●VAN HELSING
ジーン・ウルフの「ケルベロスの第5の首」は一応読了したのだが、いろいろ考えることが必要なのでもう少し読み直してから。さて天気が悪いですが、賃貸の契約更新のついでに「ヴァン・ヘルシング」の先行上映を見てきました。これはゴシックファンタジーファンには超お薦め。
9世紀、モンスター・ハンターのヴァン・ヘルシングがトランシルバニアへ。トランシルバニアといえばもちろん吸血鬼ドラキュラ伯爵。過去の因縁も含めての戦いが。。。
というわけですが、まず城や設定がいい!もうエンディング見ても監督自体がゴシックパルプミステリ大好き度ありありです。監督は「ハムナプトラ」シリーズのの寛徳何ですね。そのときも思ったんですが、エンターテイメントですが演出というか切れ味が良いです。べたな部分もありますけど、大体やりすぎてなくていい。その替わり格闘シーンはやりすぎで、気持ちよい。ゴシックといえばやはり城です。永遠の迷宮のような城はたまらんですなあ。またハンガリーでの仮面舞踏会シーンもよい。
主人公はほとんどヴァンパイアハンターDみたいですが、私には伯爵様がよかったです。真祖様すてきですー。主人公は最初の007のパロディーの秘密兵器でどうなることやらと思いましたが、あんまり道具に頼ることなく、暴れてくれたのでGoodです。過去の因縁も適度に隠してくれたのも良かったし、終わりは、やはり2があるということですかな。
ついでに年間会員にもなってきたので、次は「Lovers十面埋伏」だな。