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2008年02月23日

THE POLICE LIVE IN CONCERT in Osaka(その3)

コンサートから2週間。まだまだ脳みそはTHE POLICE一色でございます。といっても後になって冷静になると、結構間違った思い込みをしていたことが発覚する。というわけで、まずは懺悔から。

その1
スティングはキーを下げていなかったと書いたが、後日出回った大阪公演の音源を聴いてみると、何曲かは下げていることが判明。いやー、私の耳なんて所詮この程度ですね。しかしSo Lonelyなんて、もともとのキーで歌うなんて不可能や・・・。
ちなみにこのコンサートは撮影・録音OKという太っ腹なもの(高性能のものはダメらしいが)。というわけでネット上に写真が出回っていて、アリーナ後方で豆粒にしか彼らを見れなかった私は、プレミアム席の皆さんが写した写真を見てウハウハしているのだった。ポリス側の意向らしいが、これが最後だからってことでしょうかね。重ね重ね、ありがとう>スティング、アンディ、スチュ
しかしプレミアム席って、こんなに近いんだ・・・やっぱりケチるんじゃなかったかなあ。でも3万円だよ(涙)

その2
ミュージック・ライフでのSynchronicity Concertのレビューはアトランタのもの、と書いたが、NYシェアスタジアムの間違い。アトランタはビデオ(DVD)のほう。
なぜわかったかというと、このムック本にその1983年の文章が掲載されていたんですねえ。
book.jpg
↑シンコー・ミュージック・ムック アーカイヴ・シリーズのザ・ポリス&スティング
1978年から1983年までのTHE POLICEのインタビューを中心に構成されていて、非常に面白い。ちょうど1980年から1984年は、私がミュージック・ライフを欠かさず購入していた時期と重なるので、その頃の表紙やインタビューを懐かしく読んだ。
この中でも、1999年の3人のインタビューが秀悦というか壮絶というか。THE POLICEはメンバーの音楽的バックグラウンド&指向が全く違うので音楽的な衝突も激しく、その緊張感があの名曲・名盤を生み出したと言うことはよく知られている。しかし、その対立が音楽だけでなくお互いの存在にまでに達し、彼らは解散したわけだ。1999年になっても、スティングとスチュのすさまじい対立の様子が、インタビューからありありと察することができる。
先日某サイトで「Ghost in the Machineの頃にスティングが作ったデモテープ」というのを聴いたが、どこにでもある80年代前半ロックという感じで、つまらないことこの上なかった。しかしこれが他の2人の手にかかると、あの独特のリズムと間が生まれるのだから、まさに"Every Little Thing They did was Magic"。
というわけで、この本はTHE POLICEオタなら「一家に一冊」。

それはともかく、今回の収穫物。

オフィシャルTシャツでございます。こんなもんどこで着る?と突込みが入ってきそうだが、私は平然と休日に着る人間です。14日の東京公演でスチュが着ていたGhost in the Machineのシャツ、欲しい・・・。どこに売っているんだー。


キーリングとバッジ。実はオフィシャルグッズは左上のRegatta de Blancのキーリングだけ。あとのはドームから駅の間に出ていた、怪しげな露店で買ったのさ。すみません、どうしても欲しかったんです(w
怪しいキーリングの方は今回のライヴのポスターが図柄となっているし、その裏側は右の写真にあるSynchronicityのジャケット。オフィシャルよりいいんだけど・・・これ
その他にもあったグッズは見てみぬ振りをして、とりあえず帰宅。しかし帰宅後に財布の紐がプツッと切れて、アンディ・サマーズのFirst You Build a Cloudと著作本(ONE TRAIN LATER)を買っちまった(^^;;;

そんなこんなで終わった、私にとってたぶん最初で最後の生POLICE。アンディのソロ愛好家の私としては、ツアーが終わったらまた3人3様のソロ活動に戻って欲しい。そして「同窓会は楽しかったね」って3人が思っていれば、それでいいんじゃないかい?
「その1」でチラッと書いたけど、お次は5月のASIA。こちらは4月に新作をリリースするので、予習をして行かねば。ASIAにはTHE POLICEほど思い入れは無いけど、ついに生ウェットンですよ! 手術のあと、少し顔は細くなったようだからなあ・・・昔の美形ウェットン再びか?!(爆)

2008年02月16日

THE POLICE LIVE IN CONCERT in Osaka(その2・セットリスト付)

