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August 18, 2007

●ドニー・ダーコ

DVD-DonnieDarko.jpgお盆は東京に帰って少々家の整理をしているが暑すぎる。で、ぐったりとするだけでもう休みも終わりそうなんだけど、散髪して携帯をW54Tに替えたくらいかな。もう少しまとまった時間が必要である。

さてリンチの映画で観たのだが、ウサギ人間といえばやはりこれかな、ということでDVDで「ドニー・ダーコ」を観た。17歳のドニーの家に飛行機のエンジンが落下し、銀色のウサギが「あと28日6時間42分12秒で世界が終末を迎える」と予言する。ドニーの周りではなんだか不穏な雰囲気が・・・2001年のサンダンス映画祭を沸かせ、世界中で熱狂的なファンを生み出した衝撃的リバースムービーということだが。

ドニー・ダーコ役のジェイク・ギレンホールがよいね。ちょっとみると危ない高校生なんですが。世の中の矛盾とのずれかたがおもしろい。結局最後は世の中というよりは彼女のためだけのような気もするけど、まあだからこそよいのかもしれない。なんか全然違うけど「誰か助けてください」よりは純な気がする、そんなところにひかれるわけだ。ドリュー・バリモアもいいけどちと出番が削られて訳がわかんなくなっちゃったね。でもそのほうが謎っぽくて解釈の多様性が楽しい。

リバースムービー的なおもしろさは各部分の解釈やつながりだけど、うまくちりばめられていた感じ。だけど、リンチの「インランド・エンパイア」のぐちゃぐちゃ具合に比べればもうすっきりすっきりですよ。なんで、ジェイク・ギレンホールの青春映画的な観方にひかれる。

 

ちょっと触れます。

で、解釈の問題なんだけど、DVDではカットされたシーンとかの監督のコメントがあったりで、これだと確かにモロダシだなあという感じである。また、各シーンでの出演者のコメントもあって、なんか単純な神様的解釈はキリスト教的能天気さだなあと思う。すべて「神」というのはわかり安すぎる。反面的な意味でテッド・チャンの「地獄とは神の不在なり」を思い出した。

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