●チャーリーとチョコレート工場
ティム・バートンなので、ちょっと期待して初日から行ったんだけど、結構多かった。今までの経験からとしまえんでは初日でも空いているのかと思っていたのだ。「チャーリーとチョコレート工場」おもしろすぎる。ロアルド・ダールはイギリス人なのね、やはりイギリスってなんかひねくれてるよなあ。久々にもう一回見に行こうかとも思っている。ウンパ・ルンパ最高!
なんというか話の飛び跳ね方がすごいし、その映像的な見せ方も好きだなあ。で、結構脚色しているのかと思ったら、これがほとんど原作どおりというから原作のほうがぶっ飛んでいるわけである。ジョニー・ディップのウォンカ氏もおもしろいがチャーリー以外の4人の子役がこれまたものすごい。まったく子どものいやらしさを見事に出している・・・というのは原作がそうだからなんだけど演技も過剰気味のほうがおもしろいね。ウンパ・ルンパ最高です。ミュージカル群舞好きとしては、うひょーって感じで、踊ってうたいまくるウンパ・ルンパさんたちがおもしろすぎる。またどこかの映画の中でお会いしたいものである。またじじばば4人組もなかなかすばらしい。
とあまりにツボにはまったので、原作の「チョコレート工場の秘密」を買って読んだんだけど、もう原作そのままであることがわかって逆にちょっと感動した。昔ジーン・ワイルダーで「夢のチョコレート工場」というタイトルでミュージカルとして映画化されているようだ。「ウンパルンパ」のメロディ(ウンパルンパ、ドゥンパディドゥ♪)が良いらしくとても気になるのでAmazonで注文してみた。今回の映画ではダニーエルフマンが音楽で、「バットマン」の音楽とかだったよなーとか思い出したり。やはり話も映像も音楽もどこかイカレタ感じなのが良いね。