2008年2月10日19時35分、待ちに待った3人のライヴはあの曲で幕を開けた。そう、あの曲ですよ。イントロのアンディのギターが響くと、アリーナの私はウォーミングアップ無しで全力疾走状態。あ、アップのためにFICTION PLANEの演奏があったのか(^^;;

今日は自分の備忘録としてライヴのことを書いておくので、ディープ&偏った内容になりますが、ご容赦を。
というわけで、まずはセットリスト。

1. Message in a Bottle
2. Synchronicity II
3. Walking on the Moon
4. Voices Inside My Head / When the World is Running Down
5. Don't Stand So Close to Me
6. Driven to Tears
7. Hole in My Life
8. Every Little Thing She does is Magic
9. Wrapped Around Your Finger
10. De Do Do Do, De Da Da Da
11. Invisible Sun
12. Can't Stand Losng You/Reggatta De Blanc
13. Roxanne

Encore 1
14. King of Pain
15. So Lonely
16. Every Breath You Take

Encore 2
17. Next to You

事前に他の都市でのセットリストを見ていたので1曲目もわかっていたが、やはり生でイントロのギターが聴けると感慨もひとしお。

スティングは昔ほど高音は出なくなっていたが、うまくメロディを下げたりしてごまかしていた(ww ネット上では「キーを下げて歌っていた」という書き込みがあちこちで見られたが、曲自体の調性は下げていない(はず)。GENESISのリユニオンでやっていたのが「キーを下げる」ことですがな。慣れ親しんだ曲の調性をいきなり変えられると気持ちが悪いので、GENESISのリユニオンCDは購入していない。これも慣れの問題なんだけどね。それにしても体型といい声といい、相変わらずかっこええ。あたしゃ別に好きじゃないけどさ(w
アンディは御歳65才という年齢にもかかわらず、ギターは冴えまくり弾きまくり。ちょっとだけぴょん!とジャンプしたり、アンコールで2人を呼ぶ演技をしたり、ギター以外でもいろいろと楽しませてくれた。アンディと言えばテレキャスターだけど、今回はストラトキャスターがメインだったよう。実はわたくし、アンディばかり見ておりました・・・が、彼だけは小太りになっちゃったよー。あごが2重だよー(爆) 希望を言えば、Bring on the NightのギターワークとMiss Gradenkoの細かいアルペジオを聴いてみたかった・・・。ちなみにBring on the Nightは、スチュの裏拍に入るバスドラとハイハットの組み合わせがこれまた素晴らしい曲で、アンディのギターと合わせて言うこと無しの裏名曲。あ、別に裏じゃない有名曲か、これは。
で、スチュのドラムス。スピードは昔ほど無いものの、切れのある叩き方は変わりなし。あの独特のハイハットを生で聴くことができたのは、感動モノっす。Wrapped Around Your Fingerでは吊り下げてある打楽器類やグロッケン、ティンパニを叩き、スチュの独り舞台。そこからポーンとスティックを放り投げてドラムセットに戻るときの、なんたる格好よさ! 都市によっては、これまたスチュの打楽器が大活躍のWalking in Your Footstepsがセットリストに入っていたが、大阪では外されてしまった。うーん、残念・・・と思っていたら、なんと東京では演奏したらしい(号泣)。

こうやって見るとまんべんなく各アルバムの曲を演奏しているが、GHOST IN THE MACHINEからは2曲と少ない。あのアルバムはホーンやキーボードを使いまくっているので、サポートがいないとやりにくいだろうからね。ちなみに今回は3人だけのステージである。やるなあ、オヤジたち。
そのGHOST IN THE MACHINEからのEvery Little Thing She does is Magicは私が一番好きな曲。つい演奏中にウルウルしてしまったが、今回一番盛り上がったのはこの曲かもしれない。
アンコールのKing of Painではビデオクリップよろしく3人のモノクロ写真がスクリーンに映し出され、スチュのグロッケンを聴きながらまたまたウルウル。そしてEvery Breath You Takeではついに堤防決壊。あれ、なぜか目から汗が・・・(爆) この曲にそんな思い入れは無いと思っていたが、アンディの弾くイントロのギターでやられちゃいました。おかげでこの曲は目を拭くのに忙しく、踊ったり歌ったりできず(←踊る曲ではない)。この曲のギターのコード&アルペジオは、世界遺産・無形部門(そんな物は無い)に登録されるべきだ(w
ラストのNext To Youまであっという間の1時間40分。歌って踊ってはじけまくって、しっかりと3人をこの目と耳に焼き付けた・・・はず。

