April 26, 2009

●レッドクリフPartII

movie-RedCliff-02.jpgうーん、サーバのほうはうまくいかないなあ。。。そもそもインストールDVDでカーネルパニックになっちゃう。。。ま、やってる暇もないしほっておこう。というわけで、雨ですが14時頃から遅い昼食を食べに出てそのまま映画館へ。レッドクリフPartIIをみてきました。なんか超大量のプロモーションで半分観た気になってたけど、まあ行ってよかった。

ストーリー的にはベタだし、最後なんかありえないようなシチュエーションなんですが、そこはそれジョン・ウーの映像と迫力で押し切ったみたいな感じですね。あそこまでやるならありえなくても、映画としては全員集合でもいいです。しかし監督は特に趙雲好きっぽいですねえ。

赤壁では蒼天航路の荀攸のふんばりと、曹操の生死不明の中で他の将が集まってくるところが好きだ。

January 12, 2009

●ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

movie-HellBoy2-01.jpg今日は午前中は雪混じりの天気であんまり外出できず、京都撤退に向けて、「ダイ・ハード4.0」を観ながら片付けものをしていた。「ダイ・ハード4.0」は映画館で観たんだけど、年末の暇つぶし用にDVDを買ってあった。。。のだが観なかった。

夕方から、正月に観なかった映画を観ようと思って部屋を出ると、晴れ上がっておりました。「K-20怪人二十面相・伝」「地球が静止する日」シネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」が候補で、帝都ファンとしては「K-20」にする気だったのだが、TOHOシネマ二条でみると「ヘルボーイ2」も良い時間だったのでそちらに転んでしまった。ギレルモ・デル・トロ監督は「パンズ・ラビリンス」の監督で、好き嫌いが分かれそうな監督だが、私は好きなんだよねえ。

で、今回もより変な造型大会みたいでおもしろかった。トロール市場など、異形の世界まで出しちゃってるからなんでもあり。新上司?のクラウスさんもおもろいし、森の精や歯の妖精もおもしろすぎる。造型的には死の天使かな。。。戦闘では銀の鑓の王子強いです。かっちょよいです。脚本や演出も一般向けの部分を残しながらダレないし、音楽はダニー・エルフマンだし、とてもGood。もちろん「ヘルボーイ」のほうを観てからじゃないと、関係が良くわからんかもしれんが、まあそれは2もの一般的にそうだし。

なんかヘルボーイたちはもちろんのことエルフのヌアダ王子とかゴブリンとかの方が人間的というかまともなんだよねえ。。。森の精はかわいそうだ。

December 14, 2008

●ザ・フォール/落下の王国

movie-TheFall-01.jpg今週は大学時代のクラブのイベントがありどたばたしていたので、載せるのが遅れたのだが、金曜日の夜にレイトショーで「ザ・フォール/落下の王国」を観にいった。普通はレイトショーなどは行かないのだが、最終日だったので仕方なし。

「落ちる」話なのだが、アレクサンドリアちゃん、最初はぶさいくっぽいのだがその人懐っこさとけなげさで泣けますなあ。物語がどんどん作り出されていくところはちょっと「ムントウリャサ通り」を思い出したり。で、物語のシーンは美しすぎるが、どの世界遺産か半分ほどしかわからないのが悲しすぎる。その鮮やかさがアレクサンドリアちゃんの解釈と物語へののめりこみ方を示していて、いいなあ。物語の最後の「なにさこの女!」と仮面で腕組みしている姿が面白すぎる。

で、最後は「ニューシネマパラダイス」みたいなんだけど、全体としてはとても気に入ったのでBDで出ても買おうと思う。どの世界遺産なのか見直す必要あり。

 

December 07, 2008

●ピアノチューナー・オブ・アースクエイク

movie-PianoTunerOfEarthQuake.jpg週末に東京に戻って、土曜日は江古田の森を散歩。日曜日は朝から京都に戻って、ブラザーズ・クエイの「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」を京都みなみ会館に観にいく。東寺で少々時間をつぶしてから行ったが、けっこう人がいたのにびっくり。テリー・ギリアムが製作総指揮だからかなあ。

で、こういう世界が大好きなので、今年の私的ベスト1はこれに決まり。アルフォンソ・・・とつぶやかれた日にはたまらん。ダークナイトよかったけど、そっちは逆にリアル路線だし。原作が「モレルの発明」「ロクス・ソルス」というだけで 悶絶もんでしょ?そうだよね?

