« 017-序曲「イタリアの復活」 | メイン | 019-アゾレス諸島にて »

March 21, 2003

●018-彷徨える霊 間奏曲

今までの作品の中でまずまず気に入っているのは 009c の「過去への尊敬」のフルート版、 選曲的には 005 の「黄昏のうた」あたりなのですが、DTM作品として今回の「彷徨える霊」 が出来的にも一番よくできているのではないかと思います。

    * 曲の薄さをオルガンでうまく補えたのではないか?
    * テンポ設定が自分の納得行く感じ
    * 管も含めた音の構築、統一感がうまくいった
    * カンパネッラも入れたのもまずまず
    * なによりも後期ロマン派的な盛り上がりが

ボッタキアリの曲はDTMでは難しいところがあって、テンポを1小節、 場所によっては1拍ごとに作りこまないと曲になりません。べたのデータ入力段階では 頭痛がするような曲です。うまく曲にできるかという逃げもあって、小組曲あたり からやってみましたが、これくらいにできるなら、他の曲もこれから挑戦しよう という気になっています。

コンコルディアでかつて選曲で試演奏したときに、中音から低音域の薄さなどでボツになっていましたが、音を新規に加えず、オルガンのみで雰囲気出せた自分としての答えにはまずまず納得しています。しかもこのオルガンはシンセオルガン(Plugsound 5)です。この曲を好きな人は多そうなので、ぜひご感想も伺いたいところ。もちろん、テンポや構成は私の音楽的なセンスによりますので、しゃーないです。もっと遅い演奏もありうるでしょう。

Download 018b-AnimeAllaDeriva.mp3
番号 018
Size 6.89MB
曲名 彷徨える霊 間奏曲 Anime alla deriva Interlude
作曲家 ウーゴ・ボッタキアリ Ugo Bottacchiari
作成日 03/03/21
コーディング MP3Pro 128kbps
楽譜 中野譜庫
作成環境 Cubase SX + SampleTank (SonicSynth、Symphony Strings) + Plugsound 5



 

コメントする