ある晴れた昼下がり...ではないが、10年半乗った車を手放した。こちらに戻ってきた時に新車で購入したパジェロミニ、雪の日も雨の日も通勤の友として、また登山のお伴として頑張ってくれたなあ。
...としんみり書いてみたりするのだが、実は「もうあんたとやってられない!」と何度思ったことか。軽四なのに車高が高いため(だって一応RV車だし)、安定性の無さこの上なし。朝の通勤時でさえ恐怖を感じること、しばしば。おまけに毎日の通勤時にエンジンが5,000回転ってどうよ。
まあ、雪の日には「最強の軽四自動車」に変身するんだけどねえ。最近全然降らないし。4WDもいいけど、スタッドレスタイヤをケチるべきではないという声には全面同意する。
じゃあね、ってことで写真を何枚か撮った。もうやってられねーよと思いつつ、お別れするときには情が残っているところがリコンと似ている(爆)
リコンと違うのは、新しい連れ合いが決まっているところ。お次は1,500ccの普通車だが、ナビだのバックモニターだの、中古車のくせに最近の機器てんこ盛りである。
で、ついにAT車にした。そう、パジェロミニはマニュアル車だったんですねー。「生涯MT車乗り」で貫くつもりだったのに、朝の通勤ラッシュに耐えかねて軟弱オバになってしまった自分。村上春樹的に言えば「自分の中の何かが死んでしまった」という感じだが、そんなものをいちいち気にする年齢ではなくなってしまったもんね。最近の口癖は「ま、いいかー」だしw
しかし、世間は燃費が良くてナンボの風潮だが、「燃費?なんすかそれ??」という車なところが、せめてものささやかなオバの主張。これからの10年は、金食い虫(車)との二人三脚だな...。
コメントする