●どろろ
今日は晴れていたら北大路Vivreから大徳寺、今宮神社のほうへと考えていたが、昼からも雨。なので、北大路Vivreのみ回ってきた。地下鉄駅のすぐ上なので河原町のほうへでるよりは買い物には良いのかもしれないと思ったり。で、次は地下鉄で二条駅のBiviへ。こちらへきた当時はけっこう行っていたのだが、最近三条寺町のほうへでることが多いので、縁遠くなっていたのです。で、「どろろ」。
人を呼ぶための際物かとも思っていたんだけど、けっこう面白かった。妻夫木くんがかっこよい。妻夫木くん萌え。ただ、やはり不満もそれなりにあるわけで。。。
出だしからなかなかかっこよい。が、途中で回想シーンとか説明とかやはりもうすこし見せ方に芸が欲しいところだった。また、妻夫木くんがかっこよいのだが、途中からニュージーランド撮影のせいもあってか西部劇みたいだよ。また醍醐景光を演じる中井貴一が、出だしの回想シーンでどうも重々しさがないのがつらい。土屋アンナも演技や容姿はバッチしだが、声での演技がいまひとつ。そうはいっても前半はけっこうテンポよくアクションもあっておもしろかった。体を取り戻していくのもなかなかだし、戦の矛盾もうまくあらわしていたと思う。
ただ、後半の人間ドラマになってから、やはり話が甘い。また前半が妖怪とのスピーディな戦闘が多かっただけに、最後の戦いはどうもものたりない。途中までの無常さが良かっただけに、最後ももっと突き放したストーリーでも良かった気がする。もともと全然子供向けではないわけだしね。
でもまあそれなりに想像していたよりはおもしろかった。