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2008年11月26日

圧力鍋

今日の仕事の帰り、何の気なしに近くのジャスコに寄った。
職場の近くにはジャスコがあり、生鮮食料品は24時間、一般商品も23時まで販売しているため、夜遅くなったときには結構重宝しているのだ。

すでに時刻は20時半過ぎ。家庭用品売り場をぶらぶらしていた私が目を留めたもの・・・それは圧力鍋である。
鍋に関しては昔「鍋フェチ」といわれたくらい持っているのだが(ル・クルーゼばかり)、やはり圧力鍋でしかできない料理も存在する。そのいい例が玄米。2,3年前玄米を食べようと土鍋や炊飯器でいろいろ試してみたのだが、どうしてもうまくいかない。白米は鍋オンリーでうまく炊けるのだが、玄米はどうも要領がつかめない。そこでネットで研究したところ、圧力鍋だとおいしく炊けるらしいということが判明。しかし圧力鍋は高い・・・鍋に2万円はちょっとなあ・・・とずっと思っていたところだった。
今日ジャスコで売っていたのは、2.5Lで2,980円という破格値。WMFにすべきか、フィスラーにすべきか・・・と考えていたのだが、買ったからといって使いこなせるかわからないし、まあとりあえずこんなところで、と見た瞬間に即決。その足で玄米も買い、いざ炊飯じゃ。

家へ帰って、さっそくネットで玄米の炊き方を検索。圧力をかける時間も蒸らし時間もまちまちのレシピの中から、こんなもんかというものを選択し、実行してみる。とりあえずは2合だな。

蒸らしております。ドキドキ。

圧力鍋の欠点は、調理中の鍋の中が見えないこと。圧力が抜けて鍋のふたをとるまでは、スリルとサスペンスの世界である(大げさ)。というわけで、ふたを開けると・・・

カニ穴だ! 成功だわっ!!(黒いのは一緒に炊き込んだ、だし昆布)
一口食べてみると、う、うまい(涙) もうちょっともっちりしているかなあと思っていたのだが、わりとパラパラ。まあこれは水の量と炊飯時間が短いレシピを使ったから、仕方が無い。しかし私は固めの食べ物が好きなので、このくらいでちょうどいい。玄米のプチプチした歯ざわり、ウマー。
1回目で成功、ってあたしゃ飯炊きの天才かも~、と自画自賛しながら梅干とともにご飯を食べる。日本人でよかったと思う一瞬である(ww

実は玄米炊飯以外に圧力鍋で作りたいものはないのだが、せっかくなので少し研究してみます。光熱費の節約になるかも。しかし煮もの系は、ル・クルーゼが一番うまくできると信じているこのワタシ。さて、どんな料理ができることやら。

2008年11月22日

ベルリンフィル・ライヴ中継

↓今日見かけたニュース。
ネットで聴けます、ベルリン・フィルが演奏会を同時中継
1シーズンすべて聴けて149ユーロ。この金額、安いか高いか。

# ちょうど光ファイバーに変更しようかと思っていたんだよなあ・・・。

2008年11月21日

初雪

一昨日のことだが、朝起きるとうっすらと雪が降ったような跡。
月曜日の最高気温が18度だったというのに、いきなり冬に突入ですか。


雪といっても、私の車にはこの程度。しかし、だ。職場の近くへ行って驚いた。地面が白くなっているではないか。私の車のタイヤはノーマルだし・・・いや、この日の朝既にスタッドレスに交換済みの車は、金沢市内にいったい何台あっただろうか? それくらい突然の雪だった。


こういう日にかぎって、なぜか山のほうへ行かなければいけないワタシ。というわけで、このような雪道をよたよたと運転する。当然事務所の車もノーマルタイヤ。ひー。


くりさんの発情シーズンも終わったので、ベッドを鳥かごに入れた。原産地アフリカのDNAが入っているくりさんは、20度以下になると鼻水が出てくるのだ。というわけで、ふかふかベッドでおねむである。しかし昼間は「なぜあたちの家にこんなものが吊り下がってるの?!」とばかりにベッドを大攻撃。乱暴なお嬢様である(ww

