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2006/9/28-WINE試飲会@CWT

California Wine Tradingの試飲会@青山ダイヤモンドホールへ。
プロ向けの会だが、ナパ旅行同士のよしみで潜り込み。

午後4時に会場到着もプレミアムワインはほぼ品切れ状態。
知人のアドバイスを聞きながら試飲し気に入ったのは、
◇サンタ・バーバラ・ワイナリー CH サンタ・バーバラ 2005
リンゴ、レモンの香り、すっきり系のシャルドネ。 
◇メリーヴェイル スターモント CH ナパ・ヴァレー 2004
洋梨の香りが濃厚。
◆タンデム キーファー・ランチ PN ソノマ 2002
チェリー、ラズベリーの香り。パイの食感。濁りあり。
◆ルチア PN サンタ・ルチア・ハイランズ 2003
チェリー、ラズベリーの香り。凝縮感。

特設ブースでCuvaisonの日本未輸入ワインを試飲。
20060928 BRANDLIN 2003.JPG
◆ブランドリン(Brandlin) CS ナパ 2003
CS80%、マルベック10%、CF6%、PV4%のメリタージュ。
Mt.ViederにあるBrandlinさんの畑から醸造。
80%はフランスオークの新樽で、2年樽熟。
黒ベリー系、重厚で凝縮感あり。若いが既においしく。
http://www.cuvaison.com/mtveeder.htm

なお、CuvaisonにはPNの試飲がなかったため理由を質問。
曰く、「Sideways効果でPNは品薄」、畑の地図を広げながら
「2003年からMerlotやSyrahの畑をPNに植え替えている。
将来的には量も確保できる(収量自体は増やさないが)」。

せっかくの機会なので、ワイナリーの方に直撃質問。

Q パリテイスティング30周年記念テイスティングの結果はどう思う?
Aさん:米仏のワインはそもそも異なる特質を持っており、比べる
    こと自体がナンセンス。再度やるべきだったか疑問。
Bさん:世界のワインは多様になり嗜好も変わっているのに
    仏ワインは変わろうとしないことが問題なのでは?
Q. PN嗜好はSideways効果もあるが、食文化の変化も大きいのでは?
Aさん:重厚からエレガンスへの流れは要因としてはある。
    米国中西部でもRaw Fishを食べるようになったし。
Q. 加州ワインはアルコール度数が上がっているが、いかがか?
Bさん:傾向はあるが、うちのスタイルでは上げていない。
    これも消費者の嗜好の変化に合わせて変化している。

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