売のソロアルバムも好きだけど。
ビートルズの曲である"Lady Madonna"もライヴでポールがピアノを弾くと、こんなにこじゃれたロック。ちなみにこの曲、私もお遊びでロックバンドをやったときに弾いたんだけど、やっぱりポール先生にはかなわんわー(当たり前だ)。

今年御年71歳になったポールだけど、まだワールドツアーをやっているらしい。来日するとかなんとかいう噂があるけど、本当かねえ。他のロックミュージシャンとは違ってお金は腐るほどあるんだから(推定資産は800億円!)農場でのんびりしてたらどうよ、と思うのだが、この人の性格なんでしょうなあw

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://ns.concordia.to/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/1384

コメントする

このブログ記事について

このページは、しづが2013年7月 7日 21:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「夏越の祓」です。

次のブログ記事は「デジタル雑誌を定期購読してみた」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。