2008年11月15日

デジタル一眼レフ一周年

このblogによると、私は昨年の10月下旬にデジタル一眼レフを手に入れたらしい。
ちょうど1年を経過したところで、その感想など。

あの時には「ちょっと期待はずれ」みたいなことを書いたのだが、実は1年経ってもその気持ちにはあまり変化が無い。というか、積極的に手が伸びないのだ。普段はCONTAXのTVSデジタルかi4Rを常に持ち歩いているし、「今日は何か写すぞー」という日には、CONTAXのAria、もしくはα-7。おそろしく稼働率が低いカメラ、それがデジタル一眼レフのα-Sweet Digitalだ。

あまり手が伸びない原因の一つが、カラーバランス。
   
この2枚、同じ日に続けて撮ったもの。左はオートバランスモード、右は曇空モード。これだけ違うんですねえ。
フィルムカメラだと、カラーバランスの違いはフィルムに依存するところが大きいのだが、デジタルだと本体のホワイトバランスによる。しかもレタッチをすることで、いかようにも変えられる。ここが私がデジタルに完全移行できない理由の一つ。出来上がった写真をいじるのは、好きではないのだ(メモ程度の写真はレタッチするけど)。

   
こちらもオートバランスモードと、日陰モード。これは50mmマクロレンズで撮ったため、コンパクトでは絶対に不可能な写真ができあがった。といっても、ただ写しただけなんですが(^^;;; ちなみに絞りはF2.8。100mmマクロが欲しくなってきた・・・(ミノルタの100mmマクロは定評が高い)。
これだからミノルタと縁を切れないんだよなあ・・・。CONTAXはこってりした色合いなので、花を撮るとどぎつくなってしまうのだ。実はあまりにもデジタル一眼がピンとこないので、ミノルタのシステムを全て処分しようかとまで考えていたのだが、これを見るとやはり手放せない。困った。

    
こちらは露出を変えて撮ったもの。左は絞り優先モードで撮ったそのまま、真ん中は露出を+0.3、右は+0.7にしたもの。+0.5があれば、ちょうどよかったかな。フィルム(特にリバーサル)で撮るときには3カットくらい押さえておくが、デジタルはこういうときに便利。何枚撮っても財布に響かないもんね。コンパクトでもたまに露出を変えて撮っているが、結局パソコンでレタッチすればいいや、になってしまう。こうやって書いていると、私って本当にレタッチが嫌いなんだなあとつくづく思う。いや、画像ソフトを使うのは嫌いじゃないんだが、気合を入れて撮った写真をいじくるのが大嫌い。後で自分の好きなようにいじるのだったら、最初から絵を描きますがな。

  
文句をたれていても、デジタルを手放せない理由がもう一つ。世の中のデジタル一眼の多くはCCDもしくはCMOSサイズの関係で、フィルムカメラで使っていたレンズの焦点距離が1.5倍となってしまう。50mmだと75mm相当になるし、50mmの画角で撮りたければ30mm程度のレンズを使わなければならないと言うわけだ。
ということは、私の持っている100mm-300mmというレンズは、150mm-450mmになってしまう。鳥フェチとしては、野鳥がこんなに大きく撮れるなんて、涙モノである。しかもこのレンズはF4.5-5.6と暗いのだが、必殺・レタッチでごまかすこともできる。
というわけで、「これを撮りたい」というものがあれば、すごおぉぉぉく使えるカメラなのだ(私の場合は花と鳥)。しかし、ちょっとした風景なんかはGR DigitalやTVS Digitalのほうが機動力があるし、一眼レフに負けない写真が撮れる。お散歩カメラは機動力が命だからね。

    
20年以上前にα -7000とともに購入した、28-85mmというレンズを使って写したもの。
左の花はこのレンズのマクロモードを使ったが、まあまあじゃないか。普通に花を撮りたかったら、これでも十分いける。
真ん中はF4くらいで写したもの。やはり絞りを考えて写すときには、一眼が不可欠。右は日陰にあったものをオートバランスで写したために、青っぽくなってしまった。いちいち日陰モードにしなければならないらしい。面倒くさい・・・。