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November 02, 2008

●レッドクリフ

movie-RedCliff-01.jpg今年一番観たかったかもしれない「レッドクリフ」を観てきました。脚本と音楽はちょっとぬるい。殺陣(といっていいのか?)はさすがにすごい。でもジョン・ウー監督のカット割は私の感覚から1,2秒違うのでちょっとなあ。でもDVDでたら買っちゃうなあ。監督の好きなエピソードは露骨にわかるし、きっと趙雲が好きなんだろうなあ。

どうもわたしゃ「蒼天航路」の影響受けすぎで、違和感を感じてしまうのが悲しい。まあ漫画の三国志では「覇」や「火鳳燎原」でもよいのだが、赤壁まではまだまだだからなあ。

レイトショーで京都で観たのだが一部の客のマナーの悪さにはひきました。

September 14, 2008

●ウォンテッド

movie-Wanted-01.jpg土日で京都-東京を往復。毎度のこととはいえ、疲れは残る。まだなんか暑いんだよねえ。で、京都へ戻ってから、夕方に街に出る。「二十世紀少年」も考えたけど、先行公開だったので「ウォンテッド」にした。祝日っていいなあ。その次の週は出勤だけど。。。

アンジェリーナ・ジョリー出演で見る人も多いと思うけど、私はもちろんティムール・ベクマンベトフ目当。誰のことかって監督ですよ、「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」の監督でございます。 で、なんちゅうかやりすぎ感、ぐだぐだ感ありまくりですが、もちろんそこが目当てであります。

アンジェリーナ・ジョリーとジェームズ・マカヴォイは美神令子と横島忠夫のようにみえちゃうだめだめな私。 でも横島君も最後はがんばるよねえ。。。いや、銃弾曲げるあたりはホル・ホースか。いや設定はルーカス・フィルムの「Weaver」か(古すぎ)。ハリウッド映画なんだけど、ロシアでB級SFに徹して、もっとぐだぐだでも面白かったかも。。。そうなるとヒットは無理か。

August 31, 2008

●サウスランド・テイルズ

DVD-SouthlandTales.jpg金曜の午後から土曜の午後で東京まで往復してきたのですが、名古屋あたりは雨が激しく、東京も夜は雷雨、怪しい天候であります。もう世界の週末・・・もとい終末が近づいているのかもしれない。 でも雨の世界はストルガツキーのみにくい白鳥を思い出す・・・けど、あれはきっと雷雨じゃないな。

で、 世界の終末といえば、「サウスランド・テイルズ」です。日本では公開されず、DVDで出ました。これは「ドニー・ダーコ」の監督であったリチャード・ケリーの作品なのですが、2006年のカンヌ映画祭での不評だったらしい。そりゃそうやろ。一般人には進めません。人生いたるところに陰謀あり、という人のみ購入可。

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August 17, 2008

●ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

movie-TheMummy3.jpgあー、休日の5日間が終わってしまった。暑いしこのままひきこもりたいノウ。

で、休みのうちにということで「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」を観てきた。今度は中国ですよ。

まあ、おもしろいといえばおもしろいんだけど、ちょっと脚本をもう少しなんとかしてほしいなあ。ジェット・リーが皇帝はよいのだが活かし方がもったいない。ドラゴンは完全に西洋ものだし、あんまり他の生物だすよりミイラに限ってほしいのだが、なんか散漫とした印象である。映像にスピードはあるのだが、逆に何が起こっているのかもよくわからないので、うーん、ロブ・コーエンだめじゃん。

娯楽ものだからどうでもよいつうのはあるが、もう少しなんとかしてほしいなあ。。。

August 02, 2008

●ダークナイト

movie-DarkKnight-01.jpg2日ほど夏休みで東京へ戻って久しぶりにオフィスに顔を出したり。東京は涼しかったが、京都へ戻ると即座に溶ける。夕方でも暑いので映画にでもと思ってスケジュールを見てみると、「ダークナイト」が先行上映されていたので観ることにした。うん、「スカイ・クロラ」も公開かあ。。。明日にしよう。

「ダークナイト」。。。バートン版に比べると、すべてを滅殺し精神を滅ぼしつくすくらい暗いです。カップルで行くには注意しましょう。それにしても、バートン版という言い方は「千夜一夜物語」みたいでちとおもしろい。