このリユニオンは、彼らの25年ぶりの同窓会。過去の確執を乗り越えて、同窓会を開いてくれてありがとう。その同窓会を日本でもやってくれて、しかも片隅に私を居させてくれて、本当にありがとね。人生で最高の誕生日だったよ。
・・・そんなことを考えながら、私はゆっくりと京セラドームを後にした。


コンサートが終わって、腑抜けと化しているアタシ。
しかし脱力している暇は無い。夜行電車に乗るため、大阪駅へ向かわなければ。


人だかりがすると思ったら、みなこのポスターを撮っていた。ポスター前でVサインするお姉ちゃんもいた。若いねえ。

2008年02月11日

THE POLICE LIVE IN CONCERT in Osaka(その1)

とうとうその日がやってきた。THE POLICEの生演奏を聴けるのだ。
あれは1983年のこと、ミュージック・ライフ紙上でSynchronicty Concert Tourのレビューを目にした私。あれは確かアトランタでのコンサートのレビューだったと思う。日本に来たら絶対に聴きに行かなきゃ!と固く決心してから、早や四半世紀。まさか彼らがリユニオンして、この目と耳で体験できる日が来るとは。

昼ごろのサンダーバードで、一路大阪へ。実は大阪へはほとんど行ったことがないので、地理勘は全く無し。コンサート会場である京セラドームがどこなのかも知らなかったが、まあなんとかなるでしょう。
普段ならいろいろと下調べをして行くところなのだが、この1週間はネットで調べたり本屋に行く暇もなかった。というわけで、前日に大阪駅周辺の中古カメラ屋と楽譜店をチェックしただけ。

大阪駅地下から丸ビルの方へ向かう地下道。
いやん、しゃれてる~。
この辺はこじゃれた店構えが多く、大阪っておしゃれ?と思ってしまうあたくし。

向かった先は、大阪駅前第一ビル内にある中古カメラ店。カメラがずらっと並んでいると、ウキウキしてしまう私はおバカでしょうか(ww 
しかしねー、2軒くらいざっと目を通したけど、なんかイマイチなんだよー。やはり量が少ないのかな。いや、金沢の店よりははるかに多いけど、中野のフジヤカメラや西新宿のマップカメラを想像していたので・・・。
ちょっと目に付いたのが、MinoltaのMacro 100mm F2.8とCONTAXのMakro-Plannar。Minoltaの方は金沢の某
店よりもはるかに安かったので、カードを飛ばしそうになった。ふーっ、危険だぜ。
Makro-Plannarは60mmと100mmがあったが、100mmは私が買える値段じゃないし、60mmもね・・・。これを買うと、デジタルはオリンパスかキヤノンに買い替える方向に進むので(CONTAXのレンズはアダプターを使えばフォーサーズやキヤノンで使える)、意外な大出費となる。やっぱりやめとこ。

お次に向かったのは、隣のビルのササヤ書店。ここは有名な楽譜の店である。
そのうちフォーレの弦楽四重奏曲をやりたいなあ、と思っているので、まずは難易度の下調べ。Vnはそんなに難しくなさそうである。ところがDuran社の楽譜だったので、嫌な予感がして値段を見ると・・・高いんですけど。メンバーを集める当ても無いのに、この値段の楽譜を買ってどーすんねん、ということでこれも却下。カール・フレッシュも同じ値段。くすん。
いや、「自分への誕生日プレゼント~」とか言って買っちゃってもよかったんですけどね。2日前にASIAのチケットを買ったものだから、やはりここは自制心を働かせないと。

デパートの人混みにはやはり参った。大阪駅第一ビルのあたりはちょっと西新宿っぽくていいなあ、と思ったのだが(私は西新宿ラヴァー)、デパート&駅の人の多さにはうんざり。
というわけで、そそくさと京セラドームへ。

やって来ました、京セラドーム。
ジャンピング禁止の立て札が・・・ジャンピングすると、ドーム全体が揺れて、近所迷惑になるらしいっす。

このコンサートにはなんと前座がある。FICTION PLANEというバンドなのだが、なんとヴォーカル&ベース&ソングライターがスティングの息子(ジョー・サムナー)らしい。
私ははじめて聴いたのだが、ジョーは顔(歌っているときだけ)も声質もスティングにそっくり! 最後に演奏したTwo Sistersという曲、なかなか良かったです。ちょっと聴いてみるかな。