先日久しぶりにカメラを見ていたところ、デジタル一眼で「おおっ、これは!」というものに巡り会ってしまった。
それはSonyのα900。Sonyのフラッグシップ機で、α-9の後継ということらしい。クリアなファインダー(私はライブビューが嫌い)、がっちりしたボディ・・・久々に「機械」としてのカメラに萌え。しかもフルサイズ機ときたもんだ。しかし、フラッグシップ機だけあって、お値段も30万円弱・・・。
年末ジャンボが当たったら・・・いや、久しぶりに有馬記念でも買うか(爆)


2008年11月09日

走ってきました

今年も出場してきました>かなざわ市民マラソン10kmの部
つーか、これくらいエントリーしないと、ジョギングにも気合が入らないわけで。

今年は自分の趣味の比重が完全に音楽に移行していたため、走るほうはサボりっぱなし。これくらいやっとかないとねえ、と外で走り出したのが9月の終わり。だって暑かったんだもん。じゃあフィットネスクラブで走っていたのかというと、トレッドミルじゃねえ・・・ということで、こちらもサボってばかり(言い訳だらけ)。

さすがに3回目ともなるとどんな感じかはわかっているので、大会前はとにかく天候がいいことだけをひたすら祈る日々。天気の神様に祈ったかいがあり、当日朝は風も穏やかな曇り空。スタート地点で待つのは寒かったけど(スタート時の気温は9℃)、走り出してしまえばちょうどいい温度である。

結果は去年より2分短縮だったので、まあまあかな。7km地点(第二関門)では「おっ、去年より5分くらい早くなりそ~」と一瞬喜んだが、やはりあの坂で沈没。学習能力が無いのか、といいたくなるが、普段から坂は避けてジョギングしてるんでねえ。坂道トレーニングするほど、走ることに気合が入っていないのよ(ww
今回はSteve HackettのTHE TOKYO TAPESをスタート前まで聴いていたせいか、ずっとCamino Royalが脳内ミュージック。いいですね、この曲。

参加賞は毎度おなじみTシャツとスポーツドリンク・・・じゃなくて、水。水ですよ。

なんとこれは金沢市企業局が発売している、末浄水場の水道水である。確かに金沢の水道水は美味いと思うが、こういうときはスポーツドリンクが欲しかった・・・。だって、走った後なんですけど。ラベルを見ると、硬度約25ということで、ヤワヤワの軟水である。このサイトに地方自治体の水道水硬度が載っているが、25は相当なヤワさである。金沢では粉石けんが溶けやすいような気がしていたが、実際溶けやすい水なのだ。というわけで、これは沸かしてコーヒーをいれることに決定。
Tシャツは毎年おなじみ文字だけプリントされたものだが、今年はピンク色の文字。ちょっと恥かしかったりして(w しかしこのシャツはMIZUNO製で、製品としてはなかなかよろしいものである。このTシャツをもらいに、参加料(他のロードレースの半額)を払っているようなものだ。


今日のご褒美(wは、ミスドでまったり。ドーナツも数個買いこむ。ラズベリーチーズパイは美味しい~。
ところで脚が筋肉痛になるのはわかるが、上半身の痛いこと。ランニングには上半身の筋力も必要、というわけで、上半身の筋トレにも励まなくては。反省。

プログレファンへの業務連絡:
ジョン抜きのYESのツアーがスタートしますた。NFTEの"YesTube"で少し見ることができます。私が「世界遺産」と賞したジョンの声をここまでコピーできる人間がいるとは・・・脱帽っす。リックが「YESはメンバーチェンジを繰り返しながら、ウィーンフィルのように存続していくだろう」なーんてことを言っていたが、本当にそうなってしまうかも(ほんとかよ)。
やっぱりというか何というか、Tempus FugitとMachine Messiahを演奏しましたね。日本に来てくれたら見に行きますので、ぜひぜひツアースケジュールを組んでくださいませ。やはりYESファンとしては、話のネタに生で見ておきたいのです(ww