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July 26, 2008

●ドラゴン・キングダム

movie-DragonKingdom-01.jpg風邪ひいてました。京都は今週ずっと最高気温が36℃。。。。来週の予想もずっと36℃。。。溶けます。

やっと出歩く元気も出てきたので、涼みがてら「ドラゴン・キングダム」を観てきました。ジャッキー・チェンとジェット・リーの競演ということで話題です。話は如意棒を返しに行くのですが、アメリカのにーちゃんはどうもなあ。。。。お話はもちろん破綻だらけだけど、かっこよいシーンがあればよいのだ。まあでもちょっとワイヤーアクション多すぎるかなあ。二人の対決はよかったけど。

女性陣ではどちらかというと敵方の白髪魔女リー・ビンビン萌えというところか。タイトルはもともとThe Forbidden Kingdomを「ドラゴン・キングダム」と訳しているけど、どちらかというとモンキー・キングダムかな?二役の孫悟空がジェット・リーなのは最後まで気づいていなかったおばかさんな私。

May 04, 2008

●王妃の紋章

movie-GoldenFlower-01.jpg私の休暇は今日で終わりで、明日明後日はちと出社。さて今日は暑すぎる。昼から観たかった「王妃の紋章」を観た。

チャン・イーモウ監督にコン・リー様主演ということで超ゴージャスでございます。いやあ王妃様怖いです。また、王役のチョウ・ユンファもよいけど、ダメダメな第一王子役のリウ・イエ(劉燁)がよかった。

原題「滿城盡帯金甲」(満城、尽く帯ぶ黄金の甲)がクライマックスの城の菊一色のイメージであり、重陽の節句のイメージと反逆者のイメージがあるらしい。まあストーリー的には突っ込みどころ満載だけど、そんなことわかった上での歌舞伎みたいなもんだからよいのだ。最後はどうなっちゃうんだろうと思ったけど、こうなるのね(やはり、というか)。ちょっとチャン・ツィイーの女帝と似てるところが難かな。

February 16, 2008

●デイ・ウォッチ

movie-DayWatch.jpg

明日はまた午後から休出予定(もう朝からはもちましぇん)なのだが、本日は夕方から時間が空いたので映画でもみようということです。「ラスト・コーション」とどちらに・・・とも思ったのだが、時間の関係と、こちらのほうが早く終わっちゃうだろうということで(瞬殺ではないか?)、「デイ・ウォッチ」にしました。

これはロシア映画の「ナイト・ウォッチ」の続編でありまして、前作を見ていないと完全にお話はわからないと思います。ただでさえ表現的にわかりにくい話し出し。つうかずっと前にDVDで見たけど忘れてるし。。。しまった。「コンスタンチン」のロシア版みたいな映画なんだけど、もう完全にB級的なぐだぐだ感が良いです。もうストルガツキーとかブルガーコフに出てくるウォッカのみまくりのだめ男みたいな感じがおもしろいけど、一般の人向きじゃないよね。

つうわけで「ナイト・ウォッチ」見直さなきゃ。そのお話がわかっていないと最後の「ニェット」が生きないので。女悪魔?のアリサさまが素敵だ。

December 08, 2007

●タロットカード殺人事件

movie-TarotCard-01.jpg

今週は風邪で死んでいたが、やっとなんとか。。。でもまだのど痛い。さてこの秋は「幸せのレシピ」とか「ミス・ポター」をほのぼの見たいとか書いておきながら、実際は「パンズ・ラビリンス」だったり「クワイエットルームにようこそ」だったりで、なんか暗すぎる気がする。そこで心機一転ほのぼの系を観ようということでウッディ・アレンの「タロットカード殺人事件」だ。

こいつはなかなかはずしていてよい。なんつうかこのけだるい展開をまじめに・・・というかぎりぎり脱線しそうになりながら進んでいくのがおもしろい。ミステリとしての出し方も変に謎解きに偏らず・・・というか偏りようがないけれど、英国貴族と一般人、得意のユダヤ人ネタ、なんかくすくす笑えてよい。

なんかその後、若き貴族ピーター(ヒュー・ジャックマン)=阿部寛、女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)=松たか子、監督=堤幸彦が頭に浮かんでいかん。シド(ウディ・アレン)は誰だろう。

October 14, 2007

●パンズ・ラビリンス

movie-PANS LABYRINTH-01.jpgもう書いてることとやってることが全然違うのですが、「幸せのレシピ」も「ミス・ポター」も観ずに、「パンズ・ラビリンス」を観てきました。広告にやられたよ。もっとファンタジーしているとおもいきや、もうなんかハードな過酷・非情・暗い・重い・救いがないの3K的映画なのであった。したがって、最近のぬるいファンタジー映画のつもりでカップルで行くと大変なことになる。なんせ最後は明かりがともる前にあちこちですすり泣く声が聴こえるほど。オフェリアかわいそーやー。