FICTION PLANEの演奏が終わった後。
あと何十分かしたら彼らの演奏を体験できる・・・とドキドキしているところ。

19時35分、ドーム内の照明が落ちる。
私を含めたアリーナの観客が総立ちになる。
3人が出てきた・・・!コンサートの始まりだ!! (続く)

2008年02月08日

物欲記録メモ・αレンズ編

最近、新しくカメラ関係のモノを購入していない。
昨年の10月に中古のα-Sweet Digitalを購入してから、これといって欲しいものもない。そりゃあ先立つものさえあればいくらでも欲しいものはあるけど、「どうしても買わなければなりません」レベルのものが無いのだ。

そんな中、久々に物欲を刺激されるモノが発売される。
それはSonyのαシリーズのレンズVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA

だいたいこれくらいのズームレンズだとF3.5-F4.5というところが普通だが、F2.8ですよ! この差は大きい・・・
しかもデジタル専用では無いので、α-7でも使える。ありがたや。
私は50mmオタクなのだが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフだと50mm→75mm相当になってしまい、体に染み付いている画角と違うのでとまどってしまう。というわけで、最近は不本意ながら20年前のズームレンズを使いだしたところである。
「ズームで明るくてツァイスレンズ!これは買うしかない!!」と値段を見ると・・・252,000円って何よ。

にじゅうごまんにせんえん?

それはレンズの値段じゃないだろう・・・せめて10万円安ければ・・・(それでも買えないって)
しかし特筆すべきは、その重さ。955gという、α-Sweet Dの2倍の重さのレンズである。SSMだから仕方が無いとしても、軽いボディだとバランスが悪いことこの上なし。もっと重いボディを買えってか(ww
それにしても最初の1年はα-100という、α-Sweet Dの焼き直しのようなカメラをリリースしただけだったので、どうなることやら・・・と思われたが、ここに来てボディやレンズを着々とリリース。やるじゃん、Sony。

というわけで、「宝くじを当てたら買うものリスト」にランエボとともに入れておきます(爆)

2008年02月03日

携帯電話も衣替え

風邪、しつこいったらありゃしない。先週は月曜の午後から全く声が出なくなり、週末にかろうじて超ハスキーボイスくらいの声がでるようになりますた。

さすがの私も病院へ行ったら「風邪ですね」とのこと。しかし喉の腫れがあまり無いということで、「風邪が治ってもこの状態だったら、ポリープかもね。そしたら耳鼻咽喉科行きです」と言われ、普段大声を出すことの無いあたくしがなんでよーと心の中で叫びつつ数日経過(たしかに声は出ないが、喉の痛みは無かった)。
やっと喉が痛くなり、声もハスキーボイスが出るようになって、風邪決定。しかし1月の2/3は風邪ひき状態だったなあ・・・

ところで、私はauのW41CAという携帯電話を2年弱使用している。
これは2006年の超ヒット商品だったらしいが、確かにかゆいところに手が届き、必要機能はこれで十分かつ動きもサクサク。もともと本来の機能(電話)とメールを月に数通くらいしか使わない人間なので、これでも機能ありすぎ・・・なのだ。
しかし毎日持つものゆえ、いい加減飽きてくる。

これが先日まで使っていたもの。
こんなストライプの機種あった?と思いきや・・・
本来の姿はこれ。
実は専用ステッカーを貼っていたのさっ。
専用ステッカーはcdxd Label Shopで購入したもの。 上のPaul Smith調ストライプを7ヶ月間貼っていたが、全くの無傷。使用中に剥がれることはなかったが、ステッカーを貼ったり剥がしたりはとても楽。ステッカー表面が磨耗して色が薄くなる、ということも起こらず、これで500円は安いだろうという感じ。

  
そして今回、新たに4種類購入した。前のストライプが大変気に入ったので、再び購入(ww
模様替えした後が右の写真。うーん、やっぱりストライプのほうが好きだなあ。

去年注文したときには入金確認後3日くらいで発送されたが、今回は1週間以上かかった。最近注文が増えて、順番待ちの期間も長くなりつつあるらしい。
これを貼ることができる機種は限られるのだが、自分の持っている携帯電話に飽きたら、こういうのもいいんじゃないっすか・・・と言いつつ、来月切れるauの2年縛りの次をどうしよう、と考えていたりする今日この頃だったりする(w