●プッチーニとマスカーニ追補
イタリアのクラシック音楽の曲を紹介していこうと思っていたのですが、自分の作品とリンクしようと考えているといつになるかわからず、全く進みません。楽譜的にはBoccaccini & Spadaで、以前に Leoncavalloで紹介した La Nuit De Mai(交響詩「五月の夜」)のスコアが販売になりました。しかし、いくらマンドラとリュートが入っていても150ユーロは買う気にならず。マスカーニの Sinfonia in fa magg.なんていう楽譜も出ていたので注文してみましたが、「仮面」序曲だったりするとがっくりくるかも。
とりあえず最近購入したCDを紹介しておきます。
ホセ・クーラのプッチーニ・アリア集
ホセ・クーラのプッチーニ・アリア集は、なんと邦盤で1,000円!まだ1997年の録音なのに。しかも全曲歌詞対訳付。個人的にはトゥーランドットの曲が好きであります。しかしこのジャケットはQueenのフレディ・マーキュリィのようだ。。。
プッチーニ・ディスカヴァリーズ
シャイーのディスカヴァリーシリーズですが、まだ邦盤はでていません。プッチーニではトゥーランドットのべリオ補作部分とか交響的前奏曲ホ短調(今まで公表されていなかったやつ)とか珍しいものが多いです。でも交響的前奏曲ホ短調、楽譜買ってたんですよね。編曲とか補作があった場合、権利関係がややこしそうなんです。
マスカーニHeroines
マスカーニのオペラの中でカヴァレリア以外からピックアップされたソプラノの場面集です。どれも良いんだけど、カヴァレリアほどぴんとはこないところが、やはり売れなかった理由でしょうか。カヴァレリアが大場外ホームランであったことがよくわかります。
誰も恐れることはない~ジャコミーニアリア集
イタリアのテノール、ジャコミーニのアリア集です。最近私はジョルダーノという作曲家の「アンドレア=シェニエ」の中の「ある日、深くすみ渡った青い空に」という曲がえらく好きで、その聴き比べのつもりもありました。といってもそんなにたくさん聴いているわけでもなく、アラーニャやクーラ、このジャコミーニあたりですが。あ、あとDVDでコレッリも聴いたです。うーん、ドミンゴのDVDもでるのですが、7,000円はちょっと考える。。。このあたりの曲も作ってみたいっすね。
なお、この徐々に盛り上がり型の旋律で泣かせる名曲としては、アンドリュー・ロイド・ウェッバーの「エビータ」から「Don't Cry for Me Argentina」が最近の最高峰だと思っています。これも、カーペンターズとオリビア・ニュートン・ジョンで涙しましょう。どちらも名演奏だと思います。マドンナの歌唱は映画で見ました。