私はスペイン内戦のことなどあまり知らないのだが、その丹念に描かれた暗さには暗然とする。日本でのほほんと暮らしているが、世界の各地では紛争や虐殺が行われているのだ。そしてオフェリアの魔法の国はあまりにはかなくその最後の説明も無理やり観客を納得させるためにとってつけた感じで、重さは現実にある。

というわけで観に行く気のある人は気を引き締めて哀しみの映画を観に行くつもりで行ってください。デル・トロ監督は「ブレイド2」や「ヘルボーイ」も撮っているらしいので観てみようかな。

August 18, 2007

●ドニー・ダーコ

DVD-DonnieDarko.jpgお盆は東京に帰って少々家の整理をしているが暑すぎる。で、ぐったりとするだけでもう休みも終わりそうなんだけど、散髪して携帯をW54Tに替えたくらいかな。もう少しまとまった時間が必要である。

さてリンチの映画で観たのだが、ウサギ人間といえばやはりこれかな、ということでDVDで「ドニー・ダーコ」を観た。17歳のドニーの家に飛行機のエンジンが落下し、銀色のウサギが「あと28日6時間42分12秒で世界が終末を迎える」と予言する。ドニーの周りではなんだか不穏な雰囲気が・・・2001年のサンダンス映画祭を沸かせ、世界中で熱狂的なファンを生み出した衝撃的リバースムービーということだが。

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August 04, 2007

●INLAND EMPIRE

movie-INLAND EMPIRE-01.jpgリンチ風といえばデヴィット・リンチの新作が公開なので観てきた。180分間ノンストップのどこを切ってもリンチなので体力が必要である。筋は・・・たぶんわからん。一応自分の中ではロストレディの想い中心にそれなりに勝手に解釈を作ってきたが、まあ「わかる」必要なんかないわけで、とにかくリンチ・ワールドに身をゆだねるしかない。で、好きに解釈するしかないので、自分で物語を作り、ローラ・ダーンとロストレディの抱擁のシーンで感動し夫と子供が戻って来たところで涙することにした。

どうも現実と映画の中、ポーランドでの過去と映画の中が交わり、それにウサギ人間の部屋を通して5重の悪夢の世界は、今までのリンチで観た表現も多いなあ、と思ったがやはりリンチはおもしろい。

そう、コルタサルの初期短編をみっちり3時間に詰め込んだ感じでもあるかな。特に「遠い女」を思い出した。詩的な雰囲気には相当違いがありますけどね。 いや、構成的にはエリクソンのほうがアメリカ的だし近いかな。ねじれ具合の完成度は「Xのアーチ」なんかを感じさせるが、特に完成しなかった映画とその夢という感覚は「彷徨う日々」に近いかもしれん。

July 27, 2007

●ダイ・ハード4.0

movie-DieHard-01.jpg久しぶりに会社の都合で早く帰れたので久しぶりに映画を観に行きました。まあどれでもよかったんだけど、世の中は夏休み、子供向けの映画はちょっとと思ったが、なんのダイ・ハード4.0だってお子様向けみたいなもんだな。

で、さすがに金かかっとるのう、ストーリーの整合性を無視して突っ走る姿はむしろ爽快でございます。つうかそういう映画だし。まあでも疲れていても寝ることもなく楽しめました。

どちらかといえば、1派なんですが、危機を切り抜けるのはやはり少しは頭も使って欲しいなあという気はします。もう今回は完全運100%だからねえ。まあその分ストーリーも何もかもぶっちぎっての危機シーンです。。。が、最後のラスボス戦がちょっとしょぼいかも。

June 17, 2007

●女帝 エンペラー

movie-Jyotei-01.jpg今週末は東京-京都を移動したが、休出はしないので、ちょっと映画を観てきた。この春はあんまり観たいものがなかったんだけど、ここへきて増えてきている。「プレスレージ」「大日本人」「監督バンザイ」あたりを、と思ったが映画館に着いたら時間が間に合わなくて「女帝」になってしまった。が、これはこれでよい。

チャン・ツィイー様ゴージャスです。血で血を洗う話な訳ですが、調べてもいなかったので、途中になってやっと「ハムレット」なのだと気づいたおばかな私。そうか、王妃の視点からつうのもあるんですなあ。

