日々是音楽Blog

プッチーニのピアノ曲からの編曲です。 「電気ショック」というのは、電気ウナギで旋律を思いついたから・・・ではなく、1896年に電報協会からヴォルタ乾電池100年記念で作曲を依頼されたようです。作曲者による吹奏楽編曲もあるとのことですが、シャイーのＣＤではオーケストラ版だよなあ。。。ピアノ版は関孝広さんのＣＤがあります。楽譜も全音の関孝広編のものから。

065-電気ショック(総譜）のダウンロード・・・065sc-ScossaElettrica.pdf

音源 

日々是音楽でもだす気でいますが、間に合わなかったので、まずはピアノでの参考音源を。吹奏楽風にするか弦楽中心にするか考慮中。

 ピアノ演奏では関孝広さんのＣＤがあります。ヴェルディ、マスカーニ、ドニゼッティ、プッチーニのピアノ小品集ですが、ほとんど知られていない曲ばかりといえましょう。今回の「電気ショック」に限らず、マスカーニの「間奏曲」の原曲やプッチーニの「ムゼッタのワルツ」の原曲などしゃれた曲も多く、前にだしたマスカーニの「クリスマスの笛の音」もここから。ヴェルディではヴィスコンティの映画「山猫」のワルツなども入っています。演奏は私にはちょっとロマンチックすぎるかなとも思いますが、ピアノの演奏ってこんな感じですよね。これは全音の楽譜とも連携して聴くことができますので楽譜もそろえよう。

こちらはシャイー指揮の「プッチーニ・ディスカヴァリーズ」すなわちプッチーニ秘曲集です。このＣＤは日々是研究所のこの記事でもかいたのでそちらもご参考に。こちらでは管弦楽演奏ですが、速い！行進曲といういうよりは走っちゃうよ。でも気持ちが良いことは確か。

ためしに弾いてみようという御奇特な方へ

歯切れ良くテンポを保って、ただしノリが必要です。中間部は doloce なのでやわらかく弾いてください。ピッキングとトレモロはうまく工夫してくれれば。。。と人任せ。ドラから1ST駆け上がる音階はうまく渡してください。打楽器のシンバルやスネアはもちろんOK。