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2008年07月28日

いろんなことのある日

blogに書くネタは、ありそうで無いものだ。日々持参しているシステム手帳に「blogねた」というページを設けてメモしているものの、アップするタイミングを逸したり、ネタ自体なかったり・・・ということが往々にある。

しかし今日はネタというより、備忘録として残しておくようなことが多い一日だった。

その1:浅野川が氾濫した。
今日のトップニュースはこれだろう。発端は昨日の午後に起こった、雷と風を伴う大雨。マンションのベランダが水浸しになるような雨だったが、正味1時間程度で終了。
そして今朝。5時半過ぎから、またしても前が見えなくなるような雨、そして雷。今日は一日富山の滑川へ行かなければいけないのだが、北陸自動車道は通行止めになったりしないだろうなあ・・・と思っていたら、7時ごろやんだ。
おお、ラッキー!と事務所へ向かい、到着したのが午前7時半。すでに浅野川の水位は相当上がっていたけど、先日の大雨でも見た風景だった。事務所を出発し、山側環状に乗るべく鈴見橋を渡ると・・・下流は尋常ではない水位と水の流れである。このとき7時50分。
午前10時半くらい、滑川市の顧問先にいる私に、電話がかかってきた。「こっち、すごいよー。下流は避難勧告が出ているって」「逃げるときには、私の車も動かしてよっ!」と言ったが、私の車は皆が嫌がるマニュアル車である。置いていかれること間違いなし(涙)。ちなみに事務所からは浅野川の話でかかってきたわけではなく、ちゃんと急ぎの仕事の話である(w
昼に携帯で金沢市の防災関係を調べたところ、主計町が災害にあっているとのこと。A町の名前は無い。
午後6時半、金沢に到着。事務所近くの橋からはこんな感じ。

どこまで水位が上昇したか、一目瞭然。堤防?を越えるまで、あと1mでしたな。私の職場はここから歩いて2分もかからないので、堤防を越えたら浸水は間違い無しだった。橋に大きな流木が引っかかっていたので撮ったが、TVニュースで見た梅の橋はすごかった・・・流木がひっかかりまくり。
生まれてから27年弱は金沢の犀川・浅野川になじみがある場所に住んでいたが、こんな状態を見たのは初めて。やっぱり地球は温暖化しているのか、はたまた田畑を宅地化してコンクリートで固めたせいなのか。

その2:北陸自動車道入り口にて
高速道路の料金所ゲートをくぐると、だいたい行き先が2方に分かれているということが多い。金沢森本インターも料金所を過ぎると、「福井」「富山」の2方向を書いた看板が掲げられ、上下線に分かれるようになっている。
私は富山方向に入ったのだが、すぐに前の車がハザードをつけて路肩に停まった。「ひょっとして、コイツ・・・」と思ったら大当たり。私が去ったあと、その車はずりずりとバックしているではないか。要は上下線を間違えて入ったのだろうが、車の少ない北陸自動車道でも危険極まりないこと間違いなし。この辺で運転していると、「はああああっ???」と言いたくなるような非常識な行動をとるドライバーに遭遇することが多いんだよ・・・ホントに。
ちなみにドライバーは30代男性・サラリーマン風だった。オトコたるもの、いさぎよく小矢部インターまで行かんかい!(爆)

その3:帰り道、北陸自動車道にて
みなさんは富山空港の滑走路がどこにあるかご存知だろうか? 答えは「神通川の河川敷」
・・・というわけで、北陸自動車道の神通川上には「わき見注意 飛行機通過」の大きな看板が掲げられている。子どもじゃあるまいし、飛行機が来たからといってわき見するわけないじゃん・・・と思っていた私がバカでした。
今日の帰り道、神通川の手前に来たところでふと富山湾方向に目をやると、そこにいるのは飛行機!
 飛行機キターーーーー!!!!
うまく私の上を通過しないかなー、とチラチラ見ていたのだが、残念ながら通過前に橋を渡ってしまった。しかし100km/hを出しながら右後斜めをひたすらチラ見する私。おお、ANAだ。あの大きさからいってB-767かなー。富山って国内は東京便だけだよなーーと、脳内アドレナリン上がりまくり。思いっきり子どもじゃねーか(爆)

こう書いてみると、後の2つは備忘録というよりもやはりネタですな(w

2008年07月26日

夏は、ピクルス。

いやー、暑い。夏が暑いのは仕方が無いが、7月下旬にして既に2週間連続真夏日ってどうよ。エアコン無し職場で汗だくになって働いているのに、痩せないってどうよーー(ww

さて、夏になると食べたくなるもののひとつに、ピクルスがある。
ピクルスと言えばマクドナルドのハンバーガーに挟まっている謎の物体、というイメージだが、あれくらいしか普段口にする機会はありませんなあ。私もピクルスが好きになったのは、アメリカでの話だ。あの生活が無かったら、瓶詰めピクルスなんて買うことは無かっただろうし、ましてや自分で作るなんてことは一生無かったに違いない。