監督のフォン・シャオガンは チャン・イーモウ、チェン・カイコーと並ぶ中国3大監督の一人だそうですが、確かにゆったりとみせてくれました。また格闘シーンが美しすぎるが、仮面の踊りはゲンダイ舞踊のようだ。譚盾(タン・ドゥン)の音楽はほんとによいと思った。もともとは「The Banquet」-夜宴という題名のようで、それでもよいかとも思う。

February 17, 2007

●どろろ

movie-Dororo-01.jpg今日は晴れていたら北大路Vivreから大徳寺、今宮神社のほうへと考えていたが、昼からも雨。なので、北大路Vivreのみ回ってきた。地下鉄駅のすぐ上なので河原町のほうへでるよりは買い物には良いのかもしれないと思ったり。で、次は地下鉄で二条駅のBiviへ。こちらへきた当時はけっこう行っていたのだが、最近三条寺町のほうへでることが多いので、縁遠くなっていたのです。で、「どろろ」。

人を呼ぶための際物かとも思っていたんだけど、けっこう面白かった。妻夫木くんがかっこよい。妻夫木くん萌え。ただ、やはり不満もそれなりにあるわけで。。。

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February 03, 2007

●墨攻

movie-Bokkou.jpg久しぶりに映画を見にいったような気がする。正月は観なかったからなあ。「シルバー假面」とか「パプリカ」とか観たかったんですが、小劇場が多く根性なし。大劇場ではそろそろ観たい物がでてきた。、「どろろ」も考えたんだけど「墨攻」を。川井憲次音楽で選んだのではないですぞ(観始めて思い出した)。そういえば昔マンガで読んでいたなあ。。。たぶん梁城のときあたりだけど。

時は紀元前、小国の梁城は大国趙の10万の軍勢に攻められようとしていた。墨家の革離は一人で立ち向かう・・・つうか一人で立ち向かうわけではないですが、アンディ・ラウかっこよかです。ファン・ビンビンすてきです、かわいそう。最初は、さすがにこんな簡単に信頼されるんかい!つう感じですが確かにそこに時間はかけられんだろう。趙軍と立ち向かうあたりからはなかなかテンポよく、また単純にかっこよいのではなく戦争のむなしさというか悲惨さが良く出ていたと思う。勝者は誰もいないのだということか。

部屋に戻ってきたらTVの「世界ふしぎ発見!」で「中国世界遺産紀行 謎の集団”墨家”」と墨攻を題材にしたテーマで放映していた。おお、音楽も川井憲次だあ、と思ったらセブン・ソードの音楽でしたぞ。

September 18, 2006

●X-MEN:ファイナルディシジョン

movie-XMen-03.jpg京都に戻ってから、「X-MEN:ファイナルディシジョン」を観てきたっす。うーん、おもしろかった。USAに「X-MEN」あれば日本に「JoJo」ありでありまして、超能力ってかっこいいなあと超能力萌え。ただ、単なる善悪ものでなく、それぞれの選択にそれぞれの思いがあり、簡単にどれが悪とは言えないところがなかなかよい。こういうのは感情移入しちゃうんだよねえ。

で、これはテンポも特撮もキャラクタもよいですので、ぜひ観ましょう。マグニートー様萌え確実です。ただ、前作は必須ですから、観て準備万端で行こうね。わたしゃ2は最近DVDで観たけど、1はずいぶん前で覚えていなかったんだよなあ。。。買いなおしてもう一度観ようかなあ。

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July 07, 2006

●Sin City

DVD-SinCity.jpg去年見逃しちゃったのでDVD で購入。いやあおもしろかったので、映画館で見ればよかった。構成的にはタランティーノの「パルプ・フィクション」を思い出した。まあこれもパルプ・フィクションだが。だいたい原作者が思い込みで作ると危なそうだが、フランク・ミラーとロバート・ロドリゲスの組み合わせはなかなか強力だねえ。ブルース・ウイリスやミッキー・ロークも良い感じである。イライジャ・ウッドもなかなかあやしい。モノクロ映像にポイントだけ色づけされた「パートカラー」だけど、スピード感と切れのある演出があってこそのもの。続編も作るみたいなので、そのときは映画館で見ようと思う。

May 20, 2006

●ダ・ヴィンチ コード

Movie-DaVinci.jpg今週はそろそろ仕事も忙しくなりはじめ、夜の飲み会も向いていないんだが2件あり、何も更新できず。しかも金曜日は飲み会の場所から新幹線のホームまで10分で走って飛び乗ったので車中はきそうだし、運低下中。

