May 30, 2005

●R-1

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ボーナス時期を前に気を緩めてはいかんのだが、知人にDATを譲った振り替わりとして、EDIROLR-1を購入した。これは駆動部分無くコンパクトフラッシュに最高24bit44KHzで録音できるような機材で、PCともUSB2.0で直結できる。もちろん最初のターゲットはコンコルディアの演奏会かなあと思っているのですが、うまく録音できるモンなんだろうか?

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May 28, 2005

●ハムレット復讐せよ

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マイケル(マイクル)・イネスの「ハムレット復讐せよ」をずいぶんとかかってやっと読み終わった。いや、しかしこれはおもしろいし、最近読んだ推理小説ではもっとも「うーん、おれの求めていた本格ってこれなんだよこれ!」って感じでした。やはり良い!スカムナム館のゴチックな異界としての世界もいいし、「ハムレット」劇の中での殺人という構成も良い。悪意というか知性と悪戯心とユーモアと自尊心で自滅する犯人はすばらしい。そんな犯人こそが事件を華麗に演出し、推理小説を本格にするのであります(やはり「偶然」はあかんよ)。人によって評価はそれぞれだけど、僕には推理小説という分野の大傑作だと思う。ということは私の中で「本格」というジャンルは他の人とちがうのかもしれん。「人それぞれに本格あり」。最近のライトノベルを本格と思っている人は読まないほうが吉。

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May 22, 2005

●OSX Tiger

この週末は風邪で死んでいます。ただ、今年は寒い時期に風邪をひかず一応順調にここまではきていたのですが。発汗状態で何もできず、買ってあった、Mac OSX Tigerをインストールしてみた。まだ使い込んでいないので速度の変化とかはわからず。Dashboardも昔もDAを思い出させるけど、まだ日本の環境で使えるものが少ないので、今後ですかね。Spotlight使うほどデータ入れてなかった。

May 20, 2005

●スパーク続き

スパークにはまったら即座に2冊も古本を購入。病気である。本当に風邪のようだ。

若島正氏の他の乱視読者シリーズは少しばかりナボコフ興味で買っていたのだが、「乱視読者の英米短篇講義」にミュリエル・スパークの項目もあるので、購入してそこだけでも読んでみたら出だしはナボコフだった。「透明な対象」の記述者は誰か、に関して本編解説よりはわかりやすく示されていて、先に読んでいて良かったというか、自分も的をはずしていなくてほっとしたという感じ。ただ、他の部分見ても、そこまで部分を読み込んでいいの?というのもちょっとあって、ナボコフの美しさはその部分と全体、あるいは3,4段階の各層での模様の現れ方を同時に楽しむことにあるのだから、説明とはいえあんまり細部ばかり書かれてもなあという気もする。もっとも私の中で「若島正」というのは、「恋唄」の若島正から逃れることはできず、ナボコフ伝道者というよりは自身がひとつの芸術的結晶体のようにしか思えないので、すでにフィルターのかかった見方かもしれない。

おっとスパークの話であった。「ポートベロー通り」「わが生涯の最初の年」「黒眼鏡」は読んでいるのでフムフムといった感じ。長編の「邪魔をしないで」は持っていないので古本頼みだなあ。「ポートベロー通り」はそうか、ナボコフの「透明な対象」と似ているといえばそういう設定もあるなあ。語り手があまりに皮肉っぽいところも似ているかも。「黒眼鏡」も主人公の少女に視点が行くところは自分もそう思った。スパークにかかるとジェンダーなんか関係なくてどちらもただのお馬鹿さんになってしまうところが快感である。ただ「わが生涯の最初の年」については確かに1歳未満のときの語り口ではあるけど、実際語っているタイミングは何歳かわかんないんだよね。それから笑うたびにということは少々時間が経っているとも言えるのだが。。。つうかこんな本を買っている時点でスパークにははまっているのであろうか?

May 17, 2005

●ポートベロー通り

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某所でのミュリエル・スパーク祭に乗り遅れていたんだけど、先週末に某書店の教養文庫ある限りセールで発見したので購入できた。前の引越しのときに間違って捨てたらしく、とても悲しい思いをしていたのだが、発見時のうれしさはたまらん。これも仕事で理不尽な忙しさを熾天使が見ていたのだと信じよう。ミュリエル・スパークは「死を恐れるな」と「マンデルバウム・ゲイト」を積んであるが読んでなかった。「ポートベロー通り」は幻想短編集ということで幻想的・・・というよりは変なのが多い。つうかスパークってやっぱり全部変なの?でも面白すぎるので、他の本も読もうと思う。

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May 14, 2005

●テンシュテットとノリントン

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そういえばワーグナーのオペラには疎く、管弦楽曲も普通には聴いているけど、携帯式MP3には入れていなかったのだが、テンシュテットのワーグナーライブを購入したのにあわせて手元にあったシノーポリ/ニューヨークフィルのものと新たに購入したノリントンのものを入れてみました。Amazonへのリンクはノリントンのみで。

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May 13, 2005

●次の音楽環境など(妄想)

