あまりにも暑すぎるので、週末に兄妹で標高2,000mの世界へ行ってきた。
が、こういう日に限って、なぜか朝から曇り空。ひょっとして、おいら雨女??
栂池自然園は自然保護のために車が進入禁止になっており、ゴンドラリフトとロープウェーを乗りついで行くことになる。このゴンドラリフトが...鉄柱のところで揺れるのよ。ひー(←高所恐怖症)。
入るとすぐに広々とした水芭蕉湿原。しかし水芭蕉のピークは当然終わっており、巨大な葉っぱがあちこちに見えるだけ。まあいいんですけど。
お次ぎはワタスゲ湿原。昨年行った弥陀が原はワタスゲが終わっていたので、今年はちゃんと見れてうれしい。今年は冬の積雪が多かったため、花も少々遅めなんだとか。やっぱりワタスゲと地塘って、絵になるよね。
木道お散歩コースばかりとおもいきや、突然登場するプチ登山道。木道にトレッキングシューズは大げさで嫌だなあと思っていたが、履いてきてよかったトレッキングシューズ。お盆休みの山行きに備えて、シューズ慣らしも兼ねているのだ。
後で聞いたところによると、兄はこの手前で挫折。妹は私とさらなる奥地へ。
しかーし、「大雪渓が見えます」との展望湿原でも、何も見えず。毎日抜けるような青空と暑さだったのに、これはどういうことかと。別の場所からはほんの少しだけ雲が切れて、ふもとが見えた。だからどうしたw
やっぱり高原は木道よねえ。というわけで、浮島湿原へ。こちらはさらにワタスゲ天国。ワタスゲだけでなくニッコウキスゲやクルマユリなど、様々な花が咲いていた。今日はMakro-Planarは持参せず、E-1+ED14-54の1本勝負。うーん、こんな時のために、梅でもいいからマクロがいるかな。
右の写真は兄から借りた9-18mmで写したもの。もうちょっと広角の面白さを写せなかったのか、と反省しきり。
蒸し暑い下界に着いてから、ゴンドラ駅に併設された「栂の湯」へ。お湯もサウナも熱く、風呂で貧血を起こす危険性が高い人間としては、おちおち入っていられなかった。
晴れていればよかったのだろうけど、そしたら高原の容赦ない紫外線が私を襲う...というわけで、日焼けを気にする中年オバとしてはこの程度の天気で良かったのかもしれない(と負け惜しみ)。
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