文庫本で映画までには読もうかと思って上中巻買って読み始めたんだけど、上巻の半分前で脱落。うー、まあいいや、映画で。というわけで映画にも行ったんですが、さすがに満員でしたねえ。で、映画は・・・ごめん、つまらんかった。オドレイ・トトゥもトム・ハンクスもジャン・レノそれなりにいけてるんだけど、それだけだなあ。まあ娯楽作品にご都合主義はしょうがないと思っているけど、あんまりにも納得できない。これだけの秘密をほとんど会ったことない他国の教授に託しますか、ぷぷぷ。

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May 13, 2006

●トム・ヤム・クン!

movie-TOM-YUM-GOONG.jpg雨である。仕事関連の本を購入し、その後映画へ。いやあパチスロをやらないと健全な生活である。いまひとつどーしても観たいものもなく、「トム・ヤム・クン!」と「アンダーワールド」を比較して、「アンダーワールド」観たいかなあとも思ったが、開始時間の関係で「トム・ヤム・クン!」を観た。予告でも観たのだが、どうも際物っぽく、まあはずしてもしゃーないかと思っていたし、周りの観客のマナーも気になり嫌な始まりで、象とのふれあいのシーンはまあ退屈だったんだけど、追いかけるところから一転切れのある画像と技とテンポでおもしろかったです。いやあ「マッハ!」際物じゃないの?と会社の後輩に言ってしまったんだけど、すみません、私が悪うございました。

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April 30, 2006

●V フォー・ヴェンデッタ

movie-V.jpg「マトリックス」三部作のウォシャウスキー兄弟ということで、もっと一般向けなのかと思ったんだけど、クールに仕上がっていてよかった。娯楽性はもちろんあるんだけど、映画を観たーって感じ。いやあいいです。ナタリー・ポートマンもいいなあ。女優してるし。「V」を演じるのはマトリックスでエージェントスミスを演じたヒューゴ・ウィービング(ロード・オブ・ザ・リングもだな)ですが、もう今回は体の演技一本です。最後に顔見せるといった客にこびたシナリオでないのがいい!まあ思想的な部分も良いのだが、きちんと考えられて作られた脚本(というのはある意味当たり前だけど、あんまりにも映画じゃなくてストーリーを説明するための脚本が多すぎる!)がうれしいし、カット割のタイミングなども非常に満足だった。ただ、「V」がけっこうきざな言い回ししてるんだけど、翻訳はどうも軽くなっているのがちと不満。。。だけどあんまり凝ったものでも読めないのでしょうがないかなあ。

「V」とエヴィーの関係などが「オペラ座の怪人」と似ているという説もあるし、だいたい「V」の仮面自体怪人を元に発想しているんだろうなあ。元々はコミックらしいんだけど、原作でももちろんいろいろVをからめているらしい。ピンチョンの「V.」もでているらしく、どこででているのいか見てみたいぞ。

March 31, 2006

●銀河ヒッチハイク・ガイド

book-Galaxy-01.jpgDVD がでたので購入した後で、積んであった原作を読み始める。ダグラス・アダムスの「銀河ヒッチハイク・ガイド」はおばかSFの金字塔といわれているが、まさに金字塔であった。このすばらしさに星4.5。こういうの好きなんだねえ、私。でもただおばかだから、というわけではなく、おバカな題材を精緻に効果的に組み上げている構成が好きだなあ。「宇宙の果てのレストラン」も続けて読む気でいる。

一方、映画のほうは設定や各登場人物?はそれほど悪くもないが、全体のリズム感がとても悪い気がする。なんかねー、せっかくの気の利いた英吉利風風刺がただのどたばた亜米利加風になっていて、とっても嫌だ。でも脚本とかの名前にダグラス・アダムス入ってるんだよなー。まあ、そんなわけで映画のほうは推薦しません。

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March 27, 2006

●セブンソード

DVD-SevenSords.jpg「HERO」「LOVERS」に続く武侠超大作の第3弾ということで DVD を購入していたのですが、だらだらと Blog のカテゴリを移動しながら見ていたら、けっこう長いので困った。2時間半以上あるじゃん。そのわりに話の展開があらすじ的でまた困る。で、音楽はやたらかっこよいで好きだが映像より目立っちゃいかんなーと思いながらみていて、終わってからケースを見たら川井憲次だった。うーん、川井憲次判定システムが耳にあるわけじゃないんだけど。。。

