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October 13, 2003

●二つの塔

DVD-Road.jpg

DVDでロードオブザリングの「二つの塔」を見ました。うーん、やはり映画館でみておくべきだったなあ。TVも大きいのがほしくなってきた。

この映画化の気に入っているところは、作成に携わっている人がみんなとても指輪物語が好きで、その世界をゆがめることなく実現しようとしているところですね。「王の帰還」はぜひ映画館で見たいと思います。

「指輪物語」はファンタジーの世界に多大な影響を与えています。フォロワーではレイモンド・E・フィーストのリフトウォー・サーガ3部作が結構好きでした「魔術師の帝国」「シルバーソーン」「セサノンの暗黒」でハヤカワFT文庫からでています。ただ、その続編の「王国を継ぐもの」「国王の海賊」は冒険物語になっちまったので、いまひとつです。その後の3部作サーペント・サーガも英語では出ていますが翻訳はされていませんね。これもペーパーバックで持っていますが、さすがにワンパターンです。

しかも、善悪観についてはちと単調。指輪物語も善悪の対決は明確なのですが、そのハザマにたつようなエルフの存在や、指輪を経験してしまった後のフロドのように単純には割り切れないものがあります。

コンピュータのRPGへの影響も多大で、世界観や種族、ミスリル銀なんぞは超有名アイテムになってしまいました。バルログも中ボスクラスでスター級です。もし著作権があったら大変ですね。(バスタードの土下座衛門を思い出させます)

指輪物語に基づく音楽もたくさんありますが、持っていておもしろいものでは吹奏楽のヨハン・デ・メイ作曲の「指輪物語」が有名かしら。めずらしいところでは北欧プログレシブ・ロック系の Par Lindh による「Bilbo」もちょっと面白いアルバムです。あ、これは「ホビットの冒険」を元にしたものかな。

このDVDはとりあえずお薦めですよね。さあみんな「指輪物語」ちゃんと読みましょうね。

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