●姑獲鳥の夏
3連休で仕事したくない。といいながら後半するかもしれないので、とりあえず今日はぬるむ。というわけで「姑獲鳥の夏」を観てきた。初日なのにとしまえんのユナイテッドシネマは人が少ない。観るには良いのだがつぶれて欲しくはない。さて、実相寺昭雄監督で、元々映画化なんだけできるのか?という筋だったので、どうするんだろうと思っていたんだけど、結構正面から作っていたので、へーという感じ。ちょっと演出が鼻につくところもあるけど、憑き物おとしからは良かった。つうか原田知世様の映画ですな、これは。彼女はすばらしい。いつの間にこんな女優になってたんだ。
「姑獲鳥の夏」なんか映画になるのかよ、というおもいもあったんだけど、まずまず良かった。久遠寺涼子と久遠寺の病院の雰囲気が中心だったのが良かったかな。最初はちょっと退屈だったけど、憑き物おとしからの原田知世様は良いです。でも全体はさすがに小説読んでないと辛い気もする。
個人的な感想では
堤真一 ○ まあまずまずですかね。
永瀬正敏 ○ これも同様
阿部寛 ○ つうか他の役者では思いつかないが、「トリック」の教授イメージありすぎ。
宮迫博之 ▲ まだこなれていないかなあ。
原田知世 ◎ もう彼女の映画です。すばらしい。
田中麗奈 ▲ 演技がどうのというより、私のイメージする役とは違うので
清水美砂 ○ あんまり出番ないし。
篠原涼子 ○ 短いけど良い感じだった。
すまけい ○ これははまり役。
いしだあゆみ ◎ もうこれもすんばらしいです。
原田知世といしだあゆみが良いです。まだ京極堂4人組の雰囲気が感じられないところでちょっと減点してみました。でも最初からはむずかしいでしょうね。でも設定上は何年も友人?のはずなので。