良くないのはあきらかに7人の個性というか性格を観客に刷り込む時間がないのと、その割に悪役のほうが目立っていて、どうも七剣の伝説や感情移入できんぞー。また恋愛関係や内通者や各人の過去などネタを盛り込みすぎでストーリーの説明にすぎているようである。で、後から調べたらTVシリーズもあるらしく、そちらが先なのだろうか?もしそうなら、基本は知っていて当たり前ということでわかる気もする。

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March 18, 2006

●SPIRIT

Movie-Spirits.jpg李連杰(ジェット・リー)と中村獅童の SPIRIT(霍元甲) を観てきました。うーん、初日から入りが悪いので、きっと2週間だな。外面を鍛えることではなく、敵は自分であるということは武術に限らず、身を律して生きるということを考えると、いずれの世界でも通じるんだと思う。アクションはやはりすばらしい、が高所恐怖症のぼくには辛いシーンもある。あんなところで戦わないでくれー。また、ぼくも年とったんで、その後のこの種のべたでも泣けますよ。

霍元甲毒殺説は武侠小説「近代侠義英雄傳」や「大力士霍元甲傳」で、霍元甲の死を日本人による暗殺・毒殺としたことから、そう実際に思っている人も多いらしいが、長年患ってきた喀血病の悪化による病死だということだそうである。また、1時間45分ほどであるが、元々は2時間30分ほどだということで、相当カットされているようである。もりだくさんあまりにストーリーを追うことで一杯なので、もう少しゆったりしたやつも見たいなあ。もっともノヴェライズでは頭と終わりに現代中国での話が入るらしいが、それはいらないんだけど。

October 15, 2005

●Pink Panther

DVD-PinkPantherしかし「春の雪」の主題歌が英語題名である必要はないだろうに。。。

さて、10月となって気候的には良いのですが、持ち株会社化に伴う組織変更などで忙しくて仕方ない。ちょっとゆっくりまじめに考えて仕事できる環境が欲しいね。さて夏にピンクパンサーのDVDのボックスセットを清水の舞台から落下したつもりで購入していたんですが、やっと少し見始めました。ピーター・セラーズが面白いのはもちろんだけど、最初はデヴィッド・ニーブンの怪盗ファントムが主役っぽいんですよね。王妃役のクラウディア・カルディナーレもいいなあ。。。と思ってアマゾンをみたら、なんと半額セールをやってるじゃないですか。。。しょぼん。。。

September 11, 2005

●チャーリーとチョコレート工場

Movie-chocolate.jpgティム・バートンなので、ちょっと期待して初日から行ったんだけど、結構多かった。今までの経験からとしまえんでは初日でも空いているのかと思っていたのだ。「チャーリーとチョコレート工場」おもしろすぎる。ロアルド・ダールはイギリス人なのね、やはりイギリスってなんかひねくれてるよなあ。久々にもう一回見に行こうかとも思っている。ウンパ・ルンパ最高!

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September 04, 2005

●オペラ座の怪人

DVD-Phantom-01.jpg日本版のDVDがでたので購入してみた。つうかUS版も持っているんですが。理由はサラ・ブライトマンの歌っているプロモがほしかったから。入っていたんで満足したんだけど(予想よりも多く入っていた)、冷静に考えるとその17分間のために9千円近いのはちょっとよくない。サラ・ブライトマンは歌は良いのだが顔を見ているとベッキーと同イメージになってしまって困る。バラエティになっちゃうよ。

まあ翻訳でも見て笑うか。映画上映の時から変わっているんだろうか?

July 16, 2005

●姑獲鳥の夏

Movie-Ubume.jpg3連休で仕事したくない。といいながら後半するかもしれないので、とりあえず今日はぬるむ。というわけで「姑獲鳥の夏」を観てきた。初日なのにとしまえんのユナイテッドシネマは人が少ない。観るには良いのだがつぶれて欲しくはない。さて、実相寺昭雄監督で、元々映画化なんだけできるのか?という筋だったので、どうするんだろうと思っていたんだけど、結構正面から作っていたので、へーという感じ。ちょっと演出が鼻につくところもあるけど、憑き物おとしからは良かった。つうか原田知世様の映画ですな、これは。彼女はすばらしい。いつの間にこんな女優になってたんだ。

