2006/7/27-Non-Solo-Vino@松本楼-
ワインの師匠青木先生主宰のワイン(だけじゃない)会へ。
今回は60名で由緒正しき松本楼@日比谷公園にて。
ゲストスピーカーはワインライターの葉山考太郎氏、
ワインと料理の相性「ピタピタ理論」の渡辺正澄先生。
青木先生の実験、「カレーとシャンパンの相性」も催行。
当日は面白く興味深い話が多く、ワイン撮影を失念。
最後に辛うじて撮ったのがマムのコルドン・ルージュ。
《その他のワイン》
☆モントードン ブリュット レゼルヴ NV
2003/12に飲んだことがあるシャンパン。1891年創業。
コート・ド・ブラン地区リセイ村の自社畑と同地区のCH、
ランス山地区のPN、マルヌ渓谷のPMを購入との由。
キリっとした柑橘系、トースト香で、すっきり飲める。
☆アンリオ ブリュット ロゼ NV
シャブリのフェーブルやブシャールのオーナー企業。
セニエ製法でなくブレンドで、エレガントな感じのロゼ。
近くの席のハルさんがしきりに推奨してました。
◆コッリオ・ボルゴ・デル・ティリオ ボルゴ・デル・ティリオ 2000
そのハルさん協賛のイタリアはフリウリの赤。
造り手はNicola Manferrari。MerlotとCSのブレンド。
ブラックベリー系、スパイシーでタンニン柔らか。
リーデルのブルゴーニュグラスでサービス。
ボルドー右岸はブルゴーニュグラスでもOK(by リーデル)。
◇アイアンストーン オブセッション シンフォニー 2004
1960年にUCデービス校で作られた品種シンフォニー100%。
グルナッシュ・グリとマスカット・オブ・アレキサンドリアの交配。
甘口でパッションフルーツ、マンゴーの香り。塩・胡椒と合う。
《食事編》
ウナギのバルサミコ焼きとフォアグラムースのマルブレ仕立て。
バルサミコはグルコン酸でくさみを取るのに好適。
冷旨系にはレモン等で酸味を加えて。
オマール海老のオレンジ風味マリネ、夏野菜のガスパッチョソース。
イカとタコをクスクス風に刻んだものを間に。
アボカドは色が変わりやすいので、生クリームを入れると効果あり。
オマール海老はしつこい(コクがある)ので、シャンパン(リンゴ酸)、
シャブリ、プイィ・フュイッセ、サン・トーバン等と合うとのこと。
真鯛のポアレ、茸のコンフィを添えてプロヴァンス風サフランソース。
ソース中のバター、生クリームと乳酸(MLFのワイン)がマッチ。
牛フィレ肉のステーキ、アンチョビとエストラゴンのモンパンシェバターとともに。
赤ワインの柔らかなタンニンとよく合ってました。
マンゴーのプリンとココナッツのクリームソース。
ペッパーと合う?。またはペパーミント◎。
サワークリーム入り謹製カレーライス。
サワークリームの存在でブリュットとマリアージュ。
ドミセックとも合う。酸味9割に対して塩1割で◎?。
葉山先生のレクチャー。会場の雰囲気。
葉山先生の著書。サイン付き。ラベルはラトゥール1961年。
これは三次会に出かけた恵比寿のバー。