きゅうりも安くなってきたので、ピクルス用に何本か買い込む。他に入れるのはにんじんくらい。市販のものにはカリフラワーが入っていることが多いが、最近カリフラワーをとんと目にしなくなったので、メンバーに入れず。
某料理研究家のレシピをネットから拾い、刻んだ赤唐辛子とにんにくの薄切りを加えると、翌日から食べることができる。これはこれで美味しい。でも物足りないんだな・・・と探し当てたエクスカリバー並みの最終兵器がこれ。


ピクルス用のミックススパイスである。入っているスパイスは粒コショウ、クローブ、コリアンダーなどなど。酢・水・砂糖・塩を煮立てて作った何の変哲もないピクルス液にこれを入れると、あーら不思議!スーパーで売っている瓶詰めピクルスに近い味になるのだ。
しっかしフォションって・・・わざわざブランド名を入れるところが、よくわからん。

きゅうり、にんじんはぶつ切りにし、さっと煮立てる。煮込むべからず(w
大きいきゅうり3本(貰い物)とにんじん1本で、びん4本分。一応ビンは熱湯消毒済み
長く保存するには野菜の水分が出た頃にもう一度ピクルス液を煮詰めるといいらしいが、この量だと数日で無くなるのでそういうことはしない。

残ったピクルス液を使いまわすというツワモノも世の中に入るが、私はドレッシングのベースにしたり、ポテトサラダの下味に使ったり・・・という使い方をしている。キャベツを漬けてザワークラウトもどき、というのもまあまあだったし、うずら卵を漬けて弁当に持参、もヒットだった。
漬物ドットコムというサイトを見ると、「それはヤバいんじゃないの?」と言いたくなるようなものまで酢漬けにしている。これではレシピ紹介と言うより、実験結果発表!という感じなのだが、「・・・ちょっと作ってみようか」という気にさせられてしまうところが怖い。
というわけで、そのうち「りんごのピクルス」でも作ってみますか(w

2008年07月17日

ねんきん特別便

今日家へ帰ったら、ポストの中に入っていたのが「ねんきん特別便」。おお、これが噂のヤツか~と、いそいそと封を開けてみた。

KICX0900.JPG
考えてみると、私が国民年金の被保険者となってから20年以上。そのうち2年間は学生だったので任意加入被保険者であり、もちろん加入していない(学生が強制加入となったのは、平成3年から)。ちなみに学生の頃は旧国民年金法である。
それからは共済組合員→第3号被保険者(その1)→第1号被保険者→第3号被保険者(その2)→第2号被保険者(厚生年金被保険者)というバラエティに富んだ道を歩み、第1号と第3号(その2)の間には、合算対象期間(いわゆるカラ期間)まで存在する。このカラ期間の理由は、海外在住にあたって任意加入の手続きをしなかったからだ。知っていたけど、1年だしいいか~という感じだったわけさ。
おまけにこの間の引越し回数、9回。1991年からの17年で、海外を含め9回ですよ。どっか抜けているんじゃね?と思っていたら、敵は意外なところにあった。
・・・最初の共済組合員の期間がすっぽり抜け、「0」となっている。びっくり。なんでも平成8年以前に退職した共済組合等の加入月数は入っていない可能性があるらしい。共済組合から社会保険業務センターに情報提供されたものが記入されているらしいが、何やっとんねん、○○共済組合!!

というわけで、みなさんもよく見てみましょうね(明日からの顧問先での話のネタが一つ増えたわい)。

2008年07月09日

GEL-COOま

暑い。7月の上旬なのに、なぜこんなに暑いんだ。
地球温暖化とはいえ、なんか違っていないか?

暑い時季に新聞その他を賑わすのが、食中毒の記事。以前生ガキ&ノロウィルスにやられた身としては、食中毒は二度と御免である。
そんな私は基本的に弁当持参、そして職場には・・・エアコンが無い。えーっと、私は一応デスクワークのホワイトカラー労働者なんですが。この21世紀の日本国で、エアコン無しですよ。絶句。
パソコンが熱暴走で1日に何度も逝ってしまうような職場で、日々食中毒菌に耐える弁当を持参しなければならない。それには菌が繁殖する温度に達しないようにすることが重要・・・というわけで、保冷グッズを検索。いや、保冷剤と100円ショップで買ったミニ断熱シートで弁当箱をぐるぐる巻きにしているんですけどね。それでは洒落てないな~と。

で、発見したのがGEL-COOま。ふたに保冷剤が入っているという弁当箱である。他にカラフルなGEL-COOLというシリーズもあるが、GEL-COOまは札幌円山動物園のオフィシャルグッズであり、売上の一部がホッキョクグマの餌代になるらしい。基本的にキャラものは好きではないが(そういうものを持つ年齢ではない)、ホッキョクグマの餌代の足しになるのなら、と敢えてGEL-COOまを注文した。


そうしてやってきたクマたち。ボス、オス、メスがいるらしいが、オスとメスの違いは? 目鼻の大きさ??

 
こんなカードが同封されていた。いしかわ動物園orのとじま水族館さんよ、こういうペンギングッズを通販してくれたら、即買いしまっせ。

今日起きてびっくり。涼しいではないか。せっかくGEL-COOま出陣か!と思っていたのに・・・。おまけに今日は1日中外出。どうしようか考えたあげく、弁当作成。前夜の下ごしらえが全くなく、メニューもあまり考えていなかったので、いつもの2倍以上製作時間がかかった。朝から肉味噌を作るってのも面倒です(w 
冷凍ご飯も切れていたので、朝から鍋で2合炊く。私はいつも1.5~2合をル・クルーゼで炊いて、0.5合ずつ冷凍保存しているのだ。

本日の弁当。せっかくなのでサラダも作った。サラダを除けば、普段の弁当の量とほぼ同じ。弁当箱にしては小さいよ・・・と思っていたが、意外と入る。ちなみに右下の黒い物体は、麻婆茄子。肉味噌を作っておけば、簡単よん。

9時から車で外出、顧問先の駐車場(日陰)に車を置き、中にGEL-COOまを放置。保冷バッグも一緒に購入したので、GEL-COOまは保冷バッグの中。ただし今日は気温が低そうだったので、さらに保冷剤を追加することはしなかった。今日の金沢の9時から12時の気温は、24.2度~26度(アメダスによる)。湿度は高いものの、全然実験にならない気温だ(w

12時過ぎのGEL-COOま。結露ができるのは仕方ないか。ふたを開けてみると、ひんやり。サラダ、美味いよ。他のおかずもほのかにひんやり。何よりもいいのは、ほどよく冷たいこと。ステンレス弁当箱+保冷剤+断熱シートでは冷えすぎて、ご飯が固まってしまうのだ。

真夏なら保冷バッグに保冷剤を追加するということで、けっこう使えそうです>GEL-COOま

2008年07月01日

金沢市内、饅頭の日

7月1日は氷室開きの日。wikiによると、「日本書紀」にすでに氷室に関する記述があるらしい。加賀藩は氷室の氷を将軍に献上していたため、この日金沢市内では昔の氷室開きを模したイベントも行われる。

それよりもすごいのは、この日金沢市内は氷室饅頭一色になってしまうこと。
氷室饅頭とは氷室の氷を模した饅頭で、「これを食べて夏を健康に乗り切りましょう」という意図が含まれている。京都では6月30日の夏越の祓いにあわせて「水無月」という菓子を食べるそうだが、それの饅頭版ですね。
私の実家は金沢市民にしては珍しく饅頭を食べない家だったが、最初に働いた職場で7月1日に饅頭が配られたのには結構驚いた。氷室饅頭とはそういうレベルのものなのだ。ちなみに10個単位で買うのは当たり前の光景、私のように「3つください」という人間はあまりいない。ヨメの実家から嫁ぎ先に送るという慣わしがあるそうで、事務所の人に「今日は家で氷室饅頭食べるの?」と聞いたら、「もうすでにヨメの実家から20個くらい送られてきたので、食べまくっているよ」との答えだった。
去年は7月1日が日曜日だったのでいろいろ買い集めて食べ比べをしたが、今年はウィークディなので買出しに行けず。近所で買い集めた数個でおしまい。


フライングして前日に買ったもの。いろんな菓子屋のものなので、大きさはさまざま。基本は雪を模した白色・こしあんだが、ピンクや緑もあるし、最近は粒餡や白餡に加えかぼちゃ餡などという変化球もある。


当日菓子屋で購入したもの。左から酒饅頭、麦饅頭、塩饅頭の饅頭3兄弟。
元々の氷室饅頭は麦饅頭だった、という話を聞いたことがあるが、麦饅頭のほうが固めでしっかりしている。塩饅頭って何?とお店の人に聞いたら、餡が甘くないんです、とのこと。早速食べてみたが、餡はやはり甘いほうがよろしいかと。しかも砂糖が少ないと、餡ってまとまらないんですね。ポロポロこぼれた。

こんなに買ってどうするんだ?という声が上がってきそうだが、食べない分は冷凍保存。食べるときには蒸し器に入れて数分蒸すと、いつでもほかほかの氷室饅頭が食べられるってわけ。あ、でもこの食べ方は本来の氷室饅頭の趣旨に反するな・・・(w