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April 16, 2005

●Constantine

Movie-Constantine.jpg

今年の連休は2日取れると長大なことになるが、まあ片方は取りたいかなと。あんまり仕事考えずにゆっくりしたいと思う。まあ映画でもいくかなーというところで、「Constantine」「阿修羅城の瞳」「Shall We Dance?」「真夜中の弥次さん喜多さん」あたりが候補なんだけど、Constantine は今日観てきてしまった。キアヌ・リーブスファンというわけでもないのだが。一方的な善と悪っぽくないところが良かった。神様悪だくみしすぎ。

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March 02, 2005

●オペラ座の怪人

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先週末に久々に映画を観ました。妹が感動ウルウルになっていたみたいなので、「オペラ座の怪人」を。確かにゴージャスでおもしろかったす。ウェッバーも「エヴィータ」とか好きなんですが、これもよいですなあ。でも怪人かっこよすぎるぞ。

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January 10, 2005

●花様年華

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ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」のDVDもやっと見終わりました。前に映画館で「2046」見たんだけど、全然広告と違って・・・と書きました。で、物語の位置付け的には「花様年華」の続編ということで見たかったんだけど、品切れ中。年末に廉価で再販されました。なんかそれならば「2046」公開前に再販してほしいなあ。

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October 25, 2004

●2046

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だいたい広告がいけないと思うんですよ。「その不思議な未来ではミステリートレインが動き出しアンドロイドが恋に落ちる。」 コピーかっこよすぎるけど、映画はこのSFシーンもあるんですが、基本は1960年代香港のトニー・レオン版「存在の耐えられない軽さ」つうかんじです。

私はトニー・レオン渋い!だったので、良いのですが、SF大作を期待した人、キムタクファンはへなへな感が強かったのでは。もうどろどろの愛と喪失とノスタルヂアの物語ですので。

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September 20, 2004

●スウィングガールズ&ラヴァーズ

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昨日は「ラヴァーズ(十面埋伏)」、今日は「スウィングガールズ」を観た。映画三昧。最初は「ラヴァーズ」のほうが・・・と思っていたのだが、「スウィングガールズ」結構面白い。特に音楽にやろうとしたことのある人には心に響くものでした。なんかこんな頃もあったよなあとなかなかほろりろくるっす。

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August 28, 2004

●VAN HELSING

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ジーン・ウルフの「ケルベロスの第5の首」は一応読了したのだが、いろいろ考えることが必要なのでもう少し読み直してから。さて天気が悪いですが、賃貸の契約更新のついでに「ヴァン・ヘルシング」の先行上映を見てきました。これはゴシックファンタジーファンには超お薦め。

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June 17, 2004

●Othello & Tosca

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週末に仕事をしながらDVDを見る・・・いや先々週も見たんですけど、レンタルの「リーグ・オブ・レジェンド」だったりで、まあ書くほどのこともないかな、と。今週は紀伊國屋書店がだしているオペラの映画化 DVD 2作「オテロ」と「トスカ」です。どちらもすんごく良い!ちょっと高いけど。

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May 28, 2004

●WAR REQUIEM

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デレク・ジャーマンの「WAR REQUIEM」をDVDで購入してあったのですが、この前の週末に自宅で仕事をしながらみた。が、仕事しながら見るものではなかった。重かった。ずしりときました。

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April 19, 2004

●Kill Bill Vol.1

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半年ほど前に、会社の後輩と「呪怨」について意見が食い違い、「こんなに恐い映画は無いです。すばらしいです」というから、部屋を暗くして見たのだが、恐い・・・というか生理的に嫌なシーンはあったが、恐いというよりも笑ってしまうところばかり。つうかだんだんくだらなくてむかついてきたのであった。

そんな後輩がべた褒めしていたので危険を感じていたが、タランティーノはパルプフィクションとか見ているので、まああんな感じかなーと思っていたら、あんな感じでした。いや、これはよろしいのではないでしょうか?

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November 26, 2003

●CICAGO

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購入してあったCICAGOのDVDを見る。キャサリン=ゼタ=ジョーンズ姉さまがステキである。ストーリーは当然たいしたことはないが、やはり歌と踊りがゴージャスでよろしい。

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October 13, 2003

●二つの塔

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DVDでロードオブザリングの「二つの塔」を見ました。うーん、やはり映画館でみておくべきだったなあ。TVも大きいのがほしくなってきた。

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September 11, 2003

●007 カジノロワイヤル

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やっとDVDで発売になりました。バート・バカラックの音楽が最高!

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