ああん、仕事が忙しいし、馬鹿の相手はうんざりなので妄想へ逃避します。

最近音楽作成も緩慢な状況ですがそろそろ現行環境作成から2年半、いまの作成には困らないんだけど何か新しいものを入れようとするとすべて Windows XP ということで、なかなか困ったモンです。CubaseSXも勢いで3.0にあげたんですが、2000ではあんまりうまくないという話も聴くので未開封。HALionは3.0に上げる気力を失いつつあり、Sampletankは1.0のまま。そこへREASON 3.0アップデートの案内がきています。こちらは2000以上になっているので大丈夫かな。この際そろそろAthlon64 も含めて考えたいけど、まあ夏頃ですかね。できればキューブ型で音楽専用にしたいんだけど、HD2台とかちょっと電源が不安ですが。

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May 09, 2005

●Creative Zen Xtra 60GB

またMP3プレーヤーを買っちまったぜ。

このBlogによると、私がiAudio M3を購入したのは2004/9らしい。「まあ40GBあれば無問題ですね。来年の今ごろは足りなくなっているかもしれんが、またきっと新しいものにひかれて買い換えている気もするし。。。」なんて殊勝なこと書いているけど、そこまで持つことなく足りなくなった。自宅の音源は60GBほどになっているし、相当考えながら泣く泣く落としているのが現状である。しかもCDを購入するたびに、入れ替えを必死で考えなければいけなくなった。。。これは本来の何でも気軽に突っ込んでおくと言うポリシーに反する。

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May 08, 2005

●阿修羅城の瞳

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金曜日は有休をとっていたのですが、リハビリ含めて自宅で仕事を始めました。土曜日も仕事していたんですが、、、終わらん。もっとはやくやっておけば良かった夏休み最後に宿題をしている気分です。ただ年をとったので、できんかったものはできんということで、気分転換もひつようじゃろ、と「阿修羅城の瞳」を観てきました。うーん、とっても歌舞いていて、暗黒神話を思い出しておもしろかった。つばき萌え。ただこれも万人向けじゃないよなあ。

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May 05, 2005

●フライアーズ・パードン館の謎

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推理小説は黄金期のものが良いなあといいながら、あんまり読んでませんでした、すみません。フィリップ・マクドナルドとロス・マクドナルドも一部思い違いしてました。さて、原書房のヴィンテージ・ミステリのシリーズの「フライアーズ・パードン館の謎フィリップ・マクドナルドを読了。クリスティとかに慣れていると犯人はある程度すぐわかっちゃうんだけど、その雰囲気と構成を楽しんだ。ただちょっと設定と登場人物は類型的で弱いかもしれんなー。他にも探偵の件でちょっと不満はあるんだけどそれは以下で。また、愉しんだのは良いがハードカバーは値段もかかるし場所もとるというのが欠点じゃな。でも藤木稟の「殉教者は・・・」よりはおもしろいぞ。

そうそう、中の記述で「ウッドハウスに出てくるみたいな若者」とか「ウッドハウスのジーヴスのような」といった表現があって、「比類なきジーヴス」先読んでおいてよかったよーって感じ。この時期の他の本にも出ているとかいうので、やはりウッドハウスはみんな読んでいたんだなあ、と本作とは関係ないところで感心した。

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May 04, 2005

●殉教者は月に舞う

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藤木稟の「殉教者は月に舞う」を読んだが、設定が現代?で、登場人物が朱雀十八、十夜、柏木さくらとかつてのシリーズの曾孫世代のようである。朱雀十五のシリーズは大正浪漫的な怪しさが好きだったわけで、こうなるとなんかすかすかな感じ。もちろん推理小説・・・と言い切るには怪しい気もするので、最近流行のキャラによるライトノベルなんだろうけど、私にとってはそれほどキャラが立っているとも思えないので、ちょっとなあという感じでした。続けて読むかは疑問。

メイントリックは、うーんという感じだしじゃあ最初の殺人頼んだとの結果は偶然?あたりが気に入らない。宗教団体がメインになるのかと期待したのに。。。設定は森博嗣の某作品を思い出したが、どちらもそんなに好きなわけではない。

May 01, 2005

●コンコルディアの定期演奏会

イケガクに久々にいったついでにコンコルディアの演奏会のパンフとチケットをとってきました。まあ無料なんで日付と時間さえ間違えなければ良いのですが、今年はどうしようかな。そういえば、曲目がサイトのほうには載っていないので、パンフからのものを載せておきます。

コンコルディア第33回定期演奏会

2005/6/25(土)17時開演 かつしかシンフォニーヒルズ

加賀城浩光作品編曲集
・Revolution
・悲しいマリオネット
・YATOGI
・UDO
「仮面」序曲 マスカーニ
「うねり」 帰山栄治
ピアノ協奏曲「伝説の塔 アーギスをめざして」(委嘱作品初演) 増井めぐみ
Impression II (委嘱作品初演) 舟見景子
喜歌劇「ぶどう畑の恋」より ジュリオ・デ=ミケーリ

だそうで。今回も委嘱作品初演が2曲あったりで意欲的ですなあ。もっとも自分の好みはきっと「うねり